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梅々

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カテゴリー「土沖 小ネタ」の記事一覧

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おめでとう

沖田お誕生日おめでと!!!!!



永遠の18歳!書いてたお話が間に合わなかったので代打。







「お誕生日おめでとう、沖田氏」
部屋の襖を開けるとそこには死んだはずの男がいた。
正しくは死んだはずの人格だ。名をトッシーと言う。
「おまえなんでいんの」
「沖田氏に会いたいなぁって思ってたら、ここにいたナリ」
てへっと頭をかく仕草に殴りたくなりつつも、わざわざあの世から祝いに来てくれたので無碍には出来ない。
「で、それだけ? またなんかしたいとかあんの?」
正面に腰掛けて問う。するとえへへと照れくさそうに笑った。土方さんだと絶対に見られない表情だ。
「拙者にしかあげられないものをあげようと思って。沖田氏の好きにして!!!!!!」
両手を広げてそんなふうに叫ばれる。
なるほど。土方さんのときには出来ない色々な悪戯を甘んじて受けようというのか。奇特なMだと思う。
素敵な提案だけれど、一つ難点がある。
「俺がしたこと、土方さんだってわかるだろィ?」
例えば足を舐めろといえば嬉々としてトッシーは舐めてくれるだろう。しかし、土方さんに戻った後に何させやがると殴られたらそれはそれで納得がいかない。好きにしろと言ったくせに責任はとらないのかと。
「そこのところは安心するナリ! 僕しか分からないようにちゃんとセッティングしてるんだな~」
得意げにいうのが腹立たしいがそれならと、隙をついて抱きついてみた。
一瞬の間の後ごくりと唾を飲むのが聞こえた。
「おっ、お、おおお沖田氏いいいいい!?」
「うるせーななんだよ」
「な、なななにをしてるでざる!?」
纏う煙草の匂いを肺一杯に吸い込む。
好きなことしろというからしただけだ。

拍手[7回]

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七夕。

拍手ありがとうございます。

七夕なのに呪怨やってて横目にちらちら見てます。怖い。
怖い!!!!
そして明日はおきたんですね!!間に合う気がしない





短冊に書けば願いが叶うと、今更そんなことを思ってはいないけれど、どうせなら自分の力では叶えられない願いを書きたい。
「欲しい物が手に入りますように、っめおまえまた副長の座とかぬかすんじゃねぇだろうな」
なので思ったまま書いたら土方さんに絡まれた。
そんなもんいらねぇっての。思うけど口には出さずに蔑んだ視線をやる。
ピクピク青筋を立てるのが、見慣れているけれどおもしろい。
「欲しい物ってなんだよ」
「秘密でさァ」
言ってもどうせくれないのだ。
アンタが欲しい、なんて。

拍手[7回]

三角関係が好きです

かぶき町大集会お疲れさまでしたー!!
新刊お手にとっていただきありがとうございました!
コピー本もありがとうございました!
雪兎、日給五万円は完売しました。改めて通販頁に載せますが、お手にとっていただきありがとうございます。

あー楽しかった!!!
いまはとりあえず眠いのでさっさと寝ます!




ワンドロ「同居」





やっとここ一カ月かかっていた仕事の終わった帰り道、同じだけ構ってやれなかった同居人のことを思う。
ここ一週間程は会社に泊まり込んだからその期間顔を見ていない。それ以前も、朝は会うが夜帰る頃には向こうは眠ってしまっていて、最後に会話らしい会話をゆっくりと交わしたのはいつたか思い出せない。
そもそも。
あれとの関係性はなんなのだろうか。適当な言葉が浮かばない。友人ではない。幼なじみではあるが、それだけではない。気まぐれで寝たことがある。何度も。だからといって恋人という枠にも当てはまらない。
そろそろ、しっかりと当てはめるべきなのかもしれない。
あれは、総悟はまだ十八だ。
ずるずるとなあなあな関係を続けるわけにはいかない。
と、思いながら玄関を開ける。
明かりのついていない、暗い玄関に見覚えのない靴がおいてあった。
誰か来ているのか。
しかし、廊下もリビングも明かりはついていない。
「総悟?」
残るは寝室しかない。
ドアノブを握り寝室の扉を開く。
「!」
ばちりと、総悟と目があった。
ベッドの上、知らない男に跨がっていた。
下半身は布団に隠れて見えないがきっと裸で、プロレスごっこをしているのではないことだけは確実にわかる。
状況を認識して何よりも他の野郎をくわえ込んだことに腹立って、俺は存外総悟に執着していたのだと知った。





間男は銀さん

拍手[4回]

酔いとともにさめる夢

拍手ありがとうございます~。
今日は原稿してました。
表紙は一色刷りにしようかなぁと考えてますがタイトルが決まらない。メインは玉蜀黍です。でも直接タイトルに出すのは難しいなぁと。

沖受けワンドロお題「告白・プロポーズ」でネタが降らないです。





手にしていた猪口を畳に置きながら、好きだと告げれば総悟は鋭い視線で俺を射た。
ぞくりとくる表情に手を伸ばす。酒気に染まった首筋を撫でれば擽ったそうに身を捩る。
来いと、囁いた声は掠れていて笑いそうになる。
酒の所為ではなく情欲にまみれた声。それに気づいていても尚総悟は寄り添って、胸の中におさまる。
「今晩だけは、俺もアンタのこと」
好きだと言おうとした唇を塞いだ。勿体ないことをしたとも思うが我慢がきかなくて、今晩だけでもなんでもいいから今すぐ欲しい。








(沖田が今晩だけと言ったのは土方が酔ってるので、酒の所為にして忘れられたときのための保身です)

拍手[5回]

泡風呂にしたかったのに桧。

拍手ありがとうございます!
三日間もブログ書き忘れていたことに気づいて苦笑いするしかない。坂本も困ったときは笑っとけといっていたし。

今日は部屋の片付けという名目でブラックラグーン三巻まで読みました。面白いから続きを買いたい!
明日からもまた一週間頑張るぞ!

個人誌は去年のスパークから流れているのにしようと思います。原稿しなさい私!





それでは今日のワンドロ「お風呂」






恐る恐る風呂の戸を開ける。湯気の立ちこめる風呂の中は誰もいなくてほっと息を吐いた。
それも当然だ。
草木も眠る丑三つ時。
夜番が上がるにはまだ早く、遅番が入浴するには遅すぎる時間。そんな時間に人目を忍んで入浴する理由はただ一つ。
念のためと胸元を隠していたタオルを外し椅子に座る。目の前にある鏡には首筋から胸元にかけて赤いキスマークが散らばった自身の体が写っている。
情人である上司は俺の事情も考えず毎度毎度キスマークをつけまくる。内腿も二の腕も同じような有様だ。
正直、これをつけられるのは嫌いじゃない。小さな痛みと快感と、認めたくないけれど独占欲を剥き出しにされているのが心地よくて。
ただ、人目を気にしなければならないのは煩わしいことこの上ない。だから何度止めろといっても、こちらがそれどころではないときにつけまくるものだから、止めようもない。
「ったくあの色欲魔……」
ぼやきながら体を流しているとがらりと、風呂の戸が開いて肩が跳ねる。
「手加減してやってんだろ」
誰かと思いきや俺を悩ませている張本人で、文句を言ってやろうと振り返ったら唇を塞がれた。なれた仕草で右手が、まだ感触の残っている尻の狭間へと伸ばされる。
この人の魔の手から逃れるすべはない。
「逆上せねぇ程度にしてくだせェ」
だからせめてもの願いをため息混じりに言えば、善処すると生返事を寄越された。

拍手[5回]

  

祝☆映画化

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