梅々
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鴨さんは好きだけど嫌い。
明日の偉人特集チックなテレビに土方さんが出るよう願っております早良です。土方さん偉いもん!絶対出るよ。だって真撰組・・・新選組作ったってか支えて沖田とラブラ・・・じゃなくて。兎に角出ろよ土方ァ!
やっと先週のジャンプ読めました。今週のは立ち読みしたんだけど。総悟がごっさ可愛い。アニメもつぶらな瞳にドッキンドッキンて感じでした(笑)土方の手付きも最高だったなァ。
じゃなくて鴨さん。いいキャラだ。土方の周りには鬼畜が集まる・・・訳ではないんだろうけど。二人で土方いじめて欲しい。鴨さんと土方で沖田取り合って欲しい。沖田のほうが上手だと信じてる。・・・また話ずれてるし。
あ~。ホント、司馬さんのを漫画化してギャグ要素詰め込んだような真撰組ですよね。燃え剣読みたいな、久々に。史実の伊東さんは嫌いだけど鴨さんは好きです。鴨祭やろうかな。皆さんは伊東祭だけどあたしは鴨祭だから!!
やっと先週のジャンプ読めました。今週のは立ち読みしたんだけど。総悟がごっさ可愛い。アニメもつぶらな瞳にドッキンドッキンて感じでした(笑)土方の手付きも最高だったなァ。
じゃなくて鴨さん。いいキャラだ。土方の周りには鬼畜が集まる・・・訳ではないんだろうけど。二人で土方いじめて欲しい。鴨さんと土方で沖田取り合って欲しい。沖田のほうが上手だと信じてる。・・・また話ずれてるし。
あ~。ホント、司馬さんのを漫画化してギャグ要素詰め込んだような真撰組ですよね。燃え剣読みたいな、久々に。史実の伊東さんは嫌いだけど鴨さんは好きです。鴨祭やろうかな。皆さんは伊東祭だけどあたしは鴨祭だから!!
ピアニィ・ピンク
桜の花がよく映える青空―――――とか言う言葉が似合う淡い青のグラデーション。思わず携帯を空に向けカシャリと鳴かせてみたけれど、画面に写ったのはグラデーションの欠片も無い、真っ青な色一色だけだった。そろそろ携帯代えたいな、これ使い始めて何年だっけと指折り数えていたら、聞き慣れた声が俺の思考回路を裁った。
「何、山崎」
「また同じクラスですよ」
三年間一緒だったのに、また同じクラス。折角考え事も歩くのも中断したのに、そんな不幸な話をするとは山崎の癖に生意気だ。
「・・・でも、あの人も一緒なんですよね」
「誰」
あからさまに笑顔がひきつってる筈なのに、気付かないのかただのフリか、山崎はいつも通り話の核の部分を覆い隠して話し出した。
「土方十四郎ですよ。確か極道の家系で・・・分家だった気がしやすがね、創立以来初の入試パーフェクトで文武両道、将来は警察官に・・・」
「俺、興味ねぇ」
人は肩書きや噂じゃわからないものだと思うし、それ以前に俺はテトリスでどうすればT‐スピンが出来るかで悩んでて半分ぐらい聞き逃してる。
紛でしか出来た事ないのになんで山崎は出来るのか不思議で堪らない。
あと少しで曲がり角。携帯から目を離した途端、目の前が濃紺に染まった。
間近で見ると、綺麗。この制服の色。空色には程遠いけれど、パレットに染みをつけて、其処から滲んでったらこんな色になりそう。
なんて螺子が抜けたような事考えながらも受け身を取った俺を誉めたい。
「いって・・・・・・」
耳に馴染む低音に、綺麗な声してると思うと同時に蹴り飛ばしたくなった。一応、携帯は無事だったからよかったけどぶつかったら先ずゴメンだろ。
「アンタさ、ぶつかってきた癖に第一声がいてって人間失格じゃねぇの。地に墜ちろ」
呆然と見上げてくる顔も中々だった。モテるんだろうな、性格悪いのに。否、女には優しいのかもしれないけれど今はそんな事どーでもいい。
スタスタ歩き出すと、背後でパタパタと小走り気味な足音が聞こえた。横に並んで、チラと後ろを振り返り、小声で話しかけてきた。
「沖田さん、あの人が土方さんですぜ。ちょっとヤバいですよ」
「へぇ、あれが土方・・・」
アイツの所為で俺の成績は学年二位になり下がったんだ。折角姉上が寝る間も惜しみ、勉強教えてくれたのに。やっぱ蹴り飛ばしときゃよかった。
「――――沖田さん」
「何」
「何考えてるんで?」
「お前のコトじゃねぇ事は確か」
文武両道なんて有り得ない。・・・っていうか人間には必ず弱点がある訳だし其処つっついてみたら中々いい反応しそう。ああいう完全無欠な奴はいじめ甲斐があるんだよなァ。
「土方さんの事・・・ですか?」
「・・・まァ、そういう事になんのかなァ・・・物は言いよう?」
ハァと曖昧な相槌を聞き逃し、空を仰いだ。先刻と変わらない空の色。その中心を、白い線が走っている。どうやら明日は天気が悪くなるらしい。けれど、うっとおしい空模様も気にならない。
これから始まると思われる、楽しい楽しい高校生活。
飛行機雲が余韻を残し、消えた。
・・・3z出会い編
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