梅々
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バカップル
こんばんわ。久々の更新のなのにまた小話。今回はバカ殿。
っていうかホント最近更新遅くてすみません
携帯の保存メール編集しようとするとエラーになるんです元パピーの携帯は。
なのでうつ気が殺がれるんですスミマセン。
今日、久々にアニ銀見ました。最初のほうから26話まで。
なんであの二人は全国放送なのにイチャついてるの。しょっぴくよコラ(笑)
もう、画面でただけでにやけちゃいますよ。私が。
っていうかホント最近更新遅くてすみません
携帯の保存メール編集しようとするとエラーになるんです元パピーの携帯は。
なのでうつ気が殺がれるんですスミマセン。
今日、久々にアニ銀見ました。最初のほうから26話まで。
なんであの二人は全国放送なのにイチャついてるの。しょっぴくよコラ(笑)
もう、画面でただけでにやけちゃいますよ。私が。
「・・・何見んの」
テレビから視線を外さず、徐にリモコンを探りあてた白くてきめ細やかな指先を見つめる。この手が、真撰組一の剣の使い手のものだと誰が思うだろう。手をとらなけりゃ見えない、数多の剣だこ、指先についた桜色の飾り。
矛盾が作りだしたこの美しさを、何故当の本人は否定するのだろう。
「バカ殿。今日やってんの忘れてた」
相変わらず淡々と要点しか告げない話し方に大きく溜め息が漏れた。
も少し愛想良くなれないものか。俺相手に。
今のを近藤さん相手に変換すると「バカ殿でさァ。中々面白いんですぜ?一緒に見やしょ」とか笑顔で言うんだ、絶対。想像にムカついて。未だ未だ出しっぱの炬燵の甲板、腕の上に顔を伏せる。
「あ、コレ・・・」
俺と土方さんみたい。
笑い、沈黙、笑い、沈黙を繰り返していた口が言葉を紡ぎ、落ちかっていた意識が再び浮上する。
「何が」
俺も、要点しか話さないのは変わらないのかもしれない。誰に対してもそうなんだから、俺のほうが立ち悪いな。
漸く意識をテレビに向けると、坊主と半裸の男二人が画面に写っていた。
「岡村がァ、俺で土方さんは和尚」
話の流れが全くわからない。俺が顔を伏せていたの、知らないだろう。
「話きいてねぇんだけど」
「セクハラでサドな和尚とそいつに苛められる可哀想な俺」
「上等だコラ」
どちらかと言うとセクハラなのもサドなのもお前だろう。と、清く正しい俺は思う。
「清く正しい人が可愛い年下の部下を凌辱しやせん」
頭割って思考を読んだかと思うような返答に、啣えてた煙草をポロッと落とした。
取り繕えない事実に、肯定の沈黙。
クスッと笑い声が静寂を静かにやぶる。
「俺の勝ち」
「何がだバーカ」
「アンタとの勝負事、全部」
「ンな訳ねぇだろ。テメェが俺に勝つなんざ桜と雪の共演より有り得ねぇよ」
落とした煙草を箱に戻し、生意気で辛辣な言葉しかはかない可愛さ余って憎さ百万倍、そんな言葉がぴったりな恋人に口角をあげ、見つめ返す。
「アンタ、目付き変わりやしたねィ」
「誘ってたんだろ?一応」
「さァ?」
御約束通りまた誘われて、まるで花に留まる蝶のように、唇を重ねあった。
何気に愛るけ小話の続きです。
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