梅々
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やまありたにあり
っていうか来週はとっしーですよプススですよトシ沖書こうかな。
APHの倉庫掃除の次回予告の字幕は読めないです。ぱそこから見るしかないじゃない!
今日はりとに萌えイラスト貰ってはぁはぁしました。可愛いなぁ全くもう。絵って人間性でますね。
あれ、つまり私は歪でバランス悪いのか。←そのとおり
英語力あっぷさせたいです。頑張れ自分、試験は今月末・・・じゃないか(O.O;)(oo;)
では28000打リクです。
こんなのでよろしいのでしょうか・・・沖土です!
二人がいる以外性別も場所も世界的なものも一切分からない感じです(--;)
APHの倉庫掃除の次回予告の字幕は読めないです。ぱそこから見るしかないじゃない!
今日はりとに萌えイラスト貰ってはぁはぁしました。可愛いなぁ全くもう。絵って人間性でますね。
あれ、つまり私は歪でバランス悪いのか。←そのとおり
英語力あっぷさせたいです。頑張れ自分、試験は今月末・・・じゃないか(O.O;)(oo;)
では28000打リクです。
こんなのでよろしいのでしょうか・・・沖土です!
二人がいる以外性別も場所も世界的なものも一切分からない感じです(--;)
やはり俺は、狂っているのか。
sky blue
好きだ、そう言われた時の胸のざわめきは何に例えられようか。心臓の高鳴り、頭に血液が増す感覚。柄にもなく興奮していた。
周りは昨日までと大差ない景色。その中で一人だけが色づいていた。
熟れた果実のように。
果たして俺はどうだったのかと、今になって沖田は思う。自分も土方を“好き”だったのか。そうであり違うともとれる。今でもそれは変わらない。大嫌いで、死んで欲しくて、いとおしい人。
唯一、俺が欲情する、人。
「それで?」
「え、」
「好きだからなんだってんで」
いつもと変わらぬ無表情で切り返せば傷ついた顔をして困惑した。ああ、その顔そそる。まさか、「本当は、俺も・・・」的な平面の世界でしょっちゅう繰り広げられる答えを期待していたとでも言うのか。同性なのに。
だけど、万に一つの可能性、それに当てはまってしまった。そんな自分を、どう思えばいいんだこの場合。
「・・・知っといてくれりゃあ、それだけで、」
「いいだなんて言いやせんよね? あんたの気持ち、押し付けられてるのは此方。あんたが決めないで」
「っ・・・」
綺麗な顔が、美しいまま歪んだ。
血が沸々と騒ぐ。心地好い高揚。痛め付けられた土方の顔は好きだ。普段のも悪くはないと思うけれど。だからこそ、こうして虐めたくなるのかもしれない。
綺麗なひとだから。
汚したい。
「っじゃあ、どうすれば・・・?」
「知りたいですかィ?」
痛々しい表情で頼りなく言う、愛しい人に優しく問いかける。多分、いまの自分はとても穏やかに笑っているだろうなどと考えつつ。
気高いあんたは誰も近寄らせない野良猫のよう。手を伸ばしても直ぐに何処かへ行ってしまう。その癖、たまに弱いところを見せるから質が悪い。
―――――そう、だから悪いのは全部、あんた。
「俺の言うこときいてくれればいいんでさァ。大丈夫、あんたのこと嫌いじゃないから」
だけど泣かしたいから、本当のことは言ってやんない。
声には出さず続いた言葉を知らない土方は、ほっとしたような、だけれど腑に落ちない複雑な顔で頷いた。
酒の力を借りて、までしてするとは思わなかった。そこまでして自分の気持ちを伝えたかったのか。あんな、必死になって。
隣ですやすやと眠る土方をぼうっと眺めつつ記憶を反復する。
あの後そのまま押し倒ししたら一瞬呆けた顔をして、止めろと抵抗し出した。それはとても弱々しくてそこまで嫌がってはいなくて、だから事を進めた。
どんな風に鳴くのか、何をされたら鳴くのか。
実際見てみて、欲情を煽ったから驚いた。目元を真っ赤に染めて涙で潤んだ瞳で睨み付けてくる、チロチロ赤い舌が覗く口からは絶えず艶やかな声をあげる。
夢中にならずになんていられなくて、こうして今日も。
嫌いじゃない、「そうご」と必死に呼んで、喘ぐ土方が。
寧ろ。
「ん・・・」
「あぁ、起きやした?」
「・・・珍しいな、お前が先に起きてるなんて」
自分でも珍しいと思ったから素直に頷く。一年に一回ぐらいだ、沖田が土方より先に目を覚ますのは。眠れずにいる日もあるが、そういう日だって、布団から出るのは土方よりも遅いし寝ていないのだから起きるのが早いとは言えない。
相変わらず高い、土方の体温。抱き寄せて腕の中に包んで、そおっと息を吐く。
多分いまの自分は幸せ。だからこんな風に突き放しては抱き寄せてを繰り返す。傲慢、なのかもしれない。
「土方さん」
