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梅々

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楽園

やっぱ気の合う仲間は必要だよ、いくら一人が楽しくったって!というわけで。久々の同好会行って原稿ペン入れしてました。中々捗った。
そんで帰って漸く、本当にもう時差ありすぎな感じでエイプリルフール見ました。
ふびんずはかわゆくて困りますね。イタリアちゃんにしっぽふってる感じが本当にもう。奇跡の生還といいね、不憫ww

あと新刊買いました。お陰で朝御飯がツナマヨおにぎりひとつだったけどトッシーには変えられない。
最初の顔写らない話とか面白すぎて笑えた。・・・誰?

あとトッシー編ね、あの露出度の高さはすごい。沖田があれ着るって奇跡。
土方が頑張ってんのがね、笑うしかない。





では、二ヶ月ぶりかなんかの沖土連載。予定では次で終わる。
濡れ場注意報\(^o^)/
しかも半端で終わる。
















怖くて怖くて堪らなかった。

このまま二度と会えなかったら、そう思ったら。





Diletto 第十九話





いつだってこうだ。
振り回されるのは俺だけ、慌てふためく俺を眺めて総悟は次は如何しようかと考えを巡らすんだ。
決して、仕掛人は疑心暗鬼になることはない。

一人で居たくなったのだって一瞬、どっか行けって言ったのも八つ当たり。分かって何処かへ消えた、総悟の行き先の心当たりが殆ど分からないといってもいいほどなくて苛ついて、仕事にもあまり身が入らなかった。
こんなにも、俺はお前に心動かされているのに。

お前は知らん顔してあんなやつの所に居て。

「もう、何処にも行くな」

「・・・そんなこと言っちまっていいんですかィ?」

「ったりまえだろ。・・・心配で何も手につかねぇんだよ」

正直に言えばホッとしように柔らかく総悟は笑った。初めて見る表情にどきりとして顔が赤くなる。
馬鹿馬鹿しくなるぐらいにべた惚れで、なのにこいつはそれを知らなくて。
思い知ればいいんだ、冗談じゃなくて本気で、手離す気がないぐらい愛しているのだと。
ぐい、と総悟の腕を掴み立たせて、寝室へ向かう。

「・・・土方さん?」

「黙っとけ」

布団に押し倒して着ていたシャツの釦を外す。上半身を起こそうとして途中で動きを止めた総悟に見せつけるように脱ぎ捨てた。

後で後悔するのは目に見えている。でも一回ぐらい、と自分に言い聞かせてよし、と腹を括る。
驚愕は消え失せてぎらぎらと時間も忘れて光る瞳を見据えて、総悟に覆い被さって唇を塞ぐ。

「・・・あんたからなんて、珍しい」

「次浮気してみろ、俺が挿れっからな」

「じゃあ今日は、許してくれるんですねィ?」

半端に起こしていた体を倒し、さぁどうぞと目を瞑る。もうちょっと驚くなり喜ぶなりしてくれなきゃ詰まんないっての。
腹立ち紛れに滑らかな曲線を描く喉に噛みつく。じろりと睨まれるけれど気にしないで痕をつけた上、別の痕を散らす。
白い肌には赤がよく映えて、調子に乗って口付けると髪を引っ張り無理矢理頭を剥がされた。

「ってぇよ、総悟」

「そんなことはいいから、」

早くしなせぇ。

肉食獣のような目で熟視られると体が火照る。性急な手付きで手を下腹部へ導かれ、ごくりと喉が鳴る。
見事なまでに躾られた、ような。総悟じゃなきゃダメだなんて昔の俺には考えられなかった。
ベルトを外してチャックを開け下着の中に手を滑り込ます。手に包むとドクリと脈打って、俺もつられてハァと吐息が零れた。
焦らして、感じる顔を見たいのも確かだけれど早く繋がりたくて、一旦それから手を離して自分のズボンを寛げる。

「・・・圧巻?」

「ッ使い方、違うだろ・・・っは、ぁ」

「・・・じゃあアレですねィ。さっさとぐちゃぐちゃにしたいぐらいエロい」

「っひぁ!!」

そぉっと裏筋から下へ指が這ってびくりと体が跳ねる。突っ張ってた腕がカクリと、力が抜けるがなんとか踏ん張る。
触るなと吐息混じりになんとか言うが総悟はいけしゃあしゃあとなんのことで、と返す。怒鳴り返す気力はなくて、行為を進めようと後孔に指を這わす。
けれど、そこから先の勇気は出ない。躊躇している間もいたぶるような総悟の視線に晒される。こうして、見られるくらいなら。
意を決しつぷり、と中指を挿れてみる。

「っは、あっ・・・く、・・・」

「いっぺん抜きなせぇ。濡らさなきゃ辛いの、知ってるだろィ?」

「っん・・・」

挿れたときと同じぐらいゆっくりと引き抜くと総悟は俺の手を取りその指をぺろりと舐めた。そのまま口に含んで余すとこなく熱い粘膜に包まれて。
それだけで息の上がりきった俺は、上半身を起こしていることが困難になる。

「ほら、やりなせェ」

「んっ、あっ・・・はぁ」

「楽だろィ?」

言われた通りに食ますと比べられない程スムーズに指は中へ入っていった。それは、濡らしたからなのかそれとも。
興奮しきった体は言うことをきかず、指は勝手に奥へ入りくちゅん、と内部を掻き回す。・・・いつも、されているように。
次第にそれだけじゃ足りなくなって、指を増やして抽挿を繰り返す。

「アッ、ひ・・・あぁん、っぁあ!」

「っは、本当にノリノリですねィ・・・」

「あっん・・・・・・そ、っご・・・もぅ!」

気付けば増えていた指全てを引き抜くと、喪失感に心共々疼いた。
はらはらと瞬きする度落ちる涙。
物足らないと目で訴えれば同じ温度を返されて。

「自分でヤんでしょ?」

「・・・っれろ、よ・・・・・・」

「ほら、自分で出来たらちゃんとヤってやりやすから」

余裕の無さは目に見えているのにそんなことはないとでもいうように微笑を浮かべる。
焦らしに負けて、一息ついてから俺が乗ってもびくともしない腹に手を乗せ、秘孔に昂る熱の先をあてた。期待にそこが蠢く。物凄い羞恥に眉をぎゅっと寄せつつ、腰をゆるゆると下げていく。

「ッア、んんっ・・・ひぁっあ、」

「っん、なんか・・・いつもよか凄くないですかィ」

「るせっ・・・! は、ぁあっ」

気を抜いたら一気に入ってしまいそうで、力を込めているから余計に締め付けてしまい。腰を進めるに比例して快楽が強くなる。
くいっ、と先端が内壁を掠めて、それが今までとは比にならないぐらい良くて、力が抜けた。

「んぁぁぁ―――っ!!」

「・・・っは、冷てっ・・・」

くったりと総悟の上へ倒れ込むと、自分の放ったもので体が濡れた。

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