梅々
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カテゴリー「土沖 小ネタ」の記事一覧
武州ください
- 2014/10/30 (Thu) |
- 土沖 小ネタ |
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拍手ありがとうございます!
ちんさんこめんとありがとうございます!
明日はバイトで朝番なので早起きです。がんばります。朝起きれないので朝早いバイトを入れました。早起きは三文の得。
稽古の終わった後、幼い兄弟子が珍しく俺の部屋を訪れた。住んでる長屋に来ることはあっても、近藤さんが俺にあてがってくれたこの部屋へ寄りつくことはほぼなかったのでいぶかしんでいれば、兄弟子はきょろきょろとそのまん丸い目で辺りの様子を窺ってから部屋へ入ってきた。部屋の障子もきちんと閉める。
そして、胡座をかくおれの前にちょこんと正座した。
「沖田先輩?」
「ねぇひじかた、知ってる?」
舌っ足らずな声にぞくりとした。上目で見つめて、沖田は、子どもには似つかわしくない笑みを浮かべる。
「今は神無月って言うんだって。皆お伊勢様に行っちゃってるんだって。だから、神様は見てないから、」
いっぱい遊んで。
稚さと情欲の入り交じった声が、ささやく。
悪魔の囁きのような蠱惑的なそれに、固まった俺の膝に手をつき、沖田は俺の顔を覗き込む。
「ね、土方。遊んで」
末恐ろしい餓鬼だ、苦し紛れに吐き捨てて、艶めいた唇に噛みついた。
ちんさんこめんとありがとうございます!
明日はバイトで朝番なので早起きです。がんばります。朝起きれないので朝早いバイトを入れました。早起きは三文の得。
稽古の終わった後、幼い兄弟子が珍しく俺の部屋を訪れた。住んでる長屋に来ることはあっても、近藤さんが俺にあてがってくれたこの部屋へ寄りつくことはほぼなかったのでいぶかしんでいれば、兄弟子はきょろきょろとそのまん丸い目で辺りの様子を窺ってから部屋へ入ってきた。部屋の障子もきちんと閉める。
そして、胡座をかくおれの前にちょこんと正座した。
「沖田先輩?」
「ねぇひじかた、知ってる?」
舌っ足らずな声にぞくりとした。上目で見つめて、沖田は、子どもには似つかわしくない笑みを浮かべる。
「今は神無月って言うんだって。皆お伊勢様に行っちゃってるんだって。だから、神様は見てないから、」
いっぱい遊んで。
稚さと情欲の入り交じった声が、ささやく。
悪魔の囁きのような蠱惑的なそれに、固まった俺の膝に手をつき、沖田は俺の顔を覗き込む。
「ね、土方。遊んで」
末恐ろしい餓鬼だ、苦し紛れに吐き捨てて、艶めいた唇に噛みついた。
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ぎりのおとうと
- 2014/10/28 (Tue) |
- 土沖 小ネタ |
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初バイト行ってきました!研修のビデオ見てほぼ終わりましたが、ちゃんと覚えられるか不安。がんばります。
それでは、義兄弟の続き小ネタ。短いです。
目が覚めた途端からあまりにも体がだるくて、昨日のあれは夢ではないのだと、現実を突きつけられた。
夢のようでそうではない昨夜、色んな体液にまみれた体は綺麗に拭かれ、パジャマを着ている。おれがやったんじゃない、……土方さんがやってくれたんだ。
窓から射し込む光が余りにも眩しくて、時間が気になって携帯に手を伸ばす、つきんと尻が痛んで危うく悲鳴を上げるところだった。表面はどんなに繕われていてもなかったことにはならない。体の痛さやだるさがあり、そして普段以上に頭が働かず火照っているのでたぶん熱もある。
今日は月曜だけど、遅刻すら厳しいなとやっとのことで携帯を掴んだ。
画面をつけると、ラインの通知がついていた。
