梅々
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カテゴリー「銀魂」の記事一覧
百合化銀沖もあり
- 2013/03/21 (Thu) |
- 銀魂 |
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拍手ありがとうございますー!励みになります!
早く更新しなきゃと思います。
今日はバイトのヘルプ行って、休憩中に商店街をぶらぶらしました。
ブックオフで塗仏の下巻買って、有隣堂で三四郎買っちゃいました。表紙買いです。空知先生です。なにあの結婚後数年のお妙さんみたいな。お妙さんにはない色気。
では、今週の銀魂に萌えた結果の銀沖。
ジャンプ買っちゃったよ
早く更新しなきゃと思います。
今日はバイトのヘルプ行って、休憩中に商店街をぶらぶらしました。
ブックオフで塗仏の下巻買って、有隣堂で三四郎買っちゃいました。表紙買いです。空知先生です。なにあの結婚後数年のお妙さんみたいな。お妙さんにはない色気。
では、今週の銀魂に萌えた結果の銀沖。
ジャンプ買っちゃったよ
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沖田×初期沖田
- 2013/03/07 (Thu) |
- 銀魂 |
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※沖田が女性とにゃんにゃん
愛がない方が幸せだわと言いながら、彼女は細く華奢な腕を俺の背に回した。
砂糖菓子のにおいがする。甘いけれど優しいにおいだ。女の人は姉上以外白粉と香水の匂いしかしないのだと思っていたけれど彼女は違った。
確かに愛がない方が、側にいて幸せかもしれないと思いながら、いつものように白い滑らかな肌に顔を埋めた。
そうして何も考えずにどろどろに溶けてしまう時が一番幸せだと、最近思うようになった。だからあの人も、女が好きなのだろう。
「携帯、鳴ってるわよ」
事を終え、心地よい疲労に微睡んでいるとぶぶぶ、と携帯が震えた。わざわざ彼女が携帯 取ってくれるものだから一応画面を見れば、想像通り口うるさい上司様からだった。緊急回線ではないから部屋の隅に転がせば、くすりと笑われた。 いいの? と楽しげな声で問われ頷くと、しょうもない人ねと、抱きしめられた。
土方さんが好きになりそうなタイプだよなと思いながらなすがままされていれば、ぼそりと彼女が呟いた。
「あの人はあなたみたいな人が好きなんだろな」
沖田×初期沖田みたいな。
二人ともそれぞれの土方が好きな沖田と初期沖田がくっついたらいいなと思います。
沖沖も好きです。
でも初期は両片思いを極めそうですよね。
愛がない方が幸せだわと言いながら、彼女は細く華奢な腕を俺の背に回した。
砂糖菓子のにおいがする。甘いけれど優しいにおいだ。女の人は姉上以外白粉と香水の匂いしかしないのだと思っていたけれど彼女は違った。
確かに愛がない方が、側にいて幸せかもしれないと思いながら、いつものように白い滑らかな肌に顔を埋めた。
そうして何も考えずにどろどろに溶けてしまう時が一番幸せだと、最近思うようになった。だからあの人も、女が好きなのだろう。
「携帯、鳴ってるわよ」
事を終え、心地よい疲労に微睡んでいるとぶぶぶ、と携帯が震えた。わざわざ彼女が携帯 取ってくれるものだから一応画面を見れば、想像通り口うるさい上司様からだった。緊急回線ではないから部屋の隅に転がせば、くすりと笑われた。 いいの? と楽しげな声で問われ頷くと、しょうもない人ねと、抱きしめられた。
土方さんが好きになりそうなタイプだよなと思いながらなすがままされていれば、ぼそりと彼女が呟いた。
「あの人はあなたみたいな人が好きなんだろな」
沖田×初期沖田みたいな。
二人ともそれぞれの土方が好きな沖田と初期沖田がくっついたらいいなと思います。
沖沖も好きです。
でも初期は両片思いを極めそうですよね。
父
- 2012/06/17 (Sun) |
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父上、父上。
白い布団から青い空を眺めていた父上。空を塞ぐ鉄の塊をじっと見ていた父上。
僕の、父上。
「あれ、沖田さんじゃないですか」
「あ? 旦那んとこの眼鏡」
物思いに耽ってる間に間違ってSM店にでも来てしまったかと辺りを見るがそうじゃないらしい。白を基調とした店には色とりどりのケーキが並んでいる。
沖田さんがケーキ屋に?
