忍者ブログ

梅々

苑咲早良が運営する銀魂BL小説サイトです。 心意気は18禁。 著作権的な何かは放棄していません。マナーは守ってください。 メールフォームやコメント欄は下にありますので、何かございましたらお気軽にご使用ください。感想とか頂ければ舞い上がります! 不定期更新な別館を作成しました。ミツバさん愛してる! 気が向いたらお越しください→http://tokosienoai.dou-jin.com/

カテゴリー「土沖 小ネタ」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ロマンは男性向け


「・・・ダメでさァ土方さんッ!!!!」

ハッと、目を見開くと先程まで沖田の目が写していたモノは消え、ただ見慣れた部屋が視界に入った。
キョロキョロと辺りを見渡す。障子の向こうは暗い。そうだ、風呂上がりに土方の部屋へ遊びに来てそのまま寝入ってしまったのだと思い出す。
ずっと相手してくれなかった土方が、形容し難い表情で沖田を見ていて、沖田は土方がかけてくれた上掛けを握り、安堵の息を吐く。

「夢、かァ・・・・・・」

「・・・どんな夢見てたの、お前」

「秘密、でさァ。寝言言ってやせんでしたか?」

内心ドキドキしつつ沖田は天井を見つめたまま問う。
実は。大雑把に言えば土方に襲われる夢を見たのだ。
押し倒され、そのまま激しく口唇を奪われて、首筋を舐め、朱印をつけられた。
再び唇を奪おうとした土方は見たこともない程オスの色気を纏っていて。唇が重なる寸前に目が覚めたというわけだ。

「いや、特には」

「そうですかィ・・・」

未だ胸の動悸が治まらない沖田に背を向けている土方も、同じく激しい動悸がしていた。

(言えねぇ。絶対、言えねぇ。あんな声出してたなんて・・・)

沖田にはああ言ったが、本当は沖田は寝言、らしきものを言っていた。声にならぬ声、と形容するのが一番正しいはずだ。
鼻にかかった甘ったるく高い吐息が、自分の名を呼んだ。
途端、胸がざわついた理由を大人である土方はよくわかっていた。

触りたい、というのが土方の心情。
触られたい、というのが沖田の心情。

易々と口には出せそうにない願望に二人は揃って溜め息をついた。





小話、ですねハイ。くっつきそうでくっつかないとかくっついてないけどはたから見たらくっついてるとか、いいですね。
体だけとか。それでも普通にからかい合ったりしているとか裏ボスレベル。しかもそれで両思いだけど二人ともそれに気付こうとしないとかサイト様見てて萌えました。
先週の金曜、全裸にはロマンがないとか帯は緩めた程度で乱れきった着物がいいトークをしていたら「大雨洪水警報でてるよー」と親切な中年前ぐらいの方が教えてくれました。え、コレ絶対聞こえて・・・(ry
突然語りだした人が悪い。それに乗った私も悪い。一刀両断?

いまお墓参りネタ書いてます。漫画頑張ったから全然捗らなかった。漫画は隊服ベタ頑張ってます。私の筆ペン結構OBだから・・・。

拍手[2回]

PR

血の洗礼

ふわりと鼻孔を擽る甘い香りに心臓がバクバクと派手な音をたてる。

「ねぇ、土方さん」

サラサラ。
キラキラと月明かりに煌めく錦糸の髪が首筋を滑る。
白い肌理細かい肌。

触れたら、終りだ。

「・・・ざけんな。てめぇの血なんざ飲めるか」

「俺のは飲めない、なんて言うんですね。あんたは誰のでもいいんだと思ってた」

そんなわけ、ない。
飲みたい血は唯一つ、総悟のものだけ。
甘美で熟れた芳香のするその血を飲めば、この渇きは癒される、だけど。

「いらねぇよ、てめぇのなんざ」

「―――俺は、あんたになら血をやってもいいって思ったのに」





吸血鬼ネタ好きです。
切ないですよね・・・。

拍手[0回]

