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梅々

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カテゴリー「銀魂」の記事一覧

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銀さんおめでとう!

今日は会わないと前々から言われていたけど、声ぐらいは聞いてもいいんじゃないかと思い至った夜十時。今日は夜更かしするぞと張り切る神楽と新八は、今日の主役のことをすっかり失念しているらしい。
固定電話の前にたち、すっかり覚えている番号を押す。
出なかったらどうしようか。浮気してるんじゃないかとか色々考えてしまいそうだ。
しかしそれは杞憂に終わり、数回のコールの後、もしもし、といつもより少しはずんだ声がこたえた。
「もしもし?」
『旦那。お誕生日おめでとうございやす』
「うん、ありがとう」
やっぱ電話してよかったなと思ったけれど、電話越しじゃなくて直に聞きたくなってきた。
今なら、会えるんじゃないか。神楽も新八もあんなだし。
「いまなにしてんの」
『浮気』
「え」
まさかの返答に固まる、俺を、ふふっと電話越しの耳元で彼は笑った。
『冗談でさ。土方さんとご飯食べてます』
そのまま楽しげな声が、歌うように言う。たぶん飲んでる。というかそれもう俺的には浮気なんですがそこんとこどうなんでしょう。
沈黙をどう受け取ったのか、またもや楽しそうに、言う。
『明日、でっかいケーキ買ってやりやすから。ね?』
「ケーキなんかより総悟君が食べたい。腹一杯」
『……全部アンタのですから。たんと食いなせぇよ』
今すぐ抱きてぇな。
下肢が疼く。
『あぁすいやせん旦那。土方さんがすねちまうんで、また明日』
「え、あ、うん」
それなのにこうもあっさりと電話が切れてしまって。
彼が新八や神楽に遠慮しているのは知っているけど。誕生日まるまる一日、なんてやれねぇけど時間ならいくらでも作ってやれるのに。







沖田って変なところで遠慮しそうな子ですよね。

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試験始めました

単位がやばいです。
勉強せねば!
各社の夏の小説フェアにほいほいされそうです。本が読みたい!


続きからなんちゃって映画ネタ高沖です。
若干のネタバレとかなりの妄想・捏造。

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・・・つづきはこちら

モブ沖

「そこまでして情報がほしいか?ん?」
「っふ、あ……」
蔑む声を耳に直接吹き込まれる。その最中も、醜い肉を揺らし俺を突く。
そうでもなければおまえとなど寝ていられるか。言っていい言葉ではないから代わりにはぁはぁと、犬のように荒い呼吸を返す。
「嬉しそうに尾を振りおって」
「んあ、やっ!」
ぐいと、ひとつに束ねた髪を鷲掴みにされる。下げていた顔を無理に上げさせられて首が痛む。引っ張られる髪も痛い。けれど、悔しいことに与えられる快楽にばかりを感じとる。
「ほら、欲しいと言ってみよ。狗め」
「っうぁ、ほし、い、でさ……っ」
言えば男は猿みたいな笑い声をあげて俺の髪を掴んでいた手を腰に回し、がつがつと貫かれる。俯いてそれを受け止めていれば揺れる視界が乱れた自分の髪で閉ざされる。
矜持も何も必要ないものだ。貞操なんてものもどうでもいい。
けれど、軽蔑だけはされたくないと脳裏に浮かんだ姿をかき消して、後ろの男に縋った。





モブ沖アンソロほしいです。

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みどりの日

「おまえの命も残り24時間だ。言い残すことは?」
「よいゴールデンウイークを!」

あと一日で四月が終わりますね。今日は一限があって眠くて眠くてたまりませんでした。というか学校休みにしてよねと。




俺の方がよっぽどあの人のこと好きなのに。思いながら視線を向けるが向こうだって、きっと俺がそういったら同じように返すのだろう。主観的な意見のぶつかり合いは譲歩がかなわない。
それに。客観的に見たらあいつのほうが断然有利で、幼い頃からあくどいことばかりしてきた俺に軍配が上がるとは、どうしても思えない。
ふっと、眼下の土方さんが隣の眼鏡に笑いかけて、気分が悪くなる。俺は土方さんをあんなふうに笑わせてやったことなんて一度もない。
「また自傷行為?」
不快な光景から目をそらした途端に後ろから抱きつかれびくりと体がはねる。意外と逞しい体が俺を包んだ。甘い、匂い。
「……せんせい」
呼んだ声は女々しくなった。
「傷のなめあい、する?」
耳元で紡がれる甘言に頷けば、白衣の悪魔は俺に食いついた。




3Zで銀沖→土新。もしこれで銀←新、土→沖で土方と新八が互いにどうしようか作戦会議しているだけだったらどろどろです。

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土新気味注意

「俺、旦那が誰を好きか検討ついてるんでさ」
「奇遇だね、俺も沖田君の思い人、なんとなーく分かるよ」
「眼鏡は今日休みですかィ」
「大串君は今日は非番?」
嫌みの一歩手前の応酬にくすりと笑う。相手を傷つけようとして自分の傷口に塩を塗ってる。ばからしい。
「ちゃんと大串君の手綱握ってろよなー」
「それはこっちの台詞でさ」
今頃あの二人は逢い引きの最中か。想像するのも自虐的すぎて出された茶を一気に飲む。
ずっと昔から好きだった人が、年下の同性とくっついた。ただ隣から眺めていた俺なんかじゃかなわない、眼鏡からアプローチしてきたそうだ。土方さんにのろけられた。
俺はそんな勇気なかった。いつまでもひた隠しにしていよう思っていた。だから勿論嫉妬はするけれど、幸せになってくれるならそれでもいいと、思う。仲間であるのは変わらないのだから。
「あー沖田君。飲みに行こうか」
「なんでェ。失恋したもの同士で飲むなんて寂しいだけですぜ」
「そんな後ろめたい気持ちじゃなくて、建設的によ」
建設的にとはどういう意味か。首を傾げて見せれば旦那は、笑って俺の頬を撫でた。
「忘れさせてよ沖田君」
「は、」
「ひとまず手を組まない?」
忘れるために。
前向きではあるが果たして建設的か。
一蹴してやろうかとも思ったけれど、俺も、できることならそうしたい。
だから脳裏にあの人の姿を浮かべながら頷いた。




沖→土新←銀前提の銀沖もありかなと。思うのですよ。
今日はときそばを授業でききました。おもしろいなぁ。
親と一緒に京土産の日本酒飲んで皆で真っ赤かになりました。

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祝☆映画化

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