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梅々

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無理なこと

明日はカラオケキャホー。だけど風邪気味という。
魍魎のはこ、百合に見えた私はどうしたらいいのだろう。でもまぁ小説読むきになったし、月曜に借りたい。
最近漫画かくのはまりました。またまた。甘酸っぱいのかきたい。





それではちょっと危ない小話↓





―――――さて、寝るか。
と山崎が風呂、脱衣所から出て縁側を月を見つつ自室へと歩いていると小さく声がした。
甘えるように高い声。

(ああ、猫か。)

夜だしな、そう思いつつ歩いていくとそれにすすり泣くような声も混じって。
猫ではなく、嬌声か。
そう気付けばソレとしか聞こえなくなる。が、別に異常なことではないので山崎は最近仕事ばっかだし誰かがビデオだかDVDだか見ているのだろう、俺も久々に・・・と呑気に思っていた。
だが、音源がはっきりしてくると心拍数が妙にあがった。
土方の部屋から、声がきこえるのだ。土方はそんなもの見やしない。手っ取り早く女を買いに行くからだ。
だと、したら。

「あっ・・・あぁっ、もぅ・・・もうダメぇッ・・・」

「早すぎ。・・・本当淫乱だな」

悲鳴に近く掠れた、魅惑的な声に返事をしたのは普段より低くやたらフェロモンを巻き散らすような声色の土方だ。
連れこんでる、直感的に山崎はそれだと閃いた。が、それは土方が規律を乱していることになる。仕事の鬼の土方が、そんなことを・・・?
問題の部屋の前まで歩くと障子が少し開いていた。燈籠の灯りが薄く、隙間から淫靡に揺らめく。
好奇心と仕事柄備わった度胸で山崎は立ち止まり障子の隙間から室内を盗み見た。
そこには。

「はっ、ぅん・・・あ、ぁあッ、も・・・イくぅッ!! ひ、じかたさんっ・・・!」

「ったく・・・。一緒にイくぞ、総悟」

一糸纏わぬ、裸体の沖田を貪るように、寝着を乱し覆い被さる土方の姿。

(えぇぇぇぇぇ!?)

驚きを隠せない山崎は目を丸く開けたまま情事を凝視する。
普段のストイックさの欠片も見られない二人。涙を流し白い肌を桃に染め、土方に縋る沖田はまるで雌犬のように淫らに腰を振り、土方を求めていて。
少しばかり疚しい気持を彼に対して抱いていた山崎はショックを受けるとともに興奮していた。
想い人が乱れまくっている姿。見ることが叶わぬだろうと思っていた痴態を瞼の裏に止め、山崎は足早に自室へと向かう。
今晩はいい夢が見れそうだ・・・。










土方氏は気付いてると思われる。

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