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梅々

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カテゴリー「土沖 小ネタ」の記事一覧

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とっしー

眺めていられるだけでいい



少し話せたらそれだけで





手に入れたいとは思わない



だって僕のものじゃないから











フィギュアだとか漫画だとか、二次元と三次元をさまようようなものしか愛せなかった僕が愛したのは、たった一人の少年だった。

綺麗で気高くて、綾波さんのようであればアスカさんのようでもある。ツンデレで少々ヤンデレ気味、ドSなのに淫乱な沖田先輩を、全身全霊で愛してやまない。というのは、この体の持ち主も同じで。



「やだ・・・土方さん」



「体は嫌がってねぇくせに」



「あっ、んん・・・ひぁぁ!」



今、二人は愛し合っている。

土方氏はもう一人の自分。いや、拙者がもう一人の自分。土方氏から分離した、小さな存在だ。風の前の塵で、いつ消えるか分からない。だから、二人がこう仲睦まじいのは当然のことで羨ましくもあるが誇らしくもある。大好きな人を、ちゃんと手に入れているから。

ただ、やっぱり欲しいとも思ってしまう。沖田先輩と拙者の○車男みたいなラブストーリーを描いても自分の絵じゃ萌えないし、アタックしても全身全霊で気持ち悪がられるから、妄想とこの土方氏の体感の恩恵を授かるぐらいしかなくて。

目の前で快楽に溺れる愛しいひと。でも、それは拙者のものではない。快楽を与えているのも、同じだけど違う人。

なんて、残酷なんだろう。











みたいなトッシー小説が書きたいです。この間トッシーについて本気出して考えた結果を忘れてしまいました。

土方を尊敬していて、この人が自分の体の持ち主でよかったと心から思っていて、沖田が大好き。いつか消えると分かっているから、形を残したいけど沖田には何もできない。だって拙者三次元初めてな奥手でござる。

とかそんな感じで結論を忘れました。とにかくトッシーは切ないです。でもなんか成仏してもまた出てきそうですよね。融合してもまた分離しそう←

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時事ネタ

少し煙草を買いに部屋を出ていたら、恋人の総悟が来ていた。鍵は閉めていったから、合鍵で入ったのだろうと想像して、にやけかけた。恋人が合鍵で部屋に来るというのは、一種の男のロマンだ。
買ってきたばかりの煙草と、気紛れで買った団子の入った袋をテーブルに置く。
そうしたら総悟が、聞いてくだせぇよとズボンを引っ張った。

「教師が公園のトイレで16歳少女との行為を撮影で再逮捕されたらしいですぜ」

「・・・そいつ、前科あんのか」

「あと、僧侶が女子高生に猥褻な行為をしたとか」

「・・・ひどい世の中だな」

携帯のニュースを読み上げているらしかった。
だが、その内容全てが胸に突き刺さるのは何故だろうか。
あれか、俺も同罪だからか。

「・・・で、何が言いたいんだ?」

「アンタも、一歩間違えたら捕まるなと思いやして」

「・・・じゃあ俺と別れたい時は、俺を警察に突き出せよ」

撮影なんて、したくてもしたことないし、無理矢理したこともないけれど。それでも俺は教師で総悟は生徒で、合意の上でなら可也色々している。
言い返されるのを覚悟しながらも煙草に火をつけるが、予想に反して総悟は何も言わなかった。
だから顔を見たら眉が、弱々しく寄せられて瞳も戸惑いを写していた。

「総悟?」

「・・・アンタは別れたい?」

「は?」

「犯罪ですぜ、俺と付き合ってるの」

視線は泳いで、その末俯いてしまう。
可愛い、と思っただなんて言ったら、即通報されそうだからいわないけれど。

「俺とお前を妨げる、法律がおかしいんだよ。罪でも何でもいい。お前が手に入るなら」

しゃがんで、視線を合わすようにしたら徐々に顔が上がった。躊躇いを孕んだ上目遣いに悩殺されかけたが、なんとか堪える。
本心だった。
総悟が他の誰かのものになるなんて、想像するだけでも嫌で。手に入るなら俺の命を捧げてもいいなんて思えるほど、夢中になっている。
柔らかい肌も愛らしい仕草も全部。
俺だけのものであればいい。いつまでも。

「・・・なんかその台詞、気持ち悪い」

「うっせ」

言葉とは裏腹にしがみついて頬を胸に擦り寄せられて、よしよしと頭を撫でた。
ああもう我慢できない。





iモードのニュースで二つの事件を見つけて、「土方・・・」と思ってしまいできあがりました←
やおいに輪をかけてやおいなのは目を瞑ってください(-_-;)
漸くオンリーの戦利品の一冊目を読み終えてうはうはです。

