梅々
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えろ。
なんとか沖土えろできた!
濡れ場ですよ!
そして土方の片想い!
濡れ場ですよ!
そして土方の片想い!
呼べばくれる
求めればくれる
だけど俺がほしいのはそれではなくて
メデューサの悲劇
俺の顔を見た総悟が、ああと合点した表情を浮かべた。そこに愛情も揶揄も何もないのを見つけて、今日も何時ものごとく落胆する。そのたびに俺はまだ幸せな方だと自分を慰めようとするが、それも空しいだけだ。
総悟が無言で、来た道を引き返し俺の部屋へと向かう。その頭から歩く度に滴が散り、肩や廊下を濡らす。こんなんじゃすぐに風邪を引いてしまうだろう。部屋へつくなり布団の上へ座り込んだ、その腕の中からタオルを引ったくり頭にかけて拭いてやる。
いつまで、こうして世話をかけさせてくれるのだろう。子離れなんてしてやる気はないが、それだけではなくて。
「……土方さん」
「ん?」
「さっさとしちまいやしょうや」
言うなり勢いよく押し倒される。後頭部を布団にぶつけて擦ろうとするがそれより先に、両手を縫い止められる。そのまま荒々しく唇を塞がれ、触れる感触を味わう間もなく舌が、俺の中へと入り込んだ。いつものことながら乱暴に口の中を荒らし回されて、こんなキスじゃ女に嫌われるだろうと思いながらも喜んでいる俺がいる。苦しいのは確かだが、心ここにあらずといった体でされるよりも全然いい、ただ乱暴にされているだけでも。
喉の方にまで舌を突っ込まれえづきかけると、漸く唇は離れていった。
「土方さんはこんなんでも勃つんですかィ」
「んっ……」
指が、興奮を如実に現すそこを優しく撫でた。それだけで思わず声が漏れてしまう。総悟が触れている、それだけで俺は何度でも達してしまえそうになるのは毎度のことで、それを分かっていてからかってくるのだ。
触れたまま動かずそこにある手に痺れが切れ、腰を緩く蠢かす。硬い掌に血の集まったそこが擦れ、鳥肌が立つような気持ち良さが胸にじんわりと染み入る。これは総悟の掌だ、いつも俺に悪戯を仕掛け、鮮やかに刀を振るう、掌。そう思うと止まらなくなる。
総悟の手で自慰している様を嘲笑を浮かべ眺められる。蔑む視線にいつものことながら頭は冷静になっていくのに、体は反比例し熱くなる。どんな感情を抱いていようと、抱いてくれるなら構わない。
「何腰振ってんですかィ」
「う、るせっ……」
「ふーん」
態度が気に食わなかったのか、す、と手が離れていく。縋るように伸ばした手はぱしんと払われて、冷めた目で見下される。
それにすら体は反応を示す。自分に向けられる総悟の感情がどんなものだろうと、それを快感に変えようとする。
本当に一方通行だ。微塵も得られないと分かりきっている愛情を求めるでなく、諦めた上で他のものをほっしている。それが嫌悪でも軽蔑でも、いい。
「……総悟」
「ちゃんとご機嫌取りしなせぇよ。アンタに付き合ってやってんだから」
石鹸が香る総悟の元へ近より、袷を開き趣味の悪い下着から、未だにくったりしたままの総悟の性器を取り出す。それを筒状にした手で扱きながら、先端に口付ける。総悟は、俺が平伏す、この格好が好きなのだと言っていた。だからいつもこうして這いつくばって、総悟をその気にさせる。儀式のようなものだ。こうでもしなければ本当に、快感を得てくれないのだから。
「土方さん、こっち見なせェ」
「ん、」
「そうそ。可愛い面ですぜ」
「ふ、んくっ!」
まるで愛しい物を眺めるかのように総悟の眼差しが細められ、同時に喉の奥をぐっと突かれた。胃液があがりかけ息が一瞬詰まるが、眼差しの柔さに絆されて体の芯は甘く疼く。