それがクラスメイトの山崎が俺の体調をいたわるもので、ちゃんと読むと、同じくクラスメイトの志村からも同じようなものが入っていた。なんで知ってるんだ?と思ったままに問えば、ちょうど休み時間なのかすぐに入った返事によると、わざわざ体調不良で休むと連絡が入っていたらしい。
これも、土方さんがやってくれたようだ。
昨日。
ひさびさに土方さんと会話したと思ったら何故か押し倒されてそのまま、襲われた。最初は呆然としたけど何がなんだかわからなくてとにかくいやで暴れると頬を張られた。そんなことされたことなかったショックでまた呆然と脱力した俺の体を、拓いて、中に侵入してきた。
犯された。土方さんに、義理の兄に。
どうしてあんなことになったんだ。
嫌われてるのは知ってた、だから家族だと思ってると言われただけで十分だった、うれしかった。
けれどあれは嘘なのだろう。
『嫌なら出てけ。金は出す』
布団越しに聞いた声は無機質だった。嫌いとか憎いとか、そういった感情すら滲んでいなかった。
あのときは、その言葉は嘘なのだと思った。土方さんは俺を出て行かせたくてこんなことをしたんだと、嫌いだからしたんだと、思ってはいたのに。だからいやだと言ったら、また。
意識を失ったのはいつだろう。空も白むころだった。
追い出したいのだろう、なのに、土方さんは俺の体を綺麗にして、その上学校に連絡を入れてくれた。責任を感じてるのだろうか。自分がしたことの始末をしただけなのだろうか。何を考えてるのかわからない。
「……土方さん」
試しに出してみた声はがらがらだった。
昨日は意固地になったけれど、俺は、出て行った方がいいのかもしれないと少し、思った。
それでは、義兄弟の続き小ネタ。短いです。
目が覚めた途端からあまりにも体がだるくて、昨日のあれは夢ではないのだと、現実を突きつけられた。
夢のようでそうではない昨夜、色んな体液にまみれた体は綺麗に拭かれ、パジャマを着ている。おれがやったんじゃない、……土方さんがやってくれたんだ。
窓から射し込む光が余りにも眩しくて、時間が気になって携帯に手を伸ばす、つきんと尻が痛んで危うく悲鳴を上げるところだった。表面はどんなに繕われていてもなかったことにはならない。体の痛さやだるさがあり、そして普段以上に頭が働かず火照っているのでたぶん熱もある。
今日は月曜だけど、遅刻すら厳しいなとやっとのことで携帯を掴んだ。
画面をつけると、ラインの通知がついていた。
それがクラスメイトの山崎が俺の体調をいたわるもので、ちゃんと読むと、同じくクラスメイトの志村からも同じようなものが入っていた。なんで知ってるんだ?と思ったままに問えば、ちょうど休み時間なのかすぐに入った返事によると、わざわざ体調不良で休むと連絡が入っていたらしい。
これも、土方さんがやってくれたようだ。
昨日。
ひさびさに土方さんと会話したと思ったら何故か押し倒されてそのまま、襲われた。最初は呆然としたけど何がなんだかわからなくてとにかくいやで暴れると頬を張られた。そんなことされたことなかったショックでまた呆然と脱力した俺の体を、拓いて、中に侵入してきた。
犯された。土方さんに、義理の兄に。
どうしてあんなことになったんだ。
嫌われてるのは知ってた、だから家族だと思ってると言われただけで十分だった、うれしかった。
けれどあれは嘘なのだろう。
『嫌なら出てけ。金は出す』
布団越しに聞いた声は無機質だった。嫌いとか憎いとか、そういった感情すら滲んでいなかった。
あのときは、その言葉は嘘なのだと思った。土方さんは俺を出て行かせたくてこんなことをしたんだと、嫌いだからしたんだと、思ってはいたのに。だからいやだと言ったら、また。
意識を失ったのはいつだろう。空も白むころだった。
追い出したいのだろう、なのに、土方さんは俺の体を綺麗にして、その上学校に連絡を入れてくれた。責任を感じてるのだろうか。自分がしたことの始末をしただけなのだろうか。何を考えてるのかわからない。
「……土方さん」
試しに出してみた声はがらがらだった。
昨日は意固地になったけれど、俺は、出て行った方がいいのかもしれないと少し、思った。
空気嫁二日目。