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離任ネタ。

いつものように優しく名前を呼ぶ。それに振り返った沖田の表情は無で、土方はやっぱりなと思うと同時に少し落胆した。

離任式が終わった後、土方は沖田にメールを送った。いつものところで、と。それを受け取り返信こそはしなかったが、沖田はこうして来てくれた。それだけでいいかと、土方はスーツを机に置き沖田の向かいに立った。



沖田は昨日から三年生になった。

土方は昨日から三年目を迎える筈だった。

同じ年に来たのだが、三年と学校にいる期間が決まっている生徒に対し、教師は決まっていない。だから、土方のほうが早くこの学校を離れることとなった。



くい、と沖田の顎を捉え上を向かせる。



「泣いてくれもしなかったんだな」



「アンタじゃあるまいし、土方さん」



ついこの間、三月までは。土方さんと呼ばれるたび先生だと怒ったものなのに、今はそのやりとりの必要がなく。

壇上でみっともなく泣いてしまったのに、また泣いてしまいそうになった。

この学校から離れることよりも、沖田から離れることが辛い。

副担任として初めて会ったときから気になっていた。偶然沖田のいる剣道部の顧問になり沖田の華麗な竹刀捌きを見て、惚れた。それから半年かけて沖田が土方のいる準備室に来るようになり、更に半年かけてセクハラを甘受してくれるようになった。

沖田が土方と同じ思いを抱いていることはまず無いと、土方は思っている。

土方の恋心はとても非道徳的であり、異端だから賛同が得られないのも、知っている。



「最後くらい、泣いてくれてもよかったじゃねぇか」



「アンタの為にならそこら中の女が泣きまさぁ」



「俺は、おまえに」



悲しんでほしいのだと。

言えなくて言葉は気まずく口の中を漂った。











離任ネタです。忘れる前に投稿してみました。

明後日は土沖オンリーです*^^*

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さよなら可愛いゆめ

「土方さん」

呼び掛けたら先を歩んでいた土方さんが振り返った。
優しい眼差しが俺を映して、その事実に自然と笑みを浮かべてしまう。
なんでこんなに胸が苦しいのだろう。あんたが、傍にいてくれているのに。分からないけれど今は傍に居たい気持ちが勝って、駆け寄って土方さんの手に自分の手を重ねた。
ぎゅう、と握り合い、階段を降りる。どこへ向かうかとかここは学校だとかどうでもよくて、その温もりがただひたすら嬉しかった。
隣を見ればあんたがいる。滅多に見せてくれない優しい笑みを浮かべて。
とてもとても嬉しいこと。
当たり前の、ことなのに。

当たり前の、ことだったのに。



目覚めればそこは自分のベッドで、カーテンの隙間から見える空は未だ明けていない。
手なんて、付き合っていたけれど一度も繋がなかった。言葉で好きな気持ちを、伝えたことも。

幸せだった。

それは、何とも比べられないぐらいに。

なんで手離したいま、それを実感しているのだろう。

「ばかだなぁ・・・」





なんかもう一月が終わってしまいますね。
早いなぁ(・・;)

今日は三つも夢見て、一つは↑のような感じのでもひとつは空港であーだこーだな感じ、そしてもうひとつは土沖+銀な夢でした。しかもクリスマスってどれだけ慌てんぼう?それともせっかちですか?
せっかく沖田が女装してくれたのに土方ったら浮気しちゃって。まぁ、俺がいただくからいいけど?
というような素晴らしい夢でした。社会人×高校生と担任かな。因みに浮気は勘違い。



明日は早起きして銀魂見るぞ、おー!

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ぬこ

ほういちがかっこよかったです。
猫の尻尾って可愛いですよね。つついて、撫でて、握り潰したくなるあの可愛さ。先週の銀さんの尻尾が一番潰したくなりました←目線違う
最後の近藤さんがナイスだった。そうか声がつくだけであんなに違うのかww
そして来週は料理教室ですね。ドリフ大好きなのでドリフネタは楽しみです。真面目に志村さんのブログはかっこよかったし。あれはびびる。

オリジナルをさっさと終わらして銀魂の世界に帰ってきたいです←















春雨の降る中、人間を拾った。
雨に打たれ冷たい体に、肌に張り付いた髪、無表情で閉じられた瞼。
死体のよう、というよりも精巧に作られた人形を拾った気分だった。
それが、いま俺の前で茶を飲んでいる。

気紛れで、拾った。いつのまにか愛着がついた。

それなのに。

「俺にはたった一人大事な人がいれば、他人なんていらねぇんでさァ」

などと宣う。
遠くを熟視るその瞳には、その大事な人とやらが写っているのだろう。

なぁ、俺は。
お前の大事な人にはなれないのか?

―――――どうして。

掠れた呟きはどちらが漏らしたものだったろう。
雨に拐われて答えは行方知れず。


お前を愛したことを間違いだともお前の考えを間違いだとも言わない。
間違いは俺自身だから。





的な春めいた小説が書きたいです。春は春でも暗いイメージの春で。

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祝☆映画化

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