梅々
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疲労困憊
クチコミ買いました。一昨日。投稿しようかな、なんて細やかな願い抱いてます。
ってか銀沖あった。
銀沖書きたくなった。
わたしは一つ、気付きました。私、土方は王子以外のどのカップリングも苦手なんです。普通に読むけど。のほほんと読むけど。
それは、つまり、
土方は王子のものなんだよ。
どっちが受けだろうが、そごたん王子の私物なんだよ。だから近藤さん以外には貸し出ししないんだ。私の中で。
でもそごたんは別。どのカップリングも好き。
でもやっぱトシローが絡んでくるな。私の考える話には、ほぼ。片想いというカタチで。
だから根本的に土沖土なんだね、結局は。
ってか銀沖あった。
銀沖書きたくなった。
わたしは一つ、気付きました。私、土方は王子以外のどのカップリングも苦手なんです。普通に読むけど。のほほんと読むけど。
それは、つまり、
土方は王子のものなんだよ。
どっちが受けだろうが、そごたん王子の私物なんだよ。だから近藤さん以外には貸し出ししないんだ。私の中で。
でもそごたんは別。どのカップリングも好き。
でもやっぱトシローが絡んでくるな。私の考える話には、ほぼ。片想いというカタチで。
だから根本的に土沖土なんだね、結局は。
「んっ・・・はぁっ」
まるで水から顔を出した魚のように、胸いっぱい酸素を吸い込む。そしてシャツの裾で俺のだか土方さんのだかわからない唾液を拭った。
土方さんとする、キスは嫌いだ。
煙草の味がして苦いし、べろが入ってきてその上、口ン中をぐちゃぐちゃにするし、息は苦しくなるし。好きじゃない。土方さん自身を好きなのかも疑問だけど。でも近藤さんとするキスは好きだ。チュッと唇通しが触れるだけだしその後少し苦しい程強く抱き締めてくれる。近藤さんのほうが、土方なんかよりも十何万倍も好きなのに。
「・・・お前、キスの時の顔可愛いよな」
「・・・?」
声を出すのが億劫で、唇拭いたまま怪訝な顔をした俺を、土方さんは少し目を細め、一瞥した。煙草を一本箱から出し、指でもてあそぶ。
「赤い顔してくるしそうに眉寄せてよ。滅多に見れねぇよな」
「・・・そんな変な顔が見たくてキスするんですかィ?」
俺が引いたフリして、ズズッと後ろにさがると、溜め息ついて煙草に火をつけた。溜め息つきたいのは此方だ。
「・・・俺ってお前の何なの」
「何その彼女みてぇな台詞」
「いいから答えろよ」
答えろ、なんて言われたって。答えなんて元から一つしかないんだけど素直にそれを言うのもなんか嫌。だけど、中々真剣に見つめてくるもんだからポロッと口が滑った。
「・・・玩具」
すると、土方さんの口からも火をつけたばかりの煙草がポロッと落ちた。そのまま、言葉を交わす事なく目を見てくる。何か変な事言っただろうか?煙草落とす程変な事は言ってないと思うけど。って煙草。
座ったまま近付いてって悪運強く足の上ではなく畳の上に落ちた煙草を拾いあげ、灰皿に捨てる。新しく出来た畳の根性焼きは、意外と黒く大きかった。これ山崎に見付かったら無理矢理畳交換させられそうだ。仮にも副長室なんですから!とか何とか言って。で余計なお世話だって土方さんにぼこられて。
想像の山崎がボコボコにのされてて笑い出しそうになった瞬間、腕を強く引かれた。そのままうつ伏せに倒れた、俺を上向かせ土方さんが上に乗ってきた。
「重っ・・・」
「お前俺に恋愛感情ねぇの?」
「どーでもいいから退き・・・」
「よくねぇよ」
珍しく本気で切れ気味なのはわかったけれど何にそんな怒ってるのか、さっぱりだ。
「恋愛感情はあんのかって聞いてんだよ」
「・・・多分?」
「は?何で多分なんだよ」
そんな事言われても。好き・・・なのは多分そうなんだけど、絶対なんて言いきれる程好きじゃない。ってか半分ぐらい遊び感覚で付き合ってるし。軽いノリみたいな感じ?
勿論本人に言ったら流石にもっと怒るだろうから言わないけれど。
「別に俺の気持ちなんてどうでもいいだろィ?したい事すりゃあいい」
「・・・言ったな?」
言わなければよかったなんて思ったけど、今更遅いんだろう、きっと。
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