梅々
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ミツバさん・・・。
って爽やかにあいさつする土方が頭に出てきました。
ついでに沖田が引いてるのも見えました。
大丈夫かな?自分。
そういえば、初期のミツバさんの性別、どっちだと思いますか?初期だと性別が逆になるのかなァ、とか、でもそれじゃあ銀・・・じゃなくて土方さんとのロマンス(笑)が、とか・・・。
あ、姉妹で土方さんの取り合いするってよくないですか?勿論、ミツバさんは病気なんか、かかってませんよ。・・・あ、かきたいかも。
それでは、やっと本命の沖土。なんか、前回の話に続きそうな感じがします。
いま、この瞬間だけは、俺を観てくれるから
幻覚でも、俺だけを愛してくれるから
――――俺が土方さんに“忘却”という名の幸福をやろう。
すべて忘れて、とけてしまえばいい。俺に。
ラヴ・ポイズン
「んっ・・・あっ・・」
その上気した頬も、潤んだ瞳も、俺だけを求めてる。
「総悟っ・・・!」
切なげに喘ぐその声も、俺に縋りつき、爪をたてるその指も俺だけのモノ。
いまだけ、は。
なんて、刹那的な恋なのだろう。
ねぇ?土方さん。
アンタはいつも姉上の事を想って、一人傷ついてた。だから一瞬だけでも、繋がってる間だけでも、忘れて欲しかった。
――――――俺がアンタの為の・・・“優しさ”からの行動だとアンタは思ってるんだろィ?
そうじゃ、ないのに。
「んああっ・・・!」
俺は、アンタが欲しいんだよ。
最初は一時だけでいい。
感じきって何も考えられなくなった頭で、俺だけを求めてくれれば。
その内、あんたの中を“俺”が巣食っていく。
―――――そう、信じているから。
「あっ・・・あっ・・・そう・・・総悟っ」
「ん?どうしやした?」
わざと焦らすように動きをとめ、土方さんの顔を正面から覗きこんだ。
堪らない、という表情で更に土方さんはしがみ付いてきた。
「どうしやした?」
催促するように、襞が動く。腰を揺らめかせる。
正気のアンタなら絶対にしない。
おねだり、なんて。
「おねが・・・っ・・総悟・・」
新たに瞳から溢れた泪を舌で掬いとるように舐め、首筋の敏感な所に接吻し、舌を這わせる。
襲い掛かる快感に、背をしならせながら催促する姿に、恍惚とする。
「あっ・・ん・・動・・いて」
頼むから、と甘く響かせる土方に沖田は満足したのか、律動を再開した。
「あっ・・・あ・・んぁ・・・っ」
土方は瞳をきつく伏せ、沖田の背に爪をたてる。
「ん・・・っあ・・そう・・・」
「土方さん・・愛してまさァ」
「お・・・っれ・・も・・そう・・ごっ」
顔を上げ、土方さんの顔を見ると、俺の顔を見て微笑んだ。
「・・もっ・・・と・・・」
隣で心地好さげに眠る沖田を見下ろし、土方はふーっと溜息をついた。
腰が、軋む。
夜はこれ以上ないって位蹂躙するクセに、眠っている顔は優しそうで、殺る気も失せる。
・・・・・というかマジで痛い。
これまでで、一番痛い気がする。
扱いが酷かった、って訳じゃない。いつもより優しくしてくれたと思うし。
「総悟・・・」
愛してる、と言ったのは本当の事だったのだろうか・・・?
夢、のような気もするし、現のことだった気もする。
―――――この気持ちは、どのくらいばれているのだろうか。
嫌いじゃない―――――寧ろ、愛してる、と
アイツはどういう気持ちで俺を抱いているのか、なんて全然全く知らないが、俺は・・・。
・・・なんで気付かないのだろう。本当に嫌なら俺は舌だって噛みちぎるのに。
はやく、気付いてくれりゃあいいのにこの気持ちに
心が、とけきる前に。
次は土沖かきたいです。
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