なんでまた。
「どうしたんですか、ケーキ買うなんて」
「……父の日だからでさ」
詰まらなさそうに言うのを聞いて訊いちゃいけなかったかなと思うけれど、箱を受け取っても立ち去る様子がないのを見て急いで、僕もショートケーキを3つ注文する。
「僕も、父の日なんで買いに来たんです」
「仏壇に供えんの?」
「えぇ。それで、姉上と食べるんです」
シスコンと馬鹿にされるかも、と言ってから気づいた。でも沖田さんは遠くを見たまま何も言わない。
お待たせしました、渡された箱を受けとると、歩き出した沖田さんの後を追った。なんか、いつもの沖田さんと違う気がする。
「おまえの父ちゃん、どんな人だった?」
「あんまり覚えてないんです。優しくて、強かったイメージがありますけど。床に臥せて空を見ていたことしか」
「へぇ」
同じケーキの箱を持ったまま並んで歩く。
こんな風に沖田さんとゆっくり話したことなかったなぁと感慨に耽っていると、ぽつり、沖田さんが呟いた。
「ねーちゃん、大事にしろよ」
「え?」
「おまえなら大丈夫だろうけど」
意味深な言葉に首を傾げる。じゃあ、と分かれ道で、颯爽と歩いていく後ろ姿にあんな風に、沖田さんのように守りたいものを守れる強さがあれば父上も誇りに思ってくれるんじゃないかと思った。
守りたいもの。
姉上。
銀さんに出会ってから得た、たくさんのもの。知り合った人たち、仲間。
誇れるものは既に持っている。諦めない強さも、信じ合うことができる人たちもいる。
少しずつ得て、少しずつ、父上に誇れる自分に。
姉上、父上、待っていてください。
新八難しい。沖田は父の日は近藤さんとケーキを食べるといい。
父親がちゃんといるキャラ神威と神楽しかいない。あと栗子。戦う父親ばかりだね。
白い布団から青い空を眺めていた父上。空を塞ぐ鉄の塊をじっと見ていた父上。
僕の、父上。
「あれ、沖田さんじゃないですか」
「あ? 旦那んとこの眼鏡」
物思いに耽ってる間に間違ってSM店にでも来てしまったかと辺りを見るがそうじゃないらしい。白を基調とした店には色とりどりのケーキが並んでいる。
沖田さんがケーキ屋に?
なんでまた。
「どうしたんですか、ケーキ買うなんて」
「……父の日だからでさ」
詰まらなさそうに言うのを聞いて訊いちゃいけなかったかなと思うけれど、箱を受け取っても立ち去る様子がないのを見て急いで、僕もショートケーキを3つ注文する。
「僕も、父の日なんで買いに来たんです」
「仏壇に供えんの?」
「えぇ。それで、姉上と食べるんです」
シスコンと馬鹿にされるかも、と言ってから気づいた。でも沖田さんは遠くを見たまま何も言わない。
お待たせしました、渡された箱を受けとると、歩き出した沖田さんの後を追った。なんか、いつもの沖田さんと違う気がする。
「おまえの父ちゃん、どんな人だった?」
「あんまり覚えてないんです。優しくて、強かったイメージがありますけど。床に臥せて空を見ていたことしか」
「へぇ」
同じケーキの箱を持ったまま並んで歩く。
こんな風に沖田さんとゆっくり話したことなかったなぁと感慨に耽っていると、ぽつり、沖田さんが呟いた。
「ねーちゃん、大事にしろよ」
「え?」
「おまえなら大丈夫だろうけど」
意味深な言葉に首を傾げる。じゃあ、と分かれ道で、颯爽と歩いていく後ろ姿にあんな風に、沖田さんのように守りたいものを守れる強さがあれば父上も誇りに思ってくれるんじゃないかと思った。
守りたいもの。
姉上。
銀さんに出会ってから得た、たくさんのもの。知り合った人たち、仲間。
誇れるものは既に持っている。諦めない強さも、信じ合うことができる人たちもいる。
少しずつ得て、少しずつ、父上に誇れる自分に。
姉上、父上、待っていてください。
新八難しい。沖田は父の日は近藤さんとケーキを食べるといい。
父親がちゃんといるキャラ神威と神楽しかいない。あと栗子。戦う父親ばかりだね。
誕生日!
