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梅々

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しあわせ。

今日は一日中眠かったです。うとうとと何回したことか。

百合は道具が多いことを学びました。でもなしのほうが・・・もごもご。


そしてそして、28000打ありがとうです(*^^*)

ももうさ様、リクエストありがとうございます。これから頑張って書きますので少々お待ちください(^^)

これからも五月病に負けず頑張るぞー!おー!





ではこねたです。ミツバさん絡み?















白に金箔が舞う箱を開け、彼女は一つ甘味を指で取り、上品な仕草で食む。
少し咀嚼してこくん、細い頸が微かに前後した。

「美味しい。これはなぁに? 十四郎さん」

「八ツ橋だ。京名物の。・・・かっちゃんが届けてくれ、って」

「京の・・・。いつか一緒に行けたらいいわね」

そういって彼女はふわりと笑った。





失礼しますと声がかかりハッとした。入れ、言いながら煙草に火をつけて白昼夢を見ていたのだと気付く。なんの、夢を見て。
さぁぁぁと静かに障子が開いて、見ればやはり山崎が包みを横に置き正座していた。ひょっこりと、雛頭が視界に入る。

「やっと出張から帰ったんで?」

「隊長。いたんですか。ならちょうどいい」

驚いた顔をする山崎に劣らず俺も驚いた。いつのまに、こいつは此処に。
山崎は包みを開き箱を取り出す。白い、箱を。それを総悟が受け取って、開く。
八ツ橋がぎっしりと、並んでいる。
そのうちひとつを摘まんではむ、と総悟は口に入れる。育てられ方が宜しい総悟は、食事は姉に似て上品だ。
山崎はその様子を微笑ましく見た後用事を思い出したのかそそくさと退室していった。

「おいし。これなに?」

「八ツ、橋だ・・・京名物の」

「へぇ、京の・・・。いつか行けたらいいなァ。皆一緒に」

「―――」

夢がフラッシュバックする。
胸騒ぎが酷くて、くいっと総悟の腕を引っ張った。突然のことにぐらりと体が傾ぎ、胡座をかいた俺の足の上にてをつく。
訝しげな視線が、上目に俺を捉えた。

「なに」

「・・・なんでもねぇ」

一瞬の恐怖をひた隠しにして、掴んだ腕を離した。

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