「ん?」
「好きでさァ、あんたのこと」
「・・・」
腕の中の体がびくんと硬直した。やはり信用されていないかと苦笑がもれる。
もう一度、とか信じてほしいだとか、する気はないから信じないならそれでいいかと抱擁を解いて布団から抜け出す。が、それより早く帯を掴まれた。
「え、なに。朝からしやす?」
「違えって。・・・本当、なのか?」
「さぁ。何言っても、信じるか信じないかはあんた次第ですし? 好きなようにとってくだせぇ」
「・・・なら、」
信じるよ。
紅潮した頬を隠すように俯いて、土方は漸く耳に届くぐらいの小声で呟いた。
sky blue
好きだ、そう言われた時の胸のざわめきは何に例えられようか。心臓の高鳴り、頭に血液が増す感覚。柄にもなく興奮していた。
周りは昨日までと大差ない景色。その中で一人だけが色づいていた。
熟れた果実のように。
果たして俺はどうだったのかと、今になって沖田は思う。自分も土方を“好き”だったのか。そうであり違うともとれる。今でもそれは変わらない。大嫌いで、死んで欲しくて、いとおしい人。
唯一、俺が欲情する、人。
「それで?」
「え、」
「好きだからなんだってんで」
いつもと変わらぬ無表情で切り返せば傷ついた顔をして困惑した。ああ、その顔そそる。まさか、「本当は、俺も・・・」的な平面の世界でしょっちゅう繰り広げられる答えを期待していたとでも言うのか。同性なのに。
だけど、万に一つの可能性、それに当てはまってしまった。そんな自分を、どう思えばいいんだこの場合。
「・・・知っといてくれりゃあ、それだけで、」
「いいだなんて言いやせんよね? あんたの気持ち、押し付けられてるのは此方。あんたが決めないで」
「っ・・・」
綺麗な顔が、美しいまま歪んだ。
血が沸々と騒ぐ。心地好い高揚。痛め付けられた土方の顔は好きだ。普段のも悪くはないと思うけれど。だからこそ、こうして虐めたくなるのかもしれない。
綺麗なひとだから。
汚したい。
「っじゃあ、どうすれば・・・?」
「知りたいですかィ?」
痛々しい表情で頼りなく言う、愛しい人に優しく問いかける。多分、いまの自分はとても穏やかに笑っているだろうなどと考えつつ。
気高いあんたは誰も近寄らせない野良猫のよう。手を伸ばしても直ぐに何処かへ行ってしまう。その癖、たまに弱いところを見せるから質が悪い。
―――――そう、だから悪いのは全部、あんた。
「俺の言うこときいてくれればいいんでさァ。大丈夫、あんたのこと嫌いじゃないから」
だけど泣かしたいから、本当のことは言ってやんない。
声には出さず続いた言葉を知らない土方は、ほっとしたような、だけれど腑に落ちない複雑な顔で頷いた。
酒の力を借りて、までしてするとは思わなかった。そこまでして自分の気持ちを伝えたかったのか。あんな、必死になって。
隣ですやすやと眠る土方をぼうっと眺めつつ記憶を反復する。
あの後そのまま押し倒ししたら一瞬呆けた顔をして、止めろと抵抗し出した。それはとても弱々しくてそこまで嫌がってはいなくて、だから事を進めた。
どんな風に鳴くのか、何をされたら鳴くのか。
実際見てみて、欲情を煽ったから驚いた。目元を真っ赤に染めて涙で潤んだ瞳で睨み付けてくる、チロチロ赤い舌が覗く口からは絶えず艶やかな声をあげる。
夢中にならずになんていられなくて、こうして今日も。
嫌いじゃない、「そうご」と必死に呼んで、喘ぐ土方が。
寧ろ。
「ん・・・」
「あぁ、起きやした?」
「・・・珍しいな、お前が先に起きてるなんて」
自分でも珍しいと思ったから素直に頷く。一年に一回ぐらいだ、沖田が土方より先に目を覚ますのは。眠れずにいる日もあるが、そういう日だって、布団から出るのは土方よりも遅いし寝ていないのだから起きるのが早いとは言えない。
相変わらず高い、土方の体温。抱き寄せて腕の中に包んで、そおっと息を吐く。
多分いまの自分は幸せ。だからこんな風に突き放しては抱き寄せてを繰り返す。傲慢、なのかもしれない。
「土方さん」
「ん?」
「好きでさァ、あんたのこと」
「・・・」
腕の中の体がびくんと硬直した。やはり信用されていないかと苦笑がもれる。
もう一度、とか信じてほしいだとか、する気はないから信じないならそれでいいかと抱擁を解いて布団から抜け出す。が、それより早く帯を掴まれた。
「え、なに。朝からしやす?」
「違えって。・・・本当、なのか?」
「さぁ。何言っても、信じるか信じないかはあんた次第ですし? 好きなようにとってくだせぇ」
「・・・なら、」
信じるよ。
紅潮した頬を隠すように俯いて、土方は漸く耳に届くぐらいの小声で呟いた。
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