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梅々

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はいすいこうに絡まった気持ち

うぉう。眠いッス。明日は銀魂だァ!嬉しいな。
・・・という具合に疲れました。眠い。プールの所為です。全て。ネタがちょろっと浮かんだけどそれよか疲れた。沖田と土方が居たら頑張るのに。観察を。
って頭やばいな。




















真っ白い寝台の上に、朝日が降り注ぎ、目が覚める。素肌にあたるシーツの感触と戯れる時間はなく、決して機敏だとは言えない動作で風呂へ向かう。学校の教室ぐらいの広さがある浴室の中心に置いてある金色の浴槽には、既に花弁が浮かんだ湯がはってある。 

本当は侍女が背を流したり風呂に関する一切をやってくれるのだが、俺は無理言って誰にも手伝いをさせていない。体を見られたりするのが好きじゃない、というただそれだけの理由から。 

流石に風呂に入ると目も覚めてくる。てきぱきと寝汗を流し、花の匂いがする湯船につかる。 

「・・・ッ」 

ズキン、と腰に響いた。毎朝の事なのだが、中々慣れることはない。この、風呂場にも。 

俺は男なのだし、こんな風呂は真っ平御免。・・・なのだが、あの人は俺を男としてみていない。じゃなきゃ、あんなことは出来ない。 

痛む腰に鞭打って、さっさと風呂から出る。毎日、あの人が選んだ服が浴室の入り口にたたんである。この生活じゃ俺の意思なんて無いも同然だけど、今日のはひどかった。白い、肩の出てるチャイナ服チックな、ドレス。お情け程度にだが、一応ズボンもついていた。 

文句を言わず、けれど口の中で悪態をついてそれを着、土方さんの部屋へ向かう。 

親が死ななければ、姉上が重い病気にかからなければ、俺らに借金が残されていなければ、俺はこんなことしなくて済んだのに。 

「・・・入りやす」 

コンコンとノックし、自分の部屋とは真向かいの位置にある部屋に入る。いつもの通り、椅子に座って本を読んでいる、その前に俺はひざまづく。 


―――――二人だけしか知らない儀式。 


うつ向いていた顔を上げると、土方さんはいつも通り、本を置き俺だけを見ていた。 


―――――悪夢のような一日の始まりだ。 


出来る限り色っぽい仕草で笑いかけ、首筋に口付ける。 

「土方さん・・・」 

こびるように名前を呼ぶときまって土方さんはニタリと笑う。 

無様だと、俺の矜持を粉々に砕くその笑みを見るたび心に固く誓う。 


いつか、必ず、アンタを―――――。




こういうのが読みたい&書きたいの。貴族の土方と幼馴染みだけど土方よか下級の、しかも没落しちゃった沖田家の長男の物語が。

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