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梅々

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明日から如月!

土沖ひめはじめが漸く終わりました!
長々とだらだらと本当にすみません!

うん周年記念は沖土を書きたい!四周年?覚えてない・・・←





では、一月中になんとか終わらせた土沖でひめはじめ!
濡れ場です!
















今日が長く続けばいい

そうしたら、アンタと長く一緒にいられるでしょ?





シンデレラデー





 たわわに実った果実を舌でねぶり、親指で潰すように捏ね、蜜を垂らし続ける花芯には先端の割れ目に爪を食い込ませる。食い込ませたまま指先を微かに動かせば、華奢な体はビクッと跳ね、背をしならせて沖田は絶頂を迎えた。普段なら、それはそれは愛らしい声を沖田は聞かせてくれるのだ。
 だが、今日の沖田は。

「っんんんー!」

 手の甲を唇に当て必死に声を堪えている。愁眉もまたそそるものがある、と土方が見つめていれば徐に開かれた双眼が土方を写した。
 沖田はもう、二度の絶頂を迎えている。白く、余分な肉のない腹には彼自身の白濁が模様を作っており、十分に解されている蕾は大胆に土方を求める。よくもまぁ、欲望に流せることなく沖田を弄れるものだと土方は少し自分に感心している。一年前だったら、きっととっくに沖田の内に入っていただろうが。
 目の縁に溜まった涙を舐めて、あやすように沖田の頭を撫でてやる。そろそろ折れてくれ、半ば祈るように思いながら土方は怒張をキスマークの散る内腿に擦りつけた。沖田は、声を殺したまま時折挑むような眼差しを向ける。それに応えたいと思うのは当然だ、当然だが、応えたら負けてしまう。こんなときにまで意地の張り合いかと自分でも思うのだが、それが自分達らしくもある。

「総悟、欲しいって言えよ」

「・・・アンタが言いなせェよ土方さん」

 舌ったらずではあるが相も変わらぬ返事に口元が綻んでしまう。潤んだ目許で、染まった頬で強がっても可愛いだけなのに。可愛いと言われたから声を殺しているのだろうに、これじゃあ逆効果でしかない。
 蕾に指を入れる。ひくり、ひくりと指を愛撫する動きは常よりも性急で、沖田の花芯も再び性感に震えている。
 折れるのは癪だ。だからといってこのままでは、男の矜恃にも関わってくる。そこで、土方は妥協することにした。
 大人は譲歩するものだ、口にしたならば言い訳のように捉えられるだろう。実際、言い訳である自覚もある。

「後ろ向け」

「・・・ん」

 四つん這いにさせたら沖田は唇を噛むしか術がなくなる。それはフェアではないので、腰だけ上げさせ沖田の頭はシーツの海に揺蕩う。この体勢の方がやりやすくまたいやらしいというのもあるけれど。
 沖田の腰を掴み、性器を綻んだ蕾に当てる。期待するように吐息を溢し、腰を微かに揺らした沖田に、喉が鳴る。

「ほしいか?」

「・・・だから、アンタが・・・っぁ」

「じゃあ、仕方ねぇ」

 仕方ない、と腰の位置をずらす。そのまま下に辿り、ぴっちりと太股を閉じさせその間に性器を挟む。見ることは出来ないが、沖田の腿に性器が挟まれていると思うと堪らなく興奮する。所謂素股だ。
 沖田の体に無理を強いている訳ではないので、初っぱなから好きなように動ける。腰を引きグッと押し付ける。側面は太股に、先端は沖田の裏側に擦れ目眩がしそうになった。

「ひゃあっ!? やっ、なにして・・・っ!」

「素股。お前が欲しいって言うまで、このままな・・・?」

「やっ・・・っのクソ・・・ぁん!」

 驚きのまま振り返った沖田の表情が羞恥と快感にとろけていて此方の快感も倍増した。律動を繰り返すと沖田の弾力のある肌が包み、花芯を刺激してやる都度もう堪えきれないのかあられもない声を漏らす。
 綺麗な陰影を作る貝殻骨に舌を這わせては吸い付き、逃げようともがく沖田の腰をがっしり捕まえ、出来うる限りの早さで揺さぶる。

