梅々
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防寒具っ
「見廻り行くぞ」
炬燵で寛いでいたら土方さんがやってきて、あったかい空気がぶわり、外からの冷たいそれに混ぜられ冷えた。この人は鬼じゃないか。せっかく温かい中で寛いでいるのに。それを寒い外へ連れ出そうとするなんて。
文句を言っても駆り出されるだけだから、主不在の局長室からしぶしぶ出て、土方さんと同じように縁側に立つ。
寒い。
「こんなんじゃ死んじまいやさァ」
「だから防寒具があんだろ」
わざわざ俺の部屋から取ってきたのか、外套を渡される。いそいそ袖を通すと体温を奪われて余計寒くなった。腕をさすっていればマフラーを巻かれる。
「ちゃんと温めろよ」
「……母ちゃんみてぇ」
「それでもいいからつけておけよ」
マフラーと揃いの手袋も渡される。元来こういうのは好きじゃないから、自分からはつけようとしない。だからか、外套以外の俺の防寒具は土方さんの部屋に置かれるようになった。俺が出かける時は必ず手袋とマフラーのセットを持ってくる。
俺の何になりたいのか。人に言えないようなことをもう、数えられないぐらいしているわけだけど。
「よし、行くぞ」
装備したのを見て満足げに言う。
上司であり、弟分ながら保護者ぶり、セフレで母親、そして共犯者。肩書きがいっぱいだ。統一感がありゃしない。
ブーツを履いて冷たい空気の滲む町中を歩く。寒いとぼやいても聞き届けてもらえない。おしるこでも飲みたいなともごもご言っていたらちらりと一瞥を寄越された。
「我慢しろよ」
「あ。アンタがあっためてくれればいいんでさ」
「は?」
「土方さん、俺をあっためて」
良いながら袖を引く。我ながら安い誘い文句だけども、甘い土方さんは聞き入れてくれるにちがいない。
ほら、舌打ちなんかしてから、俺の手を引いた。
俺にとってのアンタはこうも肩書きが多いけれど。アンタの中での俺は一体なんなんだろう。それが知りたくていつも見極めようとちょっかいをだしているのに少しも分からないままだ。
連れ込まれた路地裏、降り止まないキスを受けながら、土方さんに期待している自分に目を瞑った。
寒いですね。殺人的。でももっと寒くなるし関東はまだ温かい方だなんて嘘だ。
今日の銀魂は素晴らしかったですね!シャアvsアムロ・アスラン!
シャアやばかった耳が幸せでしたぁぁぁぁぁ。あと陸奥がかわいくてかっこよくて本気出していて同時にBGMも本気でしたね。まさかの水木さんwwwwwww
あれただのスーパーロボット大戦な気がする。銀魂じゃない気がする。次回予告かっこよかったなぁ!
明日はバイトです!そしたらバイトもない丸々二連休が私を待っています。
春コミ申し込むか悩んでます。エア冬コミのコピ本、ネタはあがった!
拍手ありがとうございます!
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