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梅々

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カテゴリー「土沖 小ネタ」の記事一覧

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不倫でもそうでなくても

いつものように、最近強くなってきた午後の日差しを浴びながら湯船でのんびりとしていたら、背もたれ代わりの土方さんが俺の頭に顎を乗っけてきた。
それもいつものことだから、流していつか土方さんに攻撃するため水鉄砲の練習をしていたら、なぁと声をかけられた。
「なんですかィ」
「おまえはさ、デートしたいとか思わねぇの」
唐突にそんなことを言う。
確かに考えてみれば土方さんとするデートはご飯食べてこのホテルへ来るのが定番で、どこかに買い物したりと出かけたことはほぼない。
それでもいいと思っているから、不満はないけど。
「たまには思いやすよ。でも行きたいとことか友達と行けばいいだけだし、こんなとこアンタとじゃなきゃ来れねぇし」
「……ならいいんだけど」






飲み会楽しかった!
土方さんは自分の所為でこんなデートしかできないのに沖田と出かけられる友達を嫉妬してるといい。

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読みたい。

男娼パロください。

今日は109で洋服買っちゃいました。




味見と称して初物を食らったとき、あいつは親の敵を見るように俺を睨めつけていた。突く度にぼろぼろ涙をこぼし、嗚咽を殺そうと唇をかんでいた。
これはいい寝子になるだろうなと思ったのを覚えている。
いや、単に覚えているだけではない、忘れられなかった。
そんな幼かったあの子どもが。
「旦那、好きでさ……っあ、ん!」
「あー本当もう可愛いなー」
「ひ、あ、ああっ!」
色好く鳴いて、男にすがりついている。
それもおそらく演技ではなくて。あの男だけが特別なのだと声が告げている。
俺は、ただこの店にあの子どもを売っただけ、それだけだ。
なのにどうしてこうも、胸の中で靄が渦巻くのだろう。


客の商家の若旦那銀さん×男娼沖田←女衒土方

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おめでとう!!!

はんべえ安い。
今日友人と飲んだついでに純愛とは何か議論しました。ついでにその友人はオタク一歩手前のパンピー(死語)。私はわらう伊右衛門も人間椅子の映画も純愛だと言ったらそれは違うと返されました。価値観の相違。目に見える、露骨な物だけが純愛ではないという持論です。近藤さんは純愛してますけどという点では一致しました。
あとは本日想像妊娠した夢をみまして、想像妊娠ネタありだなって。モブでも武州でも。


ミツバさんお誕生日おめでとうございます!!!






そうっと感づかれないように部屋へ近づいて、障子を僅かに開けて隙間から室内を盗み見る。土方さんはいつも通り仕事中のようだ。
「土方さん」
「おわっ」
スパンと障子を開け放ちながら声をかけるとびくりと肩が跳ねた。ゆっくり振り返った土方さんがせっかくの整った顔を歪めて睨みつけてくる。
「邪魔すんじゃねぇ!」
その上こんなつれないことを言うから、唇を尖らせながら手に持っていた箱を土方さんの眼前で掲げた。
「一緒にケーキ食べやせん?」
「……はぁ?」
休憩することにしたのだろう、たばこに火をつけて、いぶかしげに俺をみた後カレンダーを見やって、それからひどく尊い物を見るように視線を細めた。
その視線をそのまま俺に向けてくる。こそばゆい。
「いやならいいんです。他をあたりやす」
「……食うよ」
文机の上を片づけ始めた土方さんに、まるでこれでは絵踏みをしているようだと思った。

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命日なので死ねたです

拍手ありがとうございます!今日は日野へいって参りました。

最初に高幡不動でパレード見て、土方歳三資料館で刀身見て、お墓参りして、日野でまたパレード見てから佐藤彦五郎資料館行って、新宿でピスメの原画展見てきました。
充実した一日だった。
ピスメの土方さんは非の打ち所のないイケメンすぎて辛いです。
帰ってきてから魔法騎士レイアースと聖伝と、ツバサの阿修羅と夜叉が出てくる話を読み返してました。今の今まで。
夜叉と阿修羅も勿論好きですが、乾闥婆王と蘇摩の百合も、阿修羅王と帝釈天の薔薇も好きです。増長天が生き延びたのはよかった。嫁さんも綺麗だし。かりょうびんがもとても好きです。不覚にも沙羅と羅刹のところでなきました。最近涙腺がもろい。
素敵な話なので是非聖伝読んでください。昔のCLAMPの絵が苦手でなければ是非!




珍しく、夜更けに目が覚めた。
それも何かの気配を感じて。
身を起こすのが億劫で、目が暗闇になれるのを待っていたら、静かに縁側に面した障子が開いた。
うっすらと月明かりが差し込む。

「……土方さん」

逆光だけれど、見慣れたシルエットで誰だかわかった。
声をかければ無言で部屋へ足を踏み入れる。
虫の声も、足音も聞こえない。
これは夢なのかもしれない。
夢、なのか。

「土方さん?」

声をかけても返り事は届かない。土方さんの声すら聞こえないのか、そう思ったけれど唇を開いた気配もなかった。
今頃、この人は俺が行ったことのない、遠い北の地にいるはずだ。
だからこれは夢のはず、だけれど。
単なる夢では、ないようで。

「俺より長生きするって、言ってやしたよね?」
「……」

無言で、記憶よりも冷たい手が頬に伸びてきた。そっと撫でる仕草は変わらない。

「なんで死に損ないの俺より早く死んでんでさ。……うそつき」

いつも死ねと言っていた口で全く逆のことを言う。そんな俺をふっと笑って、土方さんはごめんと言った。




土方さんのが一年あとだけど!
でもこれが真実夢で、先に沖田が死んでいてもいいかもしれない。……沖田さんの命日話になってしまう。

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木を隠すなら森

拍手ありがとうございます!
もう5月なんて嘘だ。
あと四日で土方の誕生日!







カンカンカンカン。
規則正しい、甲高くはないが音量が大きい所為でやけにうるさい音とともに、遮断機が下りていく。
それを何ともなしに見ながら今日の夕飯はなににしようかと考える。姉上が夜勤で一人きりなのだ。だからとインスタントや弁当ですませば姉上に怒られるので、確か冷蔵庫にあったうどんでも食べるかなと、決めたときだった。
「…………総悟、好きだ」
カンカンカンカン。未だに鳴り続ける遮断機の音に加え近づいてくる電車の音。それらに負ける声で土方さんが言った。
俺のことを、好きって。
好き、だなんて。
知っていた。昔から。ずっとそばにいて、気づかないほど馬鹿じゃない。
それに、俺だって同じなんだから。気づいていた。
でも、だからこそ。
「なんか言いやした?」
「ん? ……いや、なにも」
聞こえないふりをすれば土方さんは信じたらしい。
おれは、今のままでありたい。この距離を壊したくない。怖い。それは土方さんも同じなみたいで。
こうやって逃げ道を作って聞こえないように言う土方さんも聞こえなかったふりをする俺も、二人ともずるい共犯者だ。

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祝☆映画化

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