「ひん、っあ、あ、・・・っぅ、や! へん、たぃっ・・・!」

「変態に良いようにされて喜んでんのはおまえだろ・・・っ! 欲しいって言わねぇのが悪い」

「い、えるっ、わけ・・・っあぁ!」

 陶器のような肌が粟立ち、沖田の脚が痙攣した。そのまま沖田は白濁を散らし、甘い囀りに抗えず土方も吐精する。
 くったりと力の抜けた沖田の体を仰向けにしてやる。胸元まで汚す、薄い白。そして土方の精液が沖田の秘所を白く覆っている光景に、早速自身が固くなる。
 薄い胸を上下させ呼吸する様が行灯に照らされ、酷く儚く見える。
 儚く脆いようで、強い。この姉弟のそんなところが、愛しい。

「・・・変態野郎」

「おまえに言われたくねぇよ。・・・総悟」

「へい」

「どうすんだ?」

 頬を撫でれば心地良さそうに瞼を閉じる。赤い頬も艶やかな唇も、淫らな雰囲気なのにその仕草はあどけない。罪悪感を書き立て、その分、夢中になっていく。
 どんなに抱いても沖田は変わらず純粋なままだった。純粋なまま、淫らに染まっていった。惹かれて飲まれてもう、抜け出すことは叶わない。

「・・・ほしいでさ、アンタが。俺をあげるから、同じ分だけちょうだい」

「ああ」

 真っ直ぐな眼差しが、あれだけ渋っていたのは幻覚だったのかと思いそうなほどに伝える。
 今度は素直に、沖田と繋がる。待ち望んだそれに息を吐くのと沖田がしがみついてくるのは同時で、みっちりと繋がったままでいたいと無理なことを思いながら舌を吸い合った。

「動いて、くだせェよ」

「分かったから、ちょっと待て」

「さっきみてぇにしていいから・・・早く」

 ぐちゃり、大輪の花が性器に絡み付いて音を立てた。はしたない音に欲情が高ぶるが、まずはゆっくりと前後に動かす。こうして、襞が吸い付くように性器を奥へ誘っては搾り取ろうとする、淫猥な動きをよく味わう。激しくしていいと言った沖田は既に悩ましく喘いでおり、口の端から零れた唾液がなんとも言えない。

「あぁん、っやぁ、なぶんな、っ」

「注文多いなぁ、おまえ」

「ぁは! っぅ、く、ぁあ、あ、っきゃう!」

 お強請りに従い腰を使い、獣のように沖田を攻め上げる。ぱん、ぱんっと肉を打つ音に、結合部から聞こえる水音が混ざり、淫靡な空気に土方は飲まれる。打ち付けた腰を撹拌するように回し、最も太い部位まで抜いては奥を穿つ。ハラハラと髪を乱しながらよがり狂う沖田がただ愛しい。

「ひぃ、ぁっ、ふぁぁ! んひ、っぁく・・・! ひゃぁん!」

「っはぁ、はっ・・・そうごっ!」

 背に爪を立てられた。抉るような強さのそれにも性器が反応し、土方の限界もそろそろ近い。じゅぶり、ぐじゅ、と激しい音を立て、ラストスパートとばかりに最奥へ突き穿つ。

「あひ、っあぁ、ッイぁ、いくぅぅーーー!!」

 腰を土方に押し付け達した沖田の中に、土方は長い間射精し続けた。


 荒々しく息をしながら口唇を貪り合う。綺麗に拭いはしたが裸体のままの沖田に跨がれながら、土方は沖田の頭を撫で、未だ露を孕んだままの蕾を撫でる。

今日はまだ終わらない。

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