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梅々

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帰宅中なう!

今日は土沖会でした!口下手な自分が憎い←
いやー楽しかったです!二次会行きたかった!
もう、うふふってミツバさんみたく笑えそうなレベルで私はたぎった。このまま死んでもいい。いや、夏コミの土産といただいた土方を見るんだ・・・!
ああああああ深夜テンションってこれね!我は知った!夜でも日輪よ!な気分。
これから土沖書きます萌えすぎて死ぬ。外に出さねば。あと20分は家につかないから一作ぐらい書けそう!
土沖友達がとってもほしい。





なノリなのだけど銀誕の続きの銀沖濡れ場更新!←
次で終わる。まだ入っていないから。




















1000%の全力で





座り慣れたソファーに座って一息つこうとしたら俵のように抱き抱えられた。そのまま隣室の万年床まで運ばれて優しく下ろされる。
電気のついていない部屋、顔の見えるほど至近距離で視線を合わせると欲情しているのがありありと分かる。互いに。

「あのさ、俺やりたかったことあったんだけど」

「何ですかィ」

「えっと、亀甲縛りとご主人様ごっこどっちがいい?」

「は」

耳に髪をかけてくれながら旦那が言った。手付きはいいけれどその台詞のギャップは、なんなんだ。マニアックの一言で片付けていいのか分からない。いや、というかそんな要求なんて、と固まっていたら旦那は押し入れの中をごそごそやり始めた。暗い中で見つかるのかなんて思ったけれどあった、と声が聞こえて、大小二つのビニール袋が寄越された。
小さい方には、荒縄。大きい方には、メイド服。
冗談じゃないらしい、恐ろしい二択。
プライド的には両方撥ね付けたい、が、旦那の願いだし誕生日だしと悩む。そうじゃなきゃ殴り飛ばして急所を踏みつけていた、間違いなく。

「ずっと夢だったんだよな~。こういうときじゃなきゃできねーだろ?」

「俺は、したくありやせんが」

「固いこと言うなよ」

ぎゅうっと抱き締められて髪をすかれる。節榑立った手が心地好くてうっとり瞼を閉じたら、俺のじゃないドキドキと早めの心音が響いた。興奮しているのは想像したからか。俺が、旦那の言いなりになっているのを。
それなら、俺が実際にしたらもっとドキドキしてくれるのだろうか。いつもの俺みたいに。

「あ、両方って手もあったな」

「今更でさ。・・・服なら、まだ」

「メイド服? よしきた。んじゃあ、着替えておいで」

「・・・本当悪趣味」

額に口付けて、リビングへ通ずるふすまを開けてくれる。待ってるからそっちで着替えて来いってか。本当に徹底していらっしゃる。
ぴしゃりと隙間なく閉じられるのを横目に、袋の中を確認する。ワンピースタイプの、暗いからよく見えないけど多分黒いメイド服にヒラヒラのエプロン、それに、白い薄地のスカートに長い靴下。本格的だなぁと溜め息混じりに袋を触ると、まだ中に入っている。袋をひっくり返してみて、思わず叫びそうになった。
下着が入っていた。白い、レースの女物。上下セットで。初めてこんなに間近に見るとか思いながらブラジャーを目前に掲げる。ご親切にAカップなのが逆に腹立たしい。今からでも遅くない。あの変態くるくるパーマを殺ってもいいんじゃないか。寧ろ変態もここまでいくともう何も言えない気がしてきた。苛立ちも萎んでいく。
着ると言ってしまった手前着ないわけにはいかない。腹を括って帯を解いた。





せーの、の勢いで襖を開けたら旦那は布団の上俯せで寝っ転がっていた。徐に此方を向く旦那と視線を合わせるのが恥ずかしくて、背を向けて襖を閉じる。感じる視線を頑なに無視して背を向けたまま立っていれば、あやすように優しく名を呼ばれた。

「此方向けっての」

「じゃあ構えたカメラ、下ろしてくだせェ」

「・・・バレてた?」

勿体つけようと着た以上は見せることになるのだしそもそももう見られているわけだし。
憮然として振り返ってやれば、おぉ!と眼が煌めいた。猫のように。喜んでいるようなのがなんともいえなくて、とりあえず旦那の足の上に腰かけて、視線を合わす。暗くて良かった、心底そう思う。もしかしたら旦那なりの気遣いなのかもしれない。もしかしたらだけど。

「どうですかィ?」

「すげー可愛い。新たな扉開けそうな感じ?」

「誉めてんのかわかんねぇけどとにかく新しい扉は開かないで下せェ。迷惑なんで」

・・・こんなに可愛いのに。
言いながら邪な手がスカートの中に入ってくる。ぴちっとして、しかも面積の狭い布の上から腰を撫でられる。馴染まない生地の感触越しに温もりを分けられて、体が冷えていたことに気付かされた。
首に腕を回せば、優しい口付けを与えられる。何度も。啄むようなそれが次第に深くなっていくとともに、腰を撫でる指先がよりいやらしくなっていく。揉むようにしてそれから溝をなぞるように、絶妙な力加減で触れられると物足りなくて、自然と腰が揺れる。こんな格好で腰振って、と思わないこともない。けれど我慢できないぐらいにもどかしいのだから仕方がない。
こんな格好しているのももどかしさを感じるようになったのも、みんな旦那の所為。キスも何も知らなかったのに初だった俺に変なことばかり教えやがって、といつか言ったら笑って、好きだから色々教えたいんだよと言われたのを今でも覚えている。正しくは、忘れられない。
キスには飽きたのか、旦那は耳を舌でねぶってくる。

「んっ、だんなぁ・・・っ」

「本当に耳弱いよな、・・・ここも」

「あっ、ん!」

服の上から胸の飾りを引っ掛かれた。いつもならそれは、もっと直接的なのに幾重にも布が体を覆っているからか、もどかしさが募るだけ。
こうして焦らすのが目的かと、あまりの意地の悪さに耳を噛んでやった。

「ったく、我が儘なメイドだな」

「旦那が焦らし過ぎるんでさ」

「・・・まぁ、そうかも」

納得したように、旦那はうんうんと頷いた。

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