梅々
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カテゴリー「土沖 小ネタ」の記事一覧
恋い。
- 2014/07/30 (Wed) |
- 土沖 小ネタ |
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マインスイーパー楽しいです。どうしよう。
頬を撫でる指がやたらねちっこく感じた。
愛情が離れちまったのかな、障子の向こうに見える月を眺めながらそんな風に思う。
そもそも俺は、この人のことを好きだったのか。
「なに考えてる?」
「アンタにとって都合の悪いこと」
恋は盲目なんて言うけれどそれは一過性で、盲目的だったそれは欺瞞に満ちて、今は正反対だ。
俺が好きだった土方さんは、ただの幻想で。
「俺はただ、穴の一つなんでしょ」
アンタから告白してきたのにアンタは女のところへも普通に通う。
そんな人に綺麗な幼いままの恋情をいつまでも抱いていられるはずがない。
何でそれに気づかないの。
キスをしようしてくるのをふいと逃げれば、がしゃんと恋心が砕けた気がした。
頬を撫でる指がやたらねちっこく感じた。
愛情が離れちまったのかな、障子の向こうに見える月を眺めながらそんな風に思う。
そもそも俺は、この人のことを好きだったのか。
「なに考えてる?」
「アンタにとって都合の悪いこと」
恋は盲目なんて言うけれどそれは一過性で、盲目的だったそれは欺瞞に満ちて、今は正反対だ。
俺が好きだった土方さんは、ただの幻想で。
「俺はただ、穴の一つなんでしょ」
アンタから告白してきたのにアンタは女のところへも普通に通う。
そんな人に綺麗な幼いままの恋情をいつまでも抱いていられるはずがない。
何でそれに気づかないの。
キスをしようしてくるのをふいと逃げれば、がしゃんと恋心が砕けた気がした。
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ポニーテール
- 2014/07/24 (Thu) |
- 土沖 小ネタ |
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武州土沖がとても好きです。色事のときに後ろ髪を掴む沖田がとてもかわいい。
苦しいほどに大きなものが体の奥へ入ってきて、咄嗟に伸ばした手が土方の後ろ髪を掴んだつもりだった。
でも実際に掴んだのは結い紐だったみたいで、より深く入るそれにびくりと跳ねた拍子に、はらり、烏色の髪が解けた。
はらはら降ってくる髪に苦しさも忘れて見惚れていたら、土方の顔が不機嫌なものに変わった。
「ひじかた……?」
俺悪いことしたかな。
気にくわないけどちょっと不安になって顔を見る。
その途端中にあったのがどくりと脈打ったのがわかった。なんで。
「あっ……なんで、おっきく、ぅあ!」
いきなり腰を動かされて、でもどこに手をやったらいいかわからなくってとにかく声を殺そうと自分の口を塞ぐ。
入ったときより苦しさは減って、代わりに気持ち良くなるところをぐっと擦られて普段は出ないような声が出てしまう。それが嫌いで嫌いで、ぐっと唇を噛んで手で覆う。それでも声が漏れるから、いっそ気持ち良くしてくれなくていいのにとも思う。
「んっ、んん~!」
「……声出せよ」
なんでそんなことを言うのか。
その上一端腰を振るのを止めてまで俺の手を口元から引き剥がしてくる。
「やっだ! なにすんだよっ!」
「いいから。肩つかんどけよ」
肩をつかむよう促されて、そのまま律動が始まるものだからぎゅっと縋った。
苦しいほどに大きなものが体の奥へ入ってきて、咄嗟に伸ばした手が土方の後ろ髪を掴んだつもりだった。
でも実際に掴んだのは結い紐だったみたいで、より深く入るそれにびくりと跳ねた拍子に、はらり、烏色の髪が解けた。
はらはら降ってくる髪に苦しさも忘れて見惚れていたら、土方の顔が不機嫌なものに変わった。
「ひじかた……?」
俺悪いことしたかな。
気にくわないけどちょっと不安になって顔を見る。
その途端中にあったのがどくりと脈打ったのがわかった。なんで。
「あっ……なんで、おっきく、ぅあ!」
いきなり腰を動かされて、でもどこに手をやったらいいかわからなくってとにかく声を殺そうと自分の口を塞ぐ。
入ったときより苦しさは減って、代わりに気持ち良くなるところをぐっと擦られて普段は出ないような声が出てしまう。それが嫌いで嫌いで、ぐっと唇を噛んで手で覆う。それでも声が漏れるから、いっそ気持ち良くしてくれなくていいのにとも思う。
「んっ、んん~!」
「……声出せよ」
なんでそんなことを言うのか。
その上一端腰を振るのを止めてまで俺の手を口元から引き剥がしてくる。
「やっだ! なにすんだよっ!」
「いいから。肩つかんどけよ」
肩をつかむよう促されて、そのまま律動が始まるものだからぎゅっと縋った。
あつあつ
- 2014/07/17 (Thu) |
- 土沖 小ネタ |
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拍手ありがとうございます!
