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梅々

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ハグ。

今日、教室のドアのかげで男子二人が抱き合ってました。お前ら何やってんのォォォォ!?と心の中で叫んだのは言うまでもない。しかも片方と目が合っちゃったし。

そりゃ、ふざけてやってんのはわかるよ?でもね、


私の脳内では総悟とトシに変換されるの!!


そのあとの授業、ものっそい悶々としてました。

それでは土沖短編。予告・・・宣言どーりエロくしたら長くなった。何故?










ドタドタドタ、といつもよりも派手な足音と共に、やってくるのは幸運の女神か、それとも天使の顔した悪魔か。
「ああ、もう!」
「なんだよ・・・」
こういう感じで来たときは、大抵は良いことがあった・・・気がしなくもない。珍しく口をへの字にしている顔は、とても幼く見える。
「すんげぇムカつくッ!!!!」
ガッと乱暴に障子を閉じ、ドカッと真向かいに胡坐をかいた。
「どうしたんだよ」
「・・・思い出しただけで腹が立ちまさァ」
そんなにムカつくことがあったのだろうか。沸点が低い、コイツに。でもくだらない事でもムカつきそうな気もする。例えば、山崎が大事にとっといた菓子食った、とか呪いの儀式を邪魔された、とか。
「・・・」
「だからなんだ、って」
黙って睨まれても、意思の疎通ははかれない。下から少し見つめるような目はいいのだが、雰囲気がしっくりこない。土方は諦めて煙草に手を伸ばした。と、同時に沖田が身をのりだし、胡坐をかいた足の上に乗ってきた。
「シやしょうや」
「・・・ハ?」
徐に押し倒され、色に濡れた瞳が迫ってくる。唇が触れ合う寸前に、総悟は答えをくれた。
「土方さんが好きなコト」
話の流れがよくわからないが、滅多にない機会だし、甘んじて受けよう。





「ッ・・・アッ・・・はァ」
「腰揺らして・・・そんなにうまいか?コレが」
そう言いつつ喉の奥へと突くと、眉を綺麗に歪ませ、甘ったれた声を漏らした。それとともに、総悟の腰もはしたなく、揺れる。
自分からしゃぶる、と言った手前俺がイクまで止めない気らしく、瞼を閉じ熱心に啣えている。
「ん・・・・・・ふぁ・・・っ」
ピチャピチャといやらしい水音の合間、耳に届く声が熱をたかぶらせる。
総悟のこんな姿、近藤さんが見たらきっと倒れるだろう。それか俺を殴り飛ばすか。いや、両方だな。
いけない事を、悪い事をしてるのはわかっている。いくら腹黒くてドSだろうが、純粋なしかも同性の餓鬼にこんな事をさせて。まともな生き方してたら絶対しなかっただろう、男のモノをしゃぶるなんて。もしかしたらしゃぶらせる事はあったかもしれないけれど。
そろそろと、総悟の手が未だ幼いがそそりたっているソコへと伸びた。上下に、ゆっくりと緩くしごく。
「・・・っはぁ・・・!!ん・・・ッア」
妖艶な姿に生唾を飲むと同時に、何も言わず欲望をはきだすと、ビシャッと総悟の顔が欲にまみれた。
上目遣いで俺を見ながら手で拭い、旨そうに全てを舌で絡めとる。
「・・・土方、さん・・・」
猫のように背をしならせすがるように首に手を回してきた。イキそびれたのか、固くはりつめたソレが腹部に当たる。
「・・・じかたさ・・・ん」
態と何もしないでいると、堪えきれなさそうに、腰を擦り寄せてくる。
こんな淫らな仕草、誰が教えたんだってまァ俺か。でも、しろ、と催促した訳じゃない。じらすと、続きをねだるようにこう、甘えてくる。

―――――本当に、猫みたいだ。

「総悟、欲しいか?」
「改まってきくな・・・・・・スケベオヤジ・・・ッ」
口を開けば生意気なことしか言わないし、自由奔放だし、気が向いた時だけ自分から寄ってくる。ここまで猫らしいヤツを、俺は見た事がない。
「そのスケベオヤジにヨくされてんのは誰だよ?」
「へェ・・・スケベオヤジだ、っつうのは否定しな・・・ひゃっ」
余裕なんて全くなさそうな顔で余裕そうに笑う、その顔がどれ程の破壊力を持っているのか、きっと総悟が知ることはないだろう。

その顔に煽られ、誘われるまま、すぼまりに先端を当てがった。
「無駄口叩くぐらいならよがれよ、総悟」
「っああ―――――!!」
背に回された手に力が入るとともに、キュッと中にも力が入る。未だ入れたばかりなのに、うごめく其処は、熱い。
「ふ・・・あっ、あぁ・・・っん・・・」
「もっと声出せよ」
「や・・・だっ・・・ヘンタイ・・・!」
なんでコイツはこんなに口が悪いんだ?普通に考えたらこの場面で“ヘンタイ”っつうワードを聞くことはない筈なのだが。でもまァ其処も可愛いし、って甘やかすからいけねぇのか。
「ン・・・ック・・・ひじ、か・・・さん」
「総・・・悟」
「んあぁっ!!」
キュッとよりすぼまるその最奥を突くと、背に甘い痛みが走った。荒い息で精をはきだす総悟につられ、本日二度目の欲を総悟の中にはきだす。
もっともっと汚れればいい。身体中、俺ナシじゃいられないように。
「お前・・・イクの早くね?」
「うるさいっ・・・!!アンタなんか二回もイッただろィ!?」
「当たり前だろ。お前が可愛いい顔してピチャピ・・・」
ガッ、と先程つけられた爪痕をなぞるようにひっかかれ、息が詰まった。一度目、はいいが、容赦なくひっかくもんだからえぐれていそうだ。血が出てるような鈍い痛みがする。
「ひっかくなァァ!!ってェな・・・」
「うるせェ。さっさと俺の腹の上で死になせェ」
「んじゃ殺してみせろよ。なぁ?総悟」
膝裏に手をあて、ゆっくりと押し倒すと、いつも通りじや触れられないようなとこに当たったのか、白く華奢な脚が腰に絡みついた。
「あ・・・っ!も・・・いやぁ・・・ゼツリン土方ッ!」
「・・・そういえばよ、何でやる気満々だったの?お前」
何の脈絡も無しに話を変えると、戸惑ったように顔を背けた。
「なァ、総悟」
「別に・・・」

(だって、言える訳ねぇだろィ?)
沖田は心の中で呟いた。

アンタが煙草吸ってる、その指先を想像したら、感じまったなんて

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