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梅々

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脳内土方と沖田のオンパレード。

愛って漢字を受けと読んでしまったよ・・・。もう駄目だ。脳髄まであのバカップルに侵されてるよ。
こんばんわ。自分のイラストに大人の色気を求めちゃってる早良ですたい。欲しいなァ、色気。

・・・ちょっと小説スランプ気味かも。















「なんでッ・・・・・・?」 

暫くの間の後、漸く呟いた声は擦れていた。かもしれないどころじゃない。 


コレは夢じゃないだろうか。 


良い夢か悪魔かは定かでないが。 

目が悲鳴をあげる程強い力で擦ったが、目の前の光景は変わらない。

さっきまで寝てたらしく、俺の布団には皴が寄っている。まァ、そこはいつも通り。 


問題は、総悟だ。 


寝間着の白い長襦袢を着て枕と向かい合わせに座っているのも、普通。だけど、大きく見開かれた瞳からは、涙が伝っている。

「土方さん・・・ッ」

か細い声に慌てて駆け寄り、裾でグイグイと涙を拭う。 

「どうしたんだ?」 

「・・・別に」 

強く擦り過ぎたらしく、目元が赤い。それと拗ねたような表情に、情けない事に熱が下半身へと集中していく。 

悲しきかな、男の性は。

有無を言わさず、華奢な身体を腕の中に閉じ込める。何も言わないつもりなら、このまましちまおう、と。 

「どうした」 

言いながら、緩慢な動作で総悟の背を床につける。 

「別に・・・」 

目を背けつつも、意志を持って背に腕が回された。それに応えて、接吻をする。 

「ふ・・・ン・・・あッ」 

キスしてる時の総悟の表情が好きで毎回盗み見てしまう。 

切なげに眉寄せて、頬を紅潮させ、健気に俺の動きに応える。普段、健気さなんざ微塵も見せない総悟が。

裾から指を侵入させ、胸の飾りに手を這わす。ン、と体を震わし、目をきつく閉ざしまたキスをねだる。 

「可愛いよな、お前」 

「な・・・ァに言って・・・ン」 

「本当のコトだろうが」 

嘘だ、とでも言いたそうな唇を指でなぞれば、甘い堪えたような声があがる。 

いつもより感度がいいらしく、既に足には頭を上げたモノが当たっている。 

「何?堪ってたのか?」 

クイッと足で上下に擦ると抑えきれないあえぎ声があがる。 

「ひゃ・・・ア、ン・・・やぁ・・・も、駄目ッ」 

触って、と濡れた目で言われ、裾をたぐりあげ下着を脱がす。 

「ン・・・ハァ・・・あっ、んぁ」 

肌蹴た白い長襦袢から覗く熱った肌に赤い花を咲かせ、上下にしごく。 

キュッと握ると背が猫のようにしなった。 

「さっき・・・」 

「ん?」 

後ろに指を這わし、蕾を軽くこねるように押す。

「・・・やな夢みたんでさ」 

夢だったのか。と漸くすっきりした。が、コイツが無意識に泣くなんて、どんな夢だったのだろう。総悟が夢の所為で泣いた、なんてきいた事もない。 

「どんな夢?」 

「ひゃっ・・・それより・・・ァ」 

入れて、と滅多に聞けない催促に喉を鳴らした。 

珍しいにも程がある。まだ馴らし足りないのに――――――。後が辛いだろうし、じらしたかったけど、俺も今日は滅茶苦茶煽られたし、本人がいいなら―――――と己の昂ぶりを当てがった。 

「ア・・・・・・じかたさん・・・!」 

声に促されるように一気に貫いた。 

「うっ・・・・・・あぁんッ」 

爪を立てられた痛みでさえ、俺を煽る。足を俺の体に絡ませ、自ら腰を振る。 

いつもより一際淫らで、ついいじめたくなる。 

「婬乱」 

「ちがッ・・・ふァ・・・っァあ」 

「何処がちげぇんだ・・・?こんなに旨そうに食んで」 

根元まで挿れると、キュッと襞が絡み付き、危うく達しそうになる。 

「意地悪・・・言うな・・・あっ・・・エロ親父」 

「ほんとの事・・・だろ?」 

激しくそろそろマジで限界近くなって、先程より早く挿入を繰り返す。 

「アッ・・・んぁ・・・あああっ!」 

射精と共に締め付けられる感覚に恍惚としながら、俺も白濁を散らした。




「アンタじゃねェ、親父にだかれる夢視たんでさァ」 

まどろみの中、俺に顔を見せないようギュッと抱きつき総悟は言った。 

「・・・」 

「気持ち悪くて・・・でも、我慢しなきゃ土方さんを殺す、って」 

「・・・俺ァそう簡単に殺られねェよ」 

「さァどうだか。殺ろうと思えばいつでも殺れますぜ?アンタなんか」 

「・・・腹上死か。悪くねェな」 

「じゃあ殺ってやりまさァ」 

「素直じゃねぇな」 

サラサラの髪を手ですくように撫でてやると、擽ったそうに身をよじり、視線を合わせてきた。 

「アンタ嫉妬深いから、しないでやりやすよ、浮気」 

台詞とは逆にすり寄せてくる体を優しく抱き締めた。

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