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梅々

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完成。

やっと完成!頑張った!けど、やっぱ微妙です。へたくそです。
それでもよいなら読み進めて











地に堕ちよ 

紅き華を抱き、堕ち行く処まで。 





真紅の蓮を咲かせよう 






「んっ・・あっ・・っ・・・やぁっ・・・」 

「だから嫌がってねぇじゃねぇか、って。お前のカラダは」 

くちゅくちゅ、とわざと音をたてて胸の突起を舌で苛めると、堪らなさそうに身を捩る。 

「・・・へん・・ったい・・・」 

「どの口が言うんだよ。そんなに散々喘いどいて」 

爪で弾くと、背をしならせ甘い声を洩らした。 

「もう・・・や・・でさっ・・ん」 

「よすぎてやなんだろ?」 

じわじわと太股を撫で上げ、足の付け根まで触れたところで手を止めた。手を這わせても、下着はなく、きめ細かそうな肌が続いてるだけなのだ。 

「んっ・・・?」 

閉じていた瞳を薄く開き、総悟は不思議そうに見上げてきた。その拍子に、生理的
な涙が頬を伝う。 

「お前・・・下着つけてねぇの?」 


・・・山崎が、脱いだほうがいい、と言ったのだ。折角だから・・・というクソ長い台詞に聞き飽き、俺は部屋を出たのだが、一応一度自室に戻ってから脱いだのだ。 

誘ってるみたいで、裏目にでた――――というか、誘ったのか。結果的に。 

脱ぐように言われた、と土方さんに告げると、少し眉を寄せてから容赦なく、先走りで濡れてる竿に触れてきた。 

「やっ・・触んな・・・っあぁ・・!」 

初めて感じる刺激に、戸惑いつつも気持ちいいと思う。土方さんが言う通り、俺はカンドってものがいいのだろうか?だからこんな――――いやらしい声を上げてしまうのだろうか。 


ふと、裏筋を優しく撫でられて一瞬意識がトブかと思った。 


もっと、触って欲しい。・・・イキたい。 


もう、此処までされたんだ。どうとでもなればいい。 

というか、土方さんになら何されてもいい―――――とほんの少しだけ思ったから、冗談のつもりで言ったのだ。 


―――だから、されたかったのかもしれない。 


「・・あっん・・・おね・・が・・も・・・」 

もう堪えられないと言おうとしたが、無意識に零れる声が邪魔をする。聞かれたくない、ふしだらな声。 

羞恥で居たたまれなくなるが本能に忠実にいこうと思う。羞恥心、なんて棄てて。 


もう、理性も意地も何もない。 


全力出して縋りつき、キスをねだる。 

「どうしてほしいんだ?」 

それなのに、土方さんは冷たく一蹴する。いつもの仕返しか? 