形を持ち始めた性器をすぼめた唇で愛撫する。顔を上下に動かし、先走りを啜るようにすぼめた舌で尿道をほじくる。鼻に薄く淡い色をした毛が触れ、石鹸の香りがふわりとする。
「んく、ぅ」
「……アンタのこういう馬鹿なところは嫌いじゃないですぜ」
言いながら頭を引き剥がされる。そしてぞんざいに尻を鷲掴みにされちりりと痛む。爪が食い込んでいる。少しは労れ、口の中でもごもご文句を言えば、それを聞いたかのようなタイミングで穴に、熱い性器が触れた。それがずん、と肉を掻き分ける。
「う、っぐ、ああ!」
「……相変わらずきついでさ」
痛みに縋ろうと手を伸ばせばパシンと乾いた音を立てて叩かれる。いつものことながらひでぇ奴だ、思いながらシーツを強く握り、痛みに堪える。
めりめりと抉じ開けられる痛みは毎度のことながら壮絶で、昂っていた体も急速に萎える。萎えるのだが、目の前にある眉を寄せた顔や荒い吐息、詰る声に再び体が熱くなるのだ。割り開かれる痛みも、繋がった証だと思うと快感へ擦り変わっていく。
「ひ、ぅっ」
「ぜーんぶ入りやしたぜ。アンタのケツん中に」
耳元で囁かれる言葉に瞼をきつく閉ざす。綺麗な顔で下品な言葉を投げ掛けるお前に興奮するのだと、言ったならばその瞬間にこの行為が終わるだろうから言わずに、ただ、強く思う。
お前が好きだ。
「動きやすぜ」
「ん、」
乾いた中を、ずずっと擦られる。痛いだけだ。だが、それを瞼を閉ざして堪えていれば不意にぞくり、甘く痺れるような悦楽を得る。背筋を伝う、電撃のように鋭いそれに目を見開く。
「ぅ、あっ!」
そうなるともう、どこを突かれても気持ち良くて勝手に潤む視界はそのままに、今度は声を噛み殺すことに必死になる。
俺のではない、掠れた吐息に目前の顔を見れば目を細めて総悟が俺を見ていた。その眼差しは快感を追っていて、求められているような錯覚を与えてくれる。心地好さに喘げば足をより開かされ奥を貫かれた。
「ひ、ぁっ、あぁ!」
「あんま鳴かねぇでくだせぇ。萎えらァ」
「ん、っんく、ふぅ……!」
なら抱くんじゃねぇよ、一瞬思うが言えやしない。俺の感じるところを抉るように乱暴に突かれる。手の甲で唇を押さえるとにやりと総悟が笑う。そのまま、膝が床に突くほどに太股を押されぐっちゃぐちゃと音を立て揺さぶられる。
前立腺を刺激されて腹に、自分の精子が垂れた。
「っ、う、っん、っん、あ!」
「まだイくには早いですぜ」
「そうご、っやめっ……ひ、ぅ!」
「ほら声出さねぇで」
「し、ねっ」
罵ると切羽詰まった顔して俺の唇を塞いだ。そのまま舌を絡め取られ噛みつかれる。痛みに腕を掴むと平らな胸の頂を引っ掛かれた。総悟に開発されたそこは加減せずに弄られても気持ち良くてよろしくない。マゾヒストに調教されているようだ。
それもまた良いのだけれど。
もう限界だときゅうと穴を絞める。ちゅと唇が離れて舌打ちを寄越された。
「っも、そうご、ほしい……」
「どこに欲しいか言いなせェよ土方さん」
「っ中に、くれ……」
「中って?」
ずん、と雁首まで抜かれ浅いところを掻き回される。気持ち良い、だが物足らない動きに腰が揺れる。欲しい、奥まで。痛いくらいにしてほしい。
俺が浅ましくなればなるほどお前が興奮するのなら、俺は嬉々として、娼婦のように腰を振っておまえを求めよう。
「ケツん中……っは、ぉくにっ」
「何が欲しいかまで、ほら」
「……そうごの精子、ぶっかけてくれ、っうああ!」
浅いところをいたぶっていた性器が激しく抽挿され、奥の壁を突く。言わされた言葉にも煽られてただただ嬌声をあげて官能に溺れる。尻と総悟の肌がが密着するほど奥を穿たれて、限界を迎えた。
「ひっ、あぅぅ!!」
「んっ」