夏休み前に萩原朔太郎の詩集借ります。楽しみ!見るからに鬱々としてる感じがよかった。
今日試験一個終わりました。疲れた。
日の当たらない路地裏で、ただでさえ夏の暑さにばてそうな中で、より熱の上がることをしている。
「んっ……はぁ、ん」
俺の腰を抱いて無心に口内を貪る、土方さんは汗のにおいがする。
項を撫でれば掌が濡れる。
気持ち良く感じながらもこの人は馬鹿なんじゃないかとも思う。もう見回りも帰路につくだけで、エアコンの効いた涼しい部屋に帰れば涼しくいちゃいちゃできるのに。
「んー……あっつ。土方さん、もうやだ」
一度唇が離れた隙に顔を押しやって拒絶する。その掌にも口づけられて暑苦しいことこの上ない。
「屯所戻ったら缶詰なんだよ、俺」
「あぁ、息抜きの見回りですもんね」
「だから今のうちに」
そういって土方さんに負けじと汗をかいた俺の首筋に顔を埋めてくる。
腰を撫でさする手にじれったさを感じてる俺は、仕方ないなぁと折れたふりをした。
夏休み前に萩原朔太郎の詩集借ります。楽しみ!見るからに鬱々としてる感じがよかった。
今日試験一個終わりました。疲れた。
日の当たらない路地裏で、ただでさえ夏の暑さにばてそうな中で、より熱の上がることをしている。
「んっ……はぁ、ん」
俺の腰を抱いて無心に口内を貪る、土方さんは汗のにおいがする。
項を撫でれば掌が濡れる。
気持ち良く感じながらもこの人は馬鹿なんじゃないかとも思う。もう見回りも帰路につくだけで、エアコンの効いた涼しい部屋に帰れば涼しくいちゃいちゃできるのに。
「んー……あっつ。土方さん、もうやだ」
一度唇が離れた隙に顔を押しやって拒絶する。その掌にも口づけられて暑苦しいことこの上ない。
「屯所戻ったら缶詰なんだよ、俺」
「あぁ、息抜きの見回りですもんね」
「だから今のうちに」
そういって土方さんに負けじと汗をかいた俺の首筋に顔を埋めてくる。
腰を撫でさする手にじれったさを感じてる俺は、仕方ないなぁと折れたふりをした。
心と体
- 2014/06/29 (Sun) |
- 土沖 小ネタ |
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拍手ありがとうございますー(´▽`)
ここ数年、星野リリィさんの花嫁くんシリーズパロ土沖を妄想しています。
長男が結婚し男の子が産まれると、次男以下は同棲と結婚しなければならないというしきたりのある土方家。そこの末っ子である土方は幼なじみの沖田が許嫁で、しきたり通り二人は結婚しマンションの一室で暮らしはじめる。しかし、初夜、土方が沖田相手に勃たず、そこから波乱の新婚生活が……!?みたいな。
沖田は「俺相手に勃たないのに我慢させるのはあれだから、種さえ残さなきゃ女としてきていいですよ」って言う。その上同じマンションに元彼銀さんが住んでることが判明。土方が浮気をしているので俺もしていいだろうと銀さんと関係を持つことが土方にばれて……。
こんな話が読みたいんです。
どんなに沖田を抱きたくて、欲情しても勃たない土方にそこはかとなく萌えます。