- 2014/10/25 (Sat) |
- 土沖 小ネタ |
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拍手ありがとうございます。
幕末ロック八話までみましたが、話の雑さと恥ずかしさと近藤さんの扱いに私のライフはもうゼロよ……。
近藤さん歌った!!!と喜んでたら死にましたよ…え?ってなりましたよ、あれじゃただの踏み台じゃないか!げきおこぷんぷんまる。
あと画像整理してたら銀さんが「これやばい!アウトレイジの椎名桔平みたいになるっ」って言ってるコマの画像があったのでアウトレイジ見たくなりました。グロいシーンはうわーって思いながら見ます。
久しぶりの空気嫁土方ネタ。
見回りを終えて自室へ戻る。このあとは討ち入りも見回りもないのでゆっくりできる。
なので早速押入の襖を開ける。
「すいやせん、もう大丈夫でさ」
「ああ、お疲れ」
お利口に体育座りをしていた偽物の土方さんは俺の声に瞼を開けると、柔く微笑んで頭を撫でてきた。
本物にはされたことないので固まる俺をよそに、よいしょと土方さんは押入から出て、肩を鳴らす。
生き物ではないといえど、人の形をしているので何時間も押入に押し込めていたことに罪悪感がわく。一週間しか一緒にいられないのに、なんで真面目に仕事なんてしちまったんだろう。
なんてぐるぐる考えていたら抱きしめられた。吸ってもいないだろうに、煙草の匂いがする。すんと息を吸えば胸いっぱいにその匂いが満ちて。胸に縋って顔を上げれば、唇を奪われた。
幸せな気持ちに腹の底がしびれそうになる。本物じゃないのに、とまた暗い方に思考が働きかけて、首を振る。
「……そういやアンタ、ご飯とか食べるの?」
「おまえが愛してくれりゃ、なんもいらねぇよ」
なんてまたいい声で言うものだから、ぼっと顔が熱くなる。なんだこいつ。生後二日のくせに。
でもよくよく聞けば、食べれるが愛されるためにあるので愛されさえすれば満足なのだそうだ。無機物であるし。
ふむふむと頷いていれば、だからちゃんと愛してくれよと、胡座をかいた足の上に向かい合わせに座らされた。
「どんなふうに、すればいいんですかィ」
愛し方なんて分からなくて、伝える気もなかったから伝え方もわからなくて。尋ねればまた頭を撫でられる。
「おまえがしたいようにすればいい」
したいように、なんてそれこそ難しい。
だってこうして俺のそばにいてくれるだけで十分なのだから。
でも、欲を言えば。
「夜になったら、また、アンタとしたい」
ぐずぐずに溶かされる感覚がたまらなくて、思い出しながら恥ずかしくなって顔を厚い胸板にすり付ける。
これじゃあまるで性欲処理したいだけみたいだ、そういう用途のものだから問題はないのだけれど。でもいくら無機物だからってそういう用途のものだからって、そんなふうに思われるのは嫌なので顔を上げれば、土方さんは顔を真っ赤にしていた。
「え?」
「……まさかそうくるとは、」
思わなかったと、唇を塞がれた。そのまま舌が入ってきて口の中をあらす。優しいだけじゃない、情欲的な口付けに身震いした。
幕末ロック八話までみましたが、話の雑さと恥ずかしさと近藤さんの扱いに私のライフはもうゼロよ……。
近藤さん歌った!!!と喜んでたら死にましたよ…え?ってなりましたよ、あれじゃただの踏み台じゃないか!げきおこぷんぷんまる。
あと画像整理してたら銀さんが「これやばい!アウトレイジの椎名桔平みたいになるっ」って言ってるコマの画像があったのでアウトレイジ見たくなりました。グロいシーンはうわーって思いながら見ます。
久しぶりの空気嫁土方ネタ。
見回りを終えて自室へ戻る。このあとは討ち入りも見回りもないのでゆっくりできる。
なので早速押入の襖を開ける。
「すいやせん、もう大丈夫でさ」
「ああ、お疲れ」
お利口に体育座りをしていた偽物の土方さんは俺の声に瞼を開けると、柔く微笑んで頭を撫でてきた。
本物にはされたことないので固まる俺をよそに、よいしょと土方さんは押入から出て、肩を鳴らす。
