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梅々

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カテゴリー「土沖 小ネタ」の記事一覧

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祝七周年

あっという間に七周年です。恐ろしいほどに早い。行き交う日々もまた旅人なり、でしたっけ。戻ってこない行きっぱなしの旅人もどうでしょう。

とにもかくにもこうして土方と沖田をこんなにも長い間愛でていられて幸せです。
自己満足で続いていますがわざわざブログを見に来てくださる方々のお陰です。ありがとうございます。拍手もとってもうれしいです。

忙しいので小ネタとかしかアップできないのが申し訳ないし、自分でももやもやします。五周年ネタ続き書きたい。



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・・・つづきはこちら

人柱

「あにうえ」
幼い声で呼ばれる度に愛しさが溢れ、幸せな気持ちになった。
俺のことをじっと見つめて、小さな手で俺の服の裾を掴んで。
かわいいなぁ、総悟。
言えばほほえむその顔も、好きで。
だけど。
俺の所為でおまえの姉が死んだのだと、言ってしまいたい気持ちが渦巻く。




2chのちーちゃん・まーちゃんのお話が好きなんです。
人柱。

今日は一次試験でした。何も準備していなかったので結果は推してしかるべし。

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不倫旅行

「総悟!」
ロータリーを抜けたところで名を呼ばれた。マフラーを巻き直しながら声のしたほうへ顔を向ける。
すると、土方さんが見慣れた仏頂面はどこへやら、わずかに笑みを浮かべて立っていた。
自然と、歩みが早くなって、ぱたぱたと足音をたてて近づく。
「待たせやしたか」
「いや、今きた」
そう言うけれど、さり気なく触れてみた左手は冷え切っていた。だからそのまま、握り締めてみると土方さんの眼差しがより甘くなる。
「嫁さんは、何も言ってなかったか」
「へぇ。土産買ってこいって」
「そうか」
握った手を離さないまま、土方さんはポケットから新幹線のチケットを取り出す。
それを受け取った、俺の左手を見て土方さんが眉を寄せる。
きらりと光る、結婚指輪。
それを見せつけるように左手を土方さんの眼前に挙げる。
「あとで、土方さんが外してくだせぇ」
「……おまえは本当、ドSだな」
そう言いながらもわかったと頷いて、旅行してる間だけは俺のもんってことだよなと繋いだ手に力を込めた土方さんが愛しくてたまらない。
「不束者ですが、よろしくお願いしやす」


父が来週の土日に男友達と二人で温泉旅行へ行くっていうから。その上全額相手持ちって言うから。

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ゆきのはな

「俺は、絶対に俺のものにならないあんたが好き」
「……は、」
露骨にうろたえた。火をつけたばかりの煙草が雪に濡れたアスファルトに落ちた。けれど、もったいないと思う余裕もなく。
「だから俺のこと好きになっちゃだめですぜ」
「…………ばっかじゃねーのおまえ」
辛うじて言えたのはその一言。
無駄に澄んだ瞳が俺を捉えて、笑みを浮かべる。
その笑みに見惚れて、漸く吐き出した真っ白な息に、淡雪が乱れ舞った。




初雪でした、よね?

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たまには甘く。

「もういっそ近藤さんの心臓になりたい」
俺の背に背を預け、伸びをしながら総悟は言った。
声色に切実な響きを感じ取って、戯言と流さずに印を押す手を止めた。
「……そしたら俺一人であの人守ることになるぞ」
「それはだめでさ」
だからやっぱやめたと、珍しく俺の背にしがみつく。
仕事をする気も失せて、その手をつかんだ。

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祝☆映画化

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