いつか形にできたらいいね…。
それとは別に土沖前提銀沖小ネタ。
この腕に抱いて、唇を重ねている間は普段とは打って変わって総悟はおとなしく、また、いっそう愛らしくなる。健気にキスに答えて、怖ず怖ずとおれの背に腕を回す。
「んーーっ」
もう苦しいと背をたたかれ、唇を離すと総悟は大きく息を吸った。何度しても変わらぬ初さが愛しいし、このまま全て暴いてやりたくなるけれども。
「あ、土方さん……時間なんで、行ってきやす」
困ったように上目に俺を見ながら腕の中からすり抜けていく。
「そうか。じゃあ俺も行く」
何故かわからないがどんなに欲情しても総悟を相手にすると勃たない。
どうでもいい女どもには勃つというのに。
だから、つき合ってはいるけれど一度も繋がったことはなく、互いに公認で浮気をしている。
俺が抱きたいのは総悟だけだというのに、総悟は、俺以外の男に抱かれに夜の街にでる。
それもいけ好かない万事屋に逢いに。
「それじゃあ土方さん、また明日」
笑ってそう言い、万事屋へと続く道へ進む後ろ姿に自分勝手なことに僅かに殺意がわいた。
ここ数年、星野リリィさんの花嫁くんシリーズパロ土沖を妄想しています。
長男が結婚し男の子が産まれると、次男以下は同棲と結婚しなければならないというしきたりのある土方家。そこの末っ子である土方は幼なじみの沖田が許嫁で、しきたり通り二人は結婚しマンションの一室で暮らしはじめる。しかし、初夜、土方が沖田相手に勃たず、そこから波乱の新婚生活が……!?みたいな。
沖田は「俺相手に勃たないのに我慢させるのはあれだから、種さえ残さなきゃ女としてきていいですよ」って言う。その上同じマンションに元彼銀さんが住んでることが判明。土方が浮気をしているので俺もしていいだろうと銀さんと関係を持つことが土方にばれて……。
こんな話が読みたいんです。
どんなに沖田を抱きたくて、欲情しても勃たない土方にそこはかとなく萌えます。
いつか形にできたらいいね…。
それとは別に土沖前提銀沖小ネタ。
この腕に抱いて、唇を重ねている間は普段とは打って変わって総悟はおとなしく、また、いっそう愛らしくなる。健気にキスに答えて、怖ず怖ずとおれの背に腕を回す。
「んーーっ」
もう苦しいと背をたたかれ、唇を離すと総悟は大きく息を吸った。何度しても変わらぬ初さが愛しいし、このまま全て暴いてやりたくなるけれども。
「あ、土方さん……時間なんで、行ってきやす」
困ったように上目に俺を見ながら腕の中からすり抜けていく。
「そうか。じゃあ俺も行く」
何故かわからないがどんなに欲情しても総悟を相手にすると勃たない。
どうでもいい女どもには勃つというのに。
だから、つき合ってはいるけれど一度も繋がったことはなく、互いに公認で浮気をしている。
俺が抱きたいのは総悟だけだというのに、総悟は、俺以外の男に抱かれに夜の街にでる。
それもいけ好かない万事屋に逢いに。
「それじゃあ土方さん、また明日」
笑ってそう言い、万事屋へと続く道へ進む後ろ姿に自分勝手なことに僅かに殺意がわいた。