生き物ではないといえど、人の形をしているので何時間も押入に押し込めていたことに罪悪感がわく。一週間しか一緒にいられないのに、なんで真面目に仕事なんてしちまったんだろう。
なんてぐるぐる考えていたら抱きしめられた。吸ってもいないだろうに、煙草の匂いがする。すんと息を吸えば胸いっぱいにその匂いが満ちて。胸に縋って顔を上げれば、唇を奪われた。
幸せな気持ちに腹の底がしびれそうになる。本物じゃないのに、とまた暗い方に思考が働きかけて、首を振る。
「……そういやアンタ、ご飯とか食べるの?」
「おまえが愛してくれりゃ、なんもいらねぇよ」
なんてまたいい声で言うものだから、ぼっと顔が熱くなる。なんだこいつ。生後二日のくせに。
でもよくよく聞けば、食べれるが愛されるためにあるので愛されさえすれば満足なのだそうだ。無機物であるし。
ふむふむと頷いていれば、だからちゃんと愛してくれよと、胡座をかいた足の上に向かい合わせに座らされた。
「どんなふうに、すればいいんですかィ」
愛し方なんて分からなくて、伝える気もなかったから伝え方もわからなくて。尋ねればまた頭を撫でられる。
「おまえがしたいようにすればいい」
したいように、なんてそれこそ難しい。
だってこうして俺のそばにいてくれるだけで十分なのだから。
でも、欲を言えば。
「夜になったら、また、アンタとしたい」
ぐずぐずに溶かされる感覚がたまらなくて、思い出しながら恥ずかしくなって顔を厚い胸板にすり付ける。
これじゃあまるで性欲処理したいだけみたいだ、そういう用途のものだから問題はないのだけれど。でもいくら無機物だからってそういう用途のものだからって、そんなふうに思われるのは嫌なので顔を上げれば、土方さんは顔を真っ赤にしていた。
「え?」
「……まさかそうくるとは、」
思わなかったと、唇を塞がれた。そのまま舌が入ってきて口の中をあらす。優しいだけじゃない、情欲的な口付けに身震いした。
ひじかたくりにっく
- 2014/10/22 (Wed) |
- 土沖 小ネタ |
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拍手ありがとうございます~(^o^)
今日はバイトの面接行ってきました。受かったのでがんばろう。
レジュメが終わらないです……。
「せーんせ」
普段は懐かない子どもが甘ったれた声を出して、後ろから抱きついてくる。
冷えた空気をまとっている。学校帰りなのだろう、制服を着ているようだ。
書いていたカルテを裏返し、椅子を回転させれば抱きついていた子どもが離れ膝へ乗ってくる。
「どうした」
毎年のことなのでわかっているけれど敢えてたずねれば、額を重ねた至近距離で、隣の家の高校生が猫撫で声を出す。
「診断書にインフルエンザって書いてくだせぇ」
でた。
こういうときにしか甘えてこないのだ。
「それで? 一週間サボって何すんだ?」
「ん~。アンタと一緒にいる」
なんてすり寄る様は猫のようだ。
可愛いなと絆されかけるが背を撫でるだけに留める。
「俺は仕事あるけど」
「傍にいさせてくれるだけでいいんでさ。ね、俺の全部、好きなだけ診ていいから」
魅力的なお誘いに言葉が詰まる。
そんな俺をくすりと笑って、総悟はスケベな人だとつぶやいた。
今日はバイトの面接行ってきました。受かったのでがんばろう。
レジュメが終わらないです……。
「せーんせ」
普段は懐かない子どもが甘ったれた声を出して、後ろから抱きついてくる。
冷えた空気をまとっている。学校帰りなのだろう、制服を着ているようだ。
書いていたカルテを裏返し、椅子を回転させれば抱きついていた子どもが離れ膝へ乗ってくる。
「どうした」
毎年のことなのでわかっているけれど敢えてたずねれば、額を重ねた至近距離で、隣の家の高校生が猫撫で声を出す。
「診断書にインフルエンザって書いてくだせぇ」
でた。
こういうときにしか甘えてこないのだ。
「それで? 一週間サボって何すんだ?」
「ん~。アンタと一緒にいる」
なんてすり寄る様は猫のようだ。