どばぁと自身も精子を飛ばしながら中に出される感覚に酔いしれる。一滴たりとも逃すものかと締め付けたところで意識は途切れた。
求めればくれる
だけど俺がほしいのはそれではなくて
メデューサの悲劇
俺の顔を見た総悟が、ああと合点した表情を浮かべた。そこに愛情も揶揄も何もないのを見つけて、今日も何時ものごとく落胆する。そのたびに俺はまだ幸せな方だと自分を慰めようとするが、それも空しいだけだ。
総悟が無言で、来た道を引き返し俺の部屋へと向かう。その頭から歩く度に滴が散り、肩や廊下を濡らす。こんなんじゃすぐに風邪を引いてしまうだろう。部屋へつくなり布団の上へ座り込んだ、その腕の中からタオルを引ったくり頭にかけて拭いてやる。
いつまで、こうして世話をかけさせてくれるのだろう。子離れなんてしてやる気はないが、それだけではなくて。
「……土方さん」
「ん?」
「さっさとしちまいやしょうや」
言うなり勢いよく押し倒される。後頭部を布団にぶつけて擦ろうとするがそれより先に、両手を縫い止められる。そのまま荒々しく唇を塞がれ、触れる感触を味わう間もなく舌が、俺の中へと入り込んだ。いつものことながら乱暴に口の中を荒らし回されて、こんなキスじゃ女に嫌われるだろうと思いながらも喜んでいる俺がいる。苦しいのは確かだが、心ここにあらずといった体でされるよりも全然いい、ただ乱暴にされているだけでも。
喉の方にまで舌を突っ込まれえづきかけると、漸く唇は離れていった。
「土方さんはこんなんでも勃つんですかィ」
「んっ……」
指が、興奮を如実に現すそこを優しく撫でた。それだけで思わず声が漏れてしまう。総悟が触れている、それだけで俺は何度でも達してしまえそうになるのは毎度のことで、それを分かっていてからかってくるのだ。
触れたまま動かずそこにある手に痺れが切れ、腰を緩く蠢かす。硬い掌に血の集まったそこが擦れ、鳥肌が立つような気持ち良さが胸にじんわりと染み入る。これは総悟の掌だ、いつも俺に悪戯を仕掛け、鮮やかに刀を振るう、掌。そう思うと止まらなくなる。
総悟の手で自慰している様を嘲笑を浮かべ眺められる。蔑む視線にいつものことながら頭は冷静になっていくのに、体は反比例し熱くなる。どんな感情を抱いていようと、抱いてくれるなら構わない。
「何腰振ってんですかィ」
「う、るせっ……」
「ふーん」
態度が気に食わなかったのか、す、と手が離れていく。縋るように伸ばした手はぱしんと払われて、冷めた目で見下される。
それにすら体は反応を示す。自分に向けられる総悟の感情がどんなものだろうと、それを快感に変えようとする。
本当に一方通行だ。微塵も得られないと分かりきっている愛情を求めるでなく、諦めた上で他のものをほっしている。それが嫌悪でも軽蔑でも、いい。
「……総悟」
「ちゃんとご機嫌取りしなせぇよ。アンタに付き合ってやってんだから」
石鹸が香る総悟の元へ近より、袷を開き趣味の悪い下着から、未だにくったりしたままの総悟の性器を取り出す。それを筒状にした手で扱きながら、先端に口付ける。総悟は、俺が平伏す、この格好が好きなのだと言っていた。だからいつもこうして這いつくばって、総悟をその気にさせる。儀式のようなものだ。こうでもしなければ本当に、快感を得てくれないのだから。
「土方さん、こっち見なせェ」
「ん、」
「そうそ。可愛い面ですぜ」
「ふ、んくっ!」
まるで愛しい物を眺めるかのように総悟の眼差しが細められ、同時に喉の奥をぐっと突かれた。胃液があがりかけ息が一瞬詰まるが、眼差しの柔さに絆されて体の芯は甘く疼く。
形を持ち始めた性器をすぼめた唇で愛撫する。顔を上下に動かし、先走りを啜るようにすぼめた舌で尿道をほじくる。鼻に薄く淡い色をした毛が触れ、石鹸の香りがふわりとする。
「んく、ぅ」