- 2012/05/26 (Sat) |
- 銀魂 |
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わざと足をくじいた振りをした。近藤さんは出稽古で町へ出ていて、土方ぐらいしか、送ってくれる人がいない今日。
面倒だと顔をしかめつつ俺をおぶった土方にぎゅうとしがみつき、痛くもなんともない足をじっと見ながら、言いたかったことを言ってみた。
「今日姉上の誕生日なんでィ」
「そうか」
「……おまえに花やるから、それを姉上に渡しなせェ」
ご近所さんのお手伝いをして貯めたお金で、綺麗な花を二つ買った。本当は両方とも俺から渡すつもりだったけど、きっと姉上は、土方からもらったほうが喜ぶ。
姉上より長い黒髪に顔を埋めると、何だか煙たい匂いがした。それがまた、大人っぽくて。こいつは俺なんかよりずっと大人で、姉上を幸せにしてやることもできるんだと思い知らされる。俺は、どうしたって足手纏いだ。姉上を楽にしてやることはできない。
「先輩」
「なんでィ」
「二人で一緒にわたしましょう、花」
「……別に、いいけど」
何で急にそんなこと言い出したのか分からなくて、でも理由も分からず嬉しいと思ったから、こくりと頷いた。
きっと、仲いいふりした方が姉上は喜ぶんだろうな、そう思って。
というわけでミツバさんおめでとう!
ミツバさんの幸せが何より大事な沖田と、そんな二人が大切な土方でした。
沖田から見たら土方は大人だけど、当時の土方は漸く過去を乗り越えたぐらいなんだと思うと堪らない乗り越えていないとしても、こいつには俺と同じようになってほしくないと土方が思ってたらそれで十分。
今日は初めてお酒買いました。チョーヤの梅が入ってる小さい瓶。いっぱい飲んだだけで心臓が早鐘のようで顔が火照りました。酒に弱いらしい。
拍手ありがとうございます!
面倒だと顔をしかめつつ俺をおぶった土方にぎゅうとしがみつき、痛くもなんともない足をじっと見ながら、言いたかったことを言ってみた。
「今日姉上の誕生日なんでィ」
「そうか」
「……おまえに花やるから、それを姉上に渡しなせェ」
ご近所さんのお手伝いをして貯めたお金で、綺麗な花を二つ買った。本当は両方とも俺から渡すつもりだったけど、きっと姉上は、土方からもらったほうが喜ぶ。
姉上より長い黒髪に顔を埋めると、何だか煙たい匂いがした。それがまた、大人っぽくて。こいつは俺なんかよりずっと大人で、姉上を幸せにしてやることもできるんだと思い知らされる。俺は、どうしたって足手纏いだ。姉上を楽にしてやることはできない。
「先輩」
「なんでィ」
「二人で一緒にわたしましょう、花」
「……別に、いいけど」
何で急にそんなこと言い出したのか分からなくて、でも理由も分からず嬉しいと思ったから、こくりと頷いた。
きっと、仲いいふりした方が姉上は喜ぶんだろうな、そう思って。
というわけでミツバさんおめでとう!
ミツバさんの幸せが何より大事な沖田と、そんな二人が大切な土方でした。
沖田から見たら土方は大人だけど、当時の土方は漸く過去を乗り越えたぐらいなんだと思うと堪らない乗り越えていないとしても、こいつには俺と同じようになってほしくないと土方が思ってたらそれで十分。
今日は初めてお酒買いました。チョーヤの梅が入ってる小さい瓶。いっぱい飲んだだけで心臓が早鐘のようで顔が火照りました。酒に弱いらしい。
拍手ありがとうございます!