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梅々

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恋々

草木も眠る丑三つ時。月の薄い灯りに照らされた寝顔を、立てた膝に頬杖をつきながら眺める。
黒く長い睫がぼんやりと頬に影を落として、寝乱れた前髪のおかげで額も露わだ。
見慣れた眉間のしわもないせいか、普段よりも若く見える。
うつくしい顔だ。
顔だけは、文句なしに綺麗だと思う。指先も体つきも羨ましいものだけど。
「土方さん」
小さな声で呼んでみる。
変わらぬ寝息に安心して、身を寄せる。
縮む距離に、心臓が騒ぎ出す。
どうしてこんなことになったのだろうか。
未だに納得できないまま、恋心を持て余す。
「愛してる」
なんて、認めたくない。







自動車教習、実技も三回目を迎えました。まだ生きてるし事故っていません。
そしてマインスイーパーがダイソンばりの時間搾取で。どうしよう。気づいたら一二時間平気で経ってる。怖い。
昨日はブックオフで7000円近く使ってしまいました。怖い。

片思いはおいしいです。

拍手[3回]

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女子か。

拍手ありがとうございます(´▽`)

明日はいよいよ実技が始まります。今日シミュレーションしましたがあんなで車乗っていいの???とても不安です。

免許取り立ての沖田に、太股撫でるとかしてちょっかいだして本気で嫌がられる土方とかいいなー。


宇多田のaddicted to youはとてもいい現パロ土沖ですよね。というかシングルベストはどれも土沖妄想できてすばらしいです。





縋れとは言わない。
べたべたしろとも思わない。
ただ、物足りないと思う。
「あーもうこんな時間! 今日ゼミなんでさ!」
コーヒーでも入れるかと思いながら久々の休日、まだまだ布団で微睡んでいたいと寝返りをうったら珍しく隣の総悟が跳ね起きた。
そのまま裸体が布団から滑り出て、常時の名残をいっさい見せず部屋の隅に畳んでおいた服を拾い始める。
白い背中をただ綺麗だと眺めていれば、ふとシャツを羽織った総悟が振り返る。
「あ、コーヒー飲みやす?」
「ん」
頷けば部屋から出ていく。
少し前までは泊まりにきた翌日は俺が起こすまで起きなくて、起きたくない嫌だ嫌だとむずがるのを宥めるのが好きだった。時間がある日はだけれど。
最近は大学とバイトで忙しいらしくこうして泊まり込むこともあまりなかった。
「はい、土方さん」
「ありがとう」
起き上がって受け取る。そういえばこんな待遇初めてだと感慨深く思っていれば、それじゃあと声が投げられた。
「また今度」
「……おう」
ぱたぱたと駆けて出て行ってしまう。
前と立場が逆転してしまっている。
別に勉強が楽しいだとか、友達と用事かあるだとか、充実しているのならそれでいいのだ。
いいのだけれど。
元からさばさばしているやつでそこがいいのだけれど、前はもっと、照れくさそうな様子だとか照れている様子だとか、見てとれていた。







土方が女々しくて女々しくてつらくなりました

拍手[4回]

あたり

拍手ありがとうございます!
たくさんいただけて嬉しいです。

そしてそして、ポルノのライブ当たりました(*´▽`*)
嬉しくてどうしよう。とにかく教習がんばります。




「土方さん花火大会行きやしょうよ」
ネットに花火の情報が載っていてそれを見ながら何となく言ってみた。人混みが嫌いな土方さんは断るだろうことを見越しつつ。
「そんなん行くよりおまえと二人で花火したほうがいい」
けれどそんな風に言われて思わず、胸がきゅんと鳴った。
そんなバカな。
ただ人混み行くよりはましだって言いたいだけだろう言葉にときめくなんて。


らぶずっきゅん。

拍手[3回]

愛。

拍手ありがとうございます。

ただいまおなかが痛くて。二週間前ぐらいから、五割の確率で食後におなか痛くなるんですよね。どうにかならないかな。持病と認識していますがつらい。
そして教習がスタートしました。今日から半月ほど毎日行かないといけない。夏休みなのに。

いかがわしいサーカスに沖田を入れて、枕営業させて虎と恋人にさせたい。そしてパトロンまたは団員、お客さんな土方が沖田にまっとうな道を教えてあげようとするようなお話を書きたく、また読みたい。




昨日の小ネタの土方視点。






頬を撫でれば視線が反れた。
そうして終わりを知る。
心此処に在らずといった面持ちに、これで良かったはずなのにと思いながら、引き留めたくなる自分がいることに気づく。
「なに考えてる?」
ちらりと俺を見る目の冷たいこと。
「アンタにとって都合の悪いこと」
盲目的だった恋から漸く冷めたらしい総悟は皮肉めいたことを言う。
確かに。おまえが思っているよりこれは都合が悪いかもしれない。
「俺はただ、穴の一つなんでしょ」
最初は子供じみたそれから早く目を覚まさせてやろうと善意でいたつもりだったが、今思うとどうだったのだろう。
それを利用して、たった一時でも手に入れたいとでも思ったのか。
少なくとも俺は、俺にとっては、特別だったのだ。
それを伝えようと唇を寄せる。
けれども逃げられて、本心から逃げ続けてきた竹篦返しを食らった。

拍手[5回]

恋い。

マインスイーパー楽しいです。どうしよう。




頬を撫でる指がやたらねちっこく感じた。
愛情が離れちまったのかな、障子の向こうに見える月を眺めながらそんな風に思う。
そもそも俺は、この人のことを好きだったのか。
「なに考えてる?」
「アンタにとって都合の悪いこと」
恋は盲目なんて言うけれどそれは一過性で、盲目的だったそれは欺瞞に満ちて、今は正反対だ。
俺が好きだった土方さんは、ただの幻想で。
「俺はただ、穴の一つなんでしょ」
アンタから告白してきたのにアンタは女のところへも普通に通う。
そんな人に綺麗な幼いままの恋情をいつまでも抱いていられるはずがない。
何でそれに気づかないの。
キスをしようしてくるのをふいと逃げれば、がしゃんと恋心が砕けた気がした。

拍手[5回]

  

祝☆映画化

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