可愛いなと絆されかけるが背を撫でるだけに留める。
「俺は仕事あるけど」
「傍にいさせてくれるだけでいいんでさ。ね、俺の全部、好きなだけ診ていいから」
魅力的なお誘いに言葉が詰まる。
そんな俺をくすりと笑って、総悟はスケベな人だとつぶやいた。
事後兼事前
- 2014/10/21 (Tue) |
- 土沖 小ネタ |
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拍手ありがとうございます(´▽`)
ジャンプ読みました。辛い。将ちゃんに泣きそうになりました。毎週のことですね……。
今日は資料集めに大学行ってきました。そんな日に限って雨なんですよね。仕方ない。あとは私見を固めるだけ…かな。
明日は面接があります。
それでは珍しく甘々な土沖。
あお向けに寝転び書類を眺める、土方さんはもう仕事モードだけれど俺はまだまだ余韻が残っているので、土方さんの上、首もとに顔を埋めて火照る体を持て余す。
乱れて汚れた寝間着を変えねばと思うけれど、億劫で、土方さんも寝間着グシャグシャだしいいかと思う。
共に大事なところが丸見えな状態で、もし誰かが障子を開けたら何をやっていたか一目瞭然だろう。シーツもくしゃくしゃだ。
眠気はあるけど眠るには至らなくて、手持ち無沙汰で目の前にある首筋に噛みついた。でも土方さんの左手が俺の頭をよしよしと撫でてくれるに終わって、つまらない。
「土方さんなんて嫌いでさァ」
「はいはい」
流された。けど実は嫌いと言われると傷つくのを知っている。
触れた裸の胸から伝わる心音には変わりないし、表情も変わらないけど。
「……嘘。好きでさ」
なんて言っても書類から目を離しやしないことも知っている。マーキングするように撫でられたままの頭をすり付けるけれどもう俺の匂いが土方さんのものになっているので、今更俺の匂いなんて土方さんにはつかないのだ。
漸く瞼が重くなってきて、土方さんにしがみついたまま瞼を閉じる。
すると。
「え、土方さん?」
「ん?」
足の付け根に違和感がある。
もぞもぞ、腰を動かせばそれが俺のにあたってびくりと体がはねた。それを土方さんは笑う。
その笑い方に欲が滲んでいて、こっちはせっかくおさまったのにと唇を尖らせながらも、書類を置いた手を握りしめた。
ジャンプ読みました。辛い。将ちゃんに泣きそうになりました。毎週のことですね……。
今日は資料集めに大学行ってきました。そんな日に限って雨なんですよね。仕方ない。あとは私見を固めるだけ…かな。
明日は面接があります。
それでは珍しく甘々な土沖。
あお向けに寝転び書類を眺める、土方さんはもう仕事モードだけれど俺はまだまだ余韻が残っているので、土方さんの上、首もとに顔を埋めて火照る体を持て余す。
乱れて汚れた寝間着を変えねばと思うけれど、億劫で、土方さんも寝間着グシャグシャだしいいかと思う。
共に大事なところが丸見えな状態で、もし誰かが障子を開けたら何をやっていたか一目瞭然だろう。シーツもくしゃくしゃだ。
眠気はあるけど眠るには至らなくて、手持ち無沙汰で目の前にある首筋に噛みついた。でも土方さんの左手が俺の頭をよしよしと撫でてくれるに終わって、つまらない。
「土方さんなんて嫌いでさァ」
「はいはい」
流された。けど実は嫌いと言われると傷つくのを知っている。
触れた裸の胸から伝わる心音には変わりないし、表情も変わらないけど。
「……嘘。好きでさ」
なんて言っても書類から目を離しやしないことも知っている。マーキングするように撫でられたままの頭をすり付けるけれどもう俺の匂いが土方さんのものになっているので、今更俺の匂いなんて土方さんにはつかないのだ。
漸く瞼が重くなってきて、土方さんにしがみついたまま瞼を閉じる。
すると。
「え、土方さん?」
「ん?」
足の付け根に違和感がある。
もぞもぞ、腰を動かせばそれが俺のにあたってびくりと体がはねた。それを土方さんは笑う。
その笑い方に欲が滲んでいて、こっちはせっかくおさまったのにと唇を尖らせながらも、書類を置いた手を握りしめた。