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梅々

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高沖

授業受けてから今日は母と買い物行きましたー。バイト先で母の日のプレゼント買って、axesで母がグラサン買ってた。

今日の銀魂も良かったです。とにかく皆かっこよくて、銀さんの神楽を撫でる手付き表情ともにやばくて長次郎も本当にかっこよくて、二人のやりとりも好き。おとせさぁぁぁぁぁぁん!!西郷さんかっけぇぇぇぇぇ!!
新八も神楽も成長した。強くなった。憧れる。年下なんだよね・・・。あと久々に会うキャラとか。たまの戦い方すごかった。きゃばじょう怖かった。
興奮冷め遣らぬ感じです。





では、高沖です!前半になります。
いまのところは十五禁かな?
高沖は路地裏とか本当に好きなんだけど私にはうまく勝てない。
















ごめんなさい

もう逃げられない





紫の空、浮かぶ蝶





 髪を鷲掴まれ容赦なくアスファルトの壁に頭を押し付けられた。漏れた声は潰れたカエルみたいだ。つきんつきん、痛む額から温い液体が滴る。血が出たらしい。
 痛みに朦朧としかけていると懐に手を突っ込まれた。カシャリ、音を立てて取られたそれは手錠だ。がしゃんがしゃんと後ろ手にそれがはめられてそこで、やっと意識がはっきりとした。
 逃げるべきだ、何をされるか分からない。だが侍として逃げるわけにはいかない。愛刀は野郎の後ろにぞんざいに転がっていて俺自身は拘束されていて矜恃もへったくれもないけれど、意地がある。もし近藤さんや土方さんがいたなら逃げろと言うだろうけれど、捕まった時点で負けは負けだ。これ以上醜態を晒すわけにはいかない。キッと、後ろの男を睨み付ける。今の俺には何ができる。噛み付くか蹴飛ばすか、それしかできない。せめて腕でも取らねばやっていけないってのに。

「威勢のいい猫は嫌いじゃねぇぜ」

 耳元で話されて鳥肌がぞわっと立った。コイツの声は嫌いだ、否やること全て、存在自体が受け付けられない。そんなやつに後ろを取られている現状の最悪なこと。
 その上こいつは、過激派テロリストの親玉ときている。

「ほざきな。殺すんなら殺しなせェ」

「死にてぇのか」

「まさか。手前を殺りてぇぐらいでさ」

「残念だなァ、殺りてぇ野郎にお前はヤられんだ」

 はっ?と言葉回しに違和感を感じ、疑問符が溢れると同時に腰に腕が回り、手際よくベルトが外された。俺は殺られるんじゃないのか。噛み合わない行動と発言に戸惑い抵抗することを忘れてただ、頬に当たる壁の冷たさを感じていた。ぐっ、と親指がスラックスと下着に掛けられて漸く理解した。
 掘られるのか。やるはカタカナのヤるだったのか、漢字じゃなくて。そんなの、甘受できるわけがない。

「この・・・っやめろィ!」

「止めろ、ねぇ。お前は負けたんだから俺の言うこと聞きゃいんだよ」

「ふざけんな・・・!」

 後ろの奴をどうにか蹴ろうとじたばた足を動かす。当たらないと分かってはいるが大人しくなんかしていられるわけがない。視界にニヤニヤ笑う奴の顔が映る。当たるはずの距離なのに、蹴れども蹴れども当たることはなく。
 くいと、高杉の手が右手の親指を摘まんだ。それを持ったまま腕をあげていくから此方の腕も無理な角度まで持ちあげられて。痛みに呻く俺を楽しげに笑って見る、高杉に殺意が積もって爆発しそうだ。

「指の骨砕いてやろうか。一本一本、おまえが抵抗するたびによォ」

「・・・っ!」

 親指を捕む手の力が増した。柔く、あらぬ方向に押されて体が跳ね嫌な汗が伝う。そんなことをされたら俺の生きる意味がなくなる。刀を振るえないのならそんな人生欲しくもない。俺だけが戦えないのなら。近藤さんや土方さんの役に立てないのなら。
 そんな気持ちを知ってか知らずか、ククッと耳元で笑った高杉は空いた手で俺の尻を撫でながらさぁどうする? と聞いてきた。逃げられるのならば詰まらない意地は張らずに逃げるべきだったのかもしれない。それが可能だったのか分からないが、今となっては不可能だ。
 畜生、呟けども高杉は笑うだけ。

「・・・好きなようにしろィ」

「お言葉に甘えて可愛がってやるとするか」

「殺してやる」

 下着ごと脱がされて、剥き出しの尻が奴の前に晒される。死にたいぐらいの羞恥だ。いっそ、舌でも噛み千切ろうか。痛いだろうなともごもご口を動かしながら思っていると口の中に指を突っ込まれた。非難の声は意味のない呻きにしかならず、じろりと睨むと尻を鷲掴みにされた。

「ひっ!」

「いい尻だ」

「・・・っそんな趣味あるんですかィ」

「ねぇよ」

 すっぱり切り捨てながら割れ目をすぅっとなぞる男はやけに楽しそうだ。趣味はないが興味はあるのか。そんなの俺からしたら似たようなものだ。
 気持ちが悪い。
 指を口から抜き男が屈み、尻を左右に押し開いた。誰にも見られたことのない場所が外気に触れカァッと頭に血が昇る。唾液のついた指が穴の上に触れて、ひんやりとする。
 腰を引っ張られて尻を余計突き出す体勢になる。死にたいぐらい恥ずかしい。目を瞑って歯を食い縛って、胸の中でどろどろ溢れる羞恥をどうにか堪える。
 これ程までに死にたいと思ったことはかつてない。

「ひゃああ!」

 ふぅ、と穴に息を吹き掛けられてじわり、涙が視界をぼけさせた。ビクビク、体が震えて自分の出した声をどうこう思う余裕もない。
 こんな恥ずかしいことをされるぐらいなら痛め付けられた方がマシだ。どちらも大っ嫌いだけれど、どんな拷問よりも遥かに。

「可愛い反応だなァ?」

「・・・っるさい。ヤんなら、さっさとヤれよ」

「そうしてぇんだけどよ。お前も感じた方がより屈辱的だろ?」

「ぅ、あ・・・」

「ほら勃ってんぞ」

「や、めっ」

 割れ目を下り玉を突っつかれてぞくりと肌が粟立った。突いたままぐりぐり指を動かされて身悶える。

「ふ、ぅぅ」

「ケツ穴見られんのそんなに良かったのか?」

「違いまさァ・・・っ」

 高杉は立ち上がったのか、背中にぴったりと温もりが触れ首筋を吐息が擽る。指先は一旦そこから離れ、今度は前から攻められるけれど性器には一切触れない。見なくても、これ以上ないってぐらい張りつめているのが分かる。少し行けば表通りに出る路地裏、指名手配犯にこんなことされて、俺は。

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