「・・焦らさ・・ねぇ・・・で・・・アッ・・はやくっ・・」 

ぎゅっとしがみ付き、さっきされたように土方さんの耳元に囁き返した。顔も見られないし、好都合かもしれない。 

「・・・お前、思ったより淫乱だな」 

そう言い、土方さんの足の上を跨がせるように俺を座らし、背を骨に沿ってすぅ、と撫でてきた。くすぐったいような、むず痒いような変な感じがする。 

「ちょっ・・・!どこ触っ・・・っ」 

つつっ、と土方は割れ目のその先にまで触れてきたのだ。窄まりを、綻ばそうとするかのように優しく撫でる。 

気持ちいいとか、よくないとかの前に恥ずかしくて堪らない。そんなトコ、他人に触られるなんて生涯ないと思っていたのに。 

「・・・やめっ・・そんなトコ、・・汚いでさァ・・。なんでそんな・・・」 

「お前、知らねぇで誘ったのか?此処に入れんだよ」 

「・・入っ・・れる・・?」 

中に入りそうな、際どい位置を撫でる指にビクビクしながら鸚鵡返しにした。が入れる、ってこの行為じゃ一つしかない気がする。 

そう思うと、かーっと頬が染まるのが自分でもわかった。 

「・・・ムリ・・」 

「あ?それこそ無理だ」 

土方さんは獲物を見つめるようなギラギラした目で見上げてきた。いつのまにか、膝立ちをして頭をぎゅっと抱き締めていたらしい。 

「やっ・・・!!」 

一瞬指が離れほっと力を抜いたところを、一気に貫かれた。声さえ、出ない。文字通り身を裂くような痛みに、先程より強く縋りつく。――――痛みを与える、張本人に。 

「・・待っ・・・やっ・・・っうぁ・・」 

身体の中を蠢く指の感触に、気持ち悪くなってくる。 

「・・・我慢しろ」 

我慢なんて、出来るはずがない。あんたもやられればいいんだ――――と考え始めたところで、漸く指が引き抜かれた。 

俺を床にそっと横たわらせ土方さんは視界から消えた。 


――――なんか、物足りない感じがする。 


と思いハッとした。物足りない、だなんて。あんなに気持ち悪かったのに。痛かったのに。何考えてるんだろう。 

「総悟」 

呼ばれ、重い目を開けると、先程と同じように土方さんが座っていた。 

糸で引っ張られるように、俺はさっきと同じように跨がった。 

「・・散々ヤダっつってたくせに、素直に来てんじゃん」 

「ひやぁ・・っ・・・!」 

抵抗しようと口を開いたら、冷たく、ぬるっとしたモノが今度はゆっくりと入ってきてまた声がもれた。異物感・・だけじゃなくて、なんていうか・・異様な感じがする。 

「さっきより大分よさそうだな?総悟」 

時折前にも触れてきて、その度に声が漏れる。 

気付かぬ内に、腰を揺らめかせていた。土方の身体に自身を擦りつけるよう。 

「・・ふっ・・・あっ・・・あぁあっ・・!!」 

ある一点に彼の指が触れた途端、電流が走ったかのような刺激を感じた。 

「・・・ココか」 

漸く見つけた、とでもいうようにもう一度そこに触れ、土方は指を抜いた。 

「あっ・・・・」 

「なんだよ。抜かないで欲しいのか?」 

「・・・っな訳・・ねぇだろィ・・」 

強がってはみたものの、自分にさえそう聞こえたのだから、土方が信じるはずがない。 

カチャとベルトを外す金属の音がして悪寒が走った。 


あんな細い指でさえ、とても痛かったのだ。それより遥かに大きいものなんて・・・。 


あまりの痛さに死ぬかもしれない。 


――――そう思ったのだが土方の熱が身体に触れた途端、身体がそれを求めるように襞がひくついた。 

「・・あっ・・・ん・・」 

「・・まだ触ってるだけなんだけど?なに起たせてんの、お前」 

「・・うるせっ・・・入れ・・ないで・・」 

目尻に涙を溜め懇願する姿に、土方はドキッとした。 

これが、「入れて」とかなら最高なのに。 


がそんな心中を知らない総悟は土方の首筋に顔を寄せる。 

「・・・入れんぞ」 

ギュッ、と背に回された腕に力が込められた。ぎりぎり着物に覆われてる腰に手をあてて、ふと思った。 


―――最初なんだし、この体位じゃないほうがいいか。 


腰を支えたまま押し倒し、首筋に口付けた。 

「・・・んっ・・」 

そして、両足を開かせ一気に貫いた。 

「ぅあぁあっ・・・・・!」 



**** 



「うっ・・・ん・・」 

布団の中、あどけなく眠る総悟を眺め、頬を撫でる。 


今日・・・というか昨日のことは一生忘れない。 

柔らかい肌、上気した頬、舌足らずに俺を呼ぶ声――――。 

思いだしただけで、ゾクゾクしてくる。もう二度と、見ることは出来ない淫らな姿。 

「ん・・・・っれ・・?」 

静かに瞳を開いた総悟に優しく笑いかけた。










生ぬるい。 

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