梅々
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花火
- 2014/08/06 (Wed) |
- 土沖 小ネタ |
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長いようで短い口づけを終え、瞼を開けると端正な顔が花火に照らされていた。
不覚にも見惚れていれば、くすりと土方さんは笑った。
「どうした?」
低く囁く声が熱を上げる。
ああいやだ。どきどきしちまう。
癪でふいと顔を逸らす。逸らした視界のど真ん中でどぉん、と花火が空に咲く。花火を見に来たのになんでこんなに見飽きた顔を見あっているのか。
今度は花火を眺めていると、かまってくれと言わんばかりに土方さんが耳を撫でてきた。
「総悟」
「なんでさ」
「つれねぇな」
普段のアンタの方がつれないというのに。自分を棚に上げる男に渋々、視線を投げる。
男前が花火なんか気にせず真っ直ぐに俺を見ていた。
優越感に口角があがる。
女なんてよりどりみどりなこの人が、俺を選んで、俺をほしがっている。
たったそれだけに絆されて、望まれるがまま瞼を閉じてキスを受け入れた。
花火終わった後にプリクラとってついでにちょっといかがわしいことしてホテル行く土沖いいなって思いました。
明日は効果測定だ。どきどき。
不覚にも見惚れていれば、くすりと土方さんは笑った。
「どうした?」
低く囁く声が熱を上げる。
ああいやだ。どきどきしちまう。
癪でふいと顔を逸らす。逸らした視界のど真ん中でどぉん、と花火が空に咲く。花火を見に来たのになんでこんなに見飽きた顔を見あっているのか。
今度は花火を眺めていると、かまってくれと言わんばかりに土方さんが耳を撫でてきた。
「総悟」
「なんでさ」
「つれねぇな」
普段のアンタの方がつれないというのに。自分を棚に上げる男に渋々、視線を投げる。
男前が花火なんか気にせず真っ直ぐに俺を見ていた。
優越感に口角があがる。
女なんてよりどりみどりなこの人が、俺を選んで、俺をほしがっている。
たったそれだけに絆されて、望まれるがまま瞼を閉じてキスを受け入れた。
花火終わった後にプリクラとってついでにちょっといかがわしいことしてホテル行く土沖いいなって思いました。
明日は効果測定だ。どきどき。
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