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梅々

苑咲早良が運営する銀魂BL小説サイトです。 心意気は18禁。 著作権的な何かは放棄していません。マナーは守ってください。 メールフォームやコメント欄は下にありますので、何かございましたらお気軽にご使用ください。感想とか頂ければ舞い上がります! 不定期更新な別館を作成しました。ミツバさん愛してる! 気が向いたらお越しください→http://tokosienoai.dou-jin.com/

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泡風呂にしたかったのに桧。

拍手ありがとうございます!
三日間もブログ書き忘れていたことに気づいて苦笑いするしかない。坂本も困ったときは笑っとけといっていたし。

今日は部屋の片付けという名目でブラックラグーン三巻まで読みました。面白いから続きを買いたい!
明日からもまた一週間頑張るぞ!

個人誌は去年のスパークから流れているのにしようと思います。原稿しなさい私!





それでは今日のワンドロ「お風呂」






恐る恐る風呂の戸を開ける。湯気の立ちこめる風呂の中は誰もいなくてほっと息を吐いた。
それも当然だ。
草木も眠る丑三つ時。
夜番が上がるにはまだ早く、遅番が入浴するには遅すぎる時間。そんな時間に人目を忍んで入浴する理由はただ一つ。
念のためと胸元を隠していたタオルを外し椅子に座る。目の前にある鏡には首筋から胸元にかけて赤いキスマークが散らばった自身の体が写っている。
情人である上司は俺の事情も考えず毎度毎度キスマークをつけまくる。内腿も二の腕も同じような有様だ。
正直、これをつけられるのは嫌いじゃない。小さな痛みと快感と、認めたくないけれど独占欲を剥き出しにされているのが心地よくて。
ただ、人目を気にしなければならないのは煩わしいことこの上ない。だから何度止めろといっても、こちらがそれどころではないときにつけまくるものだから、止めようもない。
「ったくあの色欲魔……」
ぼやきながら体を流しているとがらりと、風呂の戸が開いて肩が跳ねる。
「手加減してやってんだろ」
誰かと思いきや俺を悩ませている張本人で、文句を言ってやろうと振り返ったら唇を塞がれた。なれた仕草で右手が、まだ感触の残っている尻の狭間へと伸ばされる。
この人の魔の手から逃れるすべはない。
「逆上せねぇ程度にしてくだせェ」
だからせめてもの願いをため息混じりに言えば、善処すると生返事を寄越された。

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祝☆映画化

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