「……アンタのこういう馬鹿なところは嫌いじゃないですぜ」
言いながら頭を引き剥がされる。そしてぞんざいに尻を鷲掴みにされちりりと痛む。爪が食い込んでいる。少しは労れ、口の中でもごもご文句を言えば、それを聞いたかのようなタイミングで穴に、熱い性器が触れた。それがずん、と肉を掻き分ける。
「う、っぐ、ああ!」
「……相変わらずきついでさ」
痛みに縋ろうと手を伸ばせばパシンと乾いた音を立てて叩かれる。いつものことながらひでぇ奴だ、思いながらシーツを強く握り、痛みに堪える。
めりめりと抉じ開けられる痛みは毎度のことながら壮絶で、昂っていた体も急速に萎える。萎えるのだが、目の前にある眉を寄せた顔や荒い吐息、詰る声に再び体が熱くなるのだ。割り開かれる痛みも、繋がった証だと思うと快感へ擦り変わっていく。
「ひ、ぅっ」
「ぜーんぶ入りやしたぜ。アンタのケツん中に」
耳元で囁かれる言葉に瞼をきつく閉ざす。綺麗な顔で下品な言葉を投げ掛けるお前に興奮するのだと、言ったならばその瞬間にこの行為が終わるだろうから言わずに、ただ、強く思う。
お前が好きだ。
「動きやすぜ」
「ん、」
乾いた中を、ずずっと擦られる。痛いだけだ。だが、それを瞼を閉ざして堪えていれば不意にぞくり、甘く痺れるような悦楽を得る。背筋を伝う、電撃のように鋭いそれに目を見開く。
「ぅ、あっ!」
そうなるともう、どこを突かれても気持ち良くて勝手に潤む視界はそのままに、今度は声を噛み殺すことに必死になる。
俺のではない、掠れた吐息に目前の顔を見れば目を細めて総悟が俺を見ていた。その眼差しは快感を追っていて、求められているような錯覚を与えてくれる。心地好さに喘げば足をより開かされ奥を貫かれた。
「ひ、ぁっ、あぁ!」
「あんま鳴かねぇでくだせぇ。萎えらァ」
「ん、っんく、ふぅ……!」
なら抱くんじゃねぇよ、一瞬思うが言えやしない。俺の感じるところを抉るように乱暴に突かれる。手の甲で唇を押さえるとにやりと総悟が笑う。そのまま、膝が床に突くほどに太股を押されぐっちゃぐちゃと音を立て揺さぶられる。
前立腺を刺激されて腹に、自分の精子が垂れた。
「っ、う、っん、っん、あ!」
「まだイくには早いですぜ」
「そうご、っやめっ……ひ、ぅ!」
「ほら声出さねぇで」
「し、ねっ」
罵ると切羽詰まった顔して俺の唇を塞いだ。そのまま舌を絡め取られ噛みつかれる。痛みに腕を掴むと平らな胸の頂を引っ掛かれた。総悟に開発されたそこは加減せずに弄られても気持ち良くてよろしくない。マゾヒストに調教されているようだ。
それもまた良いのだけれど。
もう限界だときゅうと穴を絞める。ちゅと唇が離れて舌打ちを寄越された。
「っも、そうご、ほしい……」
「どこに欲しいか言いなせェよ土方さん」
「っ中に、くれ……」
「中って?」
ずん、と雁首まで抜かれ浅いところを掻き回される。気持ち良い、だが物足らない動きに腰が揺れる。欲しい、奥まで。痛いくらいにしてほしい。
俺が浅ましくなればなるほどお前が興奮するのなら、俺は嬉々として、娼婦のように腰を振っておまえを求めよう。
「ケツん中……っは、ぉくにっ」
「何が欲しいかまで、ほら」
「……そうごの精子、ぶっかけてくれ、っうああ!」
浅いところをいたぶっていた性器が激しく抽挿され、奥の壁を突く。言わされた言葉にも煽られてただただ嬌声をあげて官能に溺れる。尻と総悟の肌がが密着するほど奥を穿たれて、限界を迎えた。
「ひっ、あぅぅ!!」
「んっ」
どばぁと自身も精子を飛ばしながら中に出される感覚に酔いしれる。一滴たりとも逃すものかと締め付けたところで意識は途切れた。
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