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梅々

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百合化銀沖もあり

拍手ありがとうございますー!励みになります!
早く更新しなきゃと思います。
今日はバイトのヘルプ行って、休憩中に商店街をぶらぶらしました。
ブックオフで塗仏の下巻買って、有隣堂で三四郎買っちゃいました。表紙買いです。空知先生です。なにあの結婚後数年のお妙さんみたいな。お妙さんにはない色気。

では、今週の銀魂に萌えた結果の銀沖。
ジャンプ買っちゃったよ

生まれて初めてできた好きな人が男で、同性で、だから悩んでいたというのに。
出張から帰ってみればその想い人は女になっていた。それも恐らく可愛い部類に入る、胸も大きめな、女。
「…………旦那?」
「ああよかった、分かってくれた」
冗談だろうと思いながら声をかければあからさまにほっとした顔をする。旦那と同じ服だから目に留まっただけで、いつもの珍妙な服じゃなければ気づかなかっただろう。
馴染みの団子屋の軒先にある長椅子に腰掛け、いつものように団子を頼む。団子がくるまで、旦那は自分の身に何があったか話してくれたけど。
声が違う。距離が違う。目線も匂いも、違う気がする。だからだろうか、落ち着かない。
俺が好きなのは、隣にいるだけでそわそわとしてしまうのは、今の旦那じゃない。
「総悟君?」
旦那だけの呼び方を、聞き慣れない声が使う。
違和感だらけだ。
「なんですかィ」
「俺よか君が、こうなりゃ面白かったのに」
それは確かにそうかもしれないと思ったから曖昧に返した。
自分の性別が変わったところで旦那の性別は変わらず、俺が好きな旦那のままならその方がいい。そのうえ、俺が女になりゃ俺をそういう目で見てくれる可能性も生まれる。どうせすぐ戻るのだろうから、それなら俺がなればよかった。どうせただのギャグパートなんだろうし。
「旦那は俺が女になったら、どうしやす?」
「とりあえずラブホでも行く?」
「きかねぇでくだせぇよ」
軽いのりだからありえないなと内心溜め息吐く。
 「……団子、全部食べちゃっていいですぜ」
「なに、珍しいじゃない」
大袈裟に驚いたふりをしてみせる、その拍子にたわわな胸が揺れる。そんなものに興味はなかったはずなのになぜかぐっときて、女でも旦那ならいいんじゃないかと、そんな気がしてくる。
「食欲ねぇんで。もう帰りまさ」
「ふーん。じゃあさ、」
立ち上がる、俺の腕を掴んで旦那はにっこりと笑った。
「今からラブホでも、行く?」

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