今だけの遊戯

静かに雨が降る中、澄んだ歌声が響く、部屋。
土方は己の為だけの歌声に恍惚とする。

「お前の声は本当に綺麗だな、総悟」

「褒めてもらえて光栄でさァ」

クスクスと笑う沖田からフワリ。漂ってくる甘い芳香りに切なさにも似た愛を覚える。
再び最近流行っている歌手の歌を歌い出した沖田に後ろからぎゅうっと抱きつく。
鼻孔を満たすこの芳香は、沖田が自分のモノではない証。
悪戯な言葉を紡ぐ唇も眼差しも、天使のような歌声も何一つ、自分のモノではない。

「土方さん、擽ってぇよ」

「いいから、黙っとけ」

「でも、・・・・・・もう帰んなきゃ、旦那に怒られる」

雨足が弱まった窓の外を眺め、沖田は悲しそうな色を滲ませ呟く。
頭では離さなければならないと分かっていても、手が、離れない。力が強くなる。

嗚呼もっと、早くに出会っていたのなら。





昨日言ってたネタ。
沖田は銀さんに拾われて、「俺の店で歌う?」とか言われて歌うようになった。拾ってくれた恩とかも感じてたから自分で出来ることはしなきゃ、と思ってて、でもそれを実行しない。銀さんも世話するの楽しそうだし、まぁいいやと現状維持。拾われたのは高校生ぐらいがいい。家族と死別して何も無くなった沖田に手をさしのべた銀さんは、道端に蹲っていた沖田に昔の自分を見たんだとおもう。
ある日、過去にうなされる沖田に「お前はもうひとりじゃねぇんだよ」って銀さんが優しく沖田の体を拓いていって、その行為に愛情を感じた沖田は益々頑張って歌うようになるのです。
そんなある日。出張で来た土方はたまたま偶然その店に行きます。そして、天使の歌声に出会い、仕事だけだった彼の世界に何かが芽生える。





なんて話、私が書くより誰かが書いた方が面白いと思います。

拍手[0回]

大学生×高校生


「昨日、会わなかったけどどうした? 休んだのか?」

「ええ、風邪ひいちまってやして。そうそう、病院行ったら変態くさい親父が鼻の下伸ばしながら触診してきたんでさァ。マジキモイ死ねあのオヤジ」

その一言が、俺の運命を大きく変えた―――――。





当初法学部行こうとしていた土方はそれを聞いて医学部へ行くことになります。
そして総悟専属の先生に・・・。
というか他の人間に総悟の体を見せたくないからとか変態的で不純な動機で医者になったけど中々評判も腕も良くてなんか逆に嫉妬されちゃえばいいじゃない的な小説を書きたかったり。

それよか本家の神威に会いたい。I want meet you!


なんか入浴ネタ書こうと友達二人に土方と沖田が会ったときの年齢は?ってきいたら二人とも私と同じ設定で運命感じた。

拍手[0回]

女豹のように捕えて

ちょっとネタをメモ。





名前を呼ばれたと思ったら腕引っ張って強引に取り調べ室へ連れて行かれた。ガシャ、と土方さんが重い鉄の扉を閉じ鍵をかける。

「あいつは攘夷派の奴等と繋がってるかもしれねぇから一人で会いに行くんじゃねぇつったよな?」

「あんたねぇ、山崎使って俺を見張らせねぇでくだせぇよ。それに、旦那は何度も俺らを助けてくれてんですぜ? 過去に何があったかは知らねぇが、今はただの万事屋でさァ」

旦那、と言ったときピクリと寄せられていた眉が反応した。
攘夷云々よりも、俺があの人に会いに行ったことが気にくわないらしい。

(自分だって花街行ったりするくせに)

「今からてめぇの体調べるからな」

「・・・・・・それは仕事でですかィ? 私情でですかィ?」

「両方だ、クソッタレ」

吐き捨てるようにそう言い、土方さんは俺に服を脱げと命令した。





I would like you check~
という文を聞いてまるで既述された小説のように脳内で想像されたネタ。
スラスラと滞り無く二人の会話が頭の中響いていました。
因みに上の文の和訳は
「私は貴方を調べたい」
で誤答の例でした。

拍手[0回]

  

祝☆映画化

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

HN:
苑咲 早良
HP:
性別:
非公開

カウンター

ブログ内検索

アクセス解析

Copyright ©  -- 梅々 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]