梅々
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タイミング良すぎ。
昨日言ってた葱ネタ、今日買ったアンソロにあってびっくりした早良ですこんばんは。
眠い目擦りつつも完成☆
6000HITです。いつか後日談が出来るかもしれないけど次は土沖←銀と初期土沖が書きたいし、課題のも書かなきゃなんでいつのことやら。
アニメイトリポは眠くて無理っす。
それでは沖土で目標は『沖田をドS女王様にして、とことん土方に恥辱にまみれてもらおう。』だったけど結局温くなったR18。
眠い目擦りつつも完成☆
6000HITです。いつか後日談が出来るかもしれないけど次は土沖←銀と初期土沖が書きたいし、課題のも書かなきゃなんでいつのことやら。
アニメイトリポは眠くて無理っす。
それでは沖土で目標は『沖田をドS女王様にして、とことん土方に恥辱にまみれてもらおう。』だったけど結局温くなったR18。
たとえばその唇が
知らない誰かを愛で
知らない誰かと口付けを交したなら
発狂するかもしれない。
歪な恋愛模様
「愛の言葉で魔法が溶けるなんざ、今時おとぎ話でもありやせんよ。ねぇ、土方さん」
小さく笑いながら、沖田は手際良く一糸纏わぬ土方の足を開かせ、ベルトで縛る。
世間話しながらよくもまぁ。
文句は腐る程あるし、膓が煮えくり返りそうなぐらい腹立たしい。けれど、「縛る間だけですから」と猿轡をされた口で何か言ってもうめき声にしかならない。
最後にカシャンと胸の前で手錠を填められ、猿轡は取りさらわれた。
「はい、完璧」
「完璧じゃねェよっ!! 直ぐ様外せこの野郎!!」
「ご主人様にたてつくなんて悪い奴隷ですねィ、土方さん」
「奴隷っておまえ・・・・・・」
さっきまで普通だったのに、どこでドSスイッチが入ったのやら。嘆こうが何しようがどうにもならない。沖田の熱が冷めるまでは出来る限り逆らわない方がいいのだが、無理難題ばかり言う沖田に従うことなんて矜恃が許さない。
いつもは未だ縛ったりしない分いいのだが稀にこう縛られたりすると、羞恥で余計反抗してしまい一晩攻め抜かれる。
さっき一時でもこんな奴を可愛いと思った自分を斬り殺したい。
「じゃあ先ず手始めに、」
「手始めに?」
「口で御奉仕してくだせェ」
「・・・・・・!!」
反射的にブンブンと首を横に振ると後頭部をガシッと掴まれた。そして息がかかる程近くに、総悟の顔が迫ってくる。
にっこりと、優しい笑みを浮かべるけれどもその瞳は笑っていない。
“絶対服従”
それを求めているように見えて、そうでもないらしい。ただ嗜虐心にまみれ欲を孕んだ瞳が、じっと俺を見つめる。
「良い子にしてくだせぇ。鞭で叩かれたくねぇだろィ?」
そう言いながら沖田は一歩分離れた目の前の机にドカッと座った。
鞭で叩かれるのなんざごめんだけど、口で奉仕、なんてのも嫌だ。拒否権ぐらいくれ。そんなこと思いながら固まっていると沖田が急かすように土方さん、と名を呼んだ。
「・・・・・・」
この野郎。悪態を吐こうと顔を上げると目に映ったのは何とも優しそうな表情を浮かべた沖田の顔で。悪態をそのまま飲み込み、渋々と沖田の前に屈み込む。
これはこいつなりの愛情表現なんだ。
かなり歪んでいるけれど、そうなんだ。
再認識して溜め息を吐く。どうしてこんなのに好かれてしまったのだろう。誰かこの歪みを矯正してくれ、俺じゃ無理だ。
手枷の所為で若干不自由な両手を使い、沖田の寝間着を乱し、そこでもう一度躊躇っているとハァと溜め息が聞こえ、顔を上げるとそっと頬に手が触れた。
一瞬でその指先が離れ、それと同時に口を開く。
「総―――」
刹那で視界が急転し、体がフラリと傾ぐ。耳が拾ったパシィン、という音とじんじんと疼く頬にビンタを食らったのだという結論に至る。
倒れかけた体を沖田が支え、未だじんじんとする頬を撫でてくる。
「そんなに叩かれたいんで? 次はマジで鞭出しやすからね。ほら、さっさとしてくだせぇ」
グイと頭を押さえつけられ、ゆるゆると両手で下履きを脱がし、露になったモノを両手で包む。
嫌悪感はない。他の誰でもない、沖田なのだから。けれど、それを自ら口に含むなんてとても出来ない。いつもいつもこの体を淫らにするものを、受け入れるなんて。どうせなら身動き封じて強引にでも口の中に突っ込まれた方がましだ。被害者であるのだから。
漸く覚悟を決め、そろそろと指を動かしつつ先端に口付け、ちゅっと軽く吸うと沖田が息を飲んだのが分かった。
付け根から先端にそって唇で辿りながら沖田の反応を見ようと上を見ると、頬を染め、荒く息をする総悟と目が合う。手の中の質量が増す。
「・・・っ土方さん・・・、そのまま、俺を見ながら吼えてくだせェ・・・」
「・・・ああ」
俺も沖田に負けず劣らず、息が荒くなっているのが分かる。こんなん触って昂奮するとは沖田の言う通り俺は尋常じゃないのかもしれない。しかし、それを認めたら負けだ。
ただ、気持ち良さそうな沖田を見て羞恥だけじゃない、悦びも感じているのは確かだが。
ペロリと唇を舐め、おずおずと愛撫していたそれを沖田を見つめながら口に含む。
「ッは、・・・・・・ヤらしい顔、ですねィ土方さん」
官能的な声に名前を呼ばれ、それだけで体の疼きが大きくなる。
指での執拗な愛撫を止めることなく、頬張ったそれをすぼめた舌先で舐めまわす。すると愛撫に応え硬くなる肉棒に、何故か愛しさを覚えた。
「ン・・・ぅ、っふ、ハ・・・・・・」
「こんなの舐めて感じるなんて、アンタもう末期ですね。救いようがねぇや」
「ンンゥっ!!!!」
足で自身に触れられ、思わずしゃぶっていたそれから口を離す。その行動を戒めるように、強く踏むように中心部を擦られる。
目がくらむ程の快感に、先走りが体を汚す。
「ああッ、ふゥ・・・・・・ァん・・・っく」
「あんた、踏まれて悦んでちゃダメだろィ。Mだって認めてるようなもんですぜ?」
「ちがっ・・・ぁ、ハっ・・・んぅ」
ぐちゅぐちゅ音をたて触れてくる足に翻弄される。
ああ、本当、俺はマゾかもしれない。
素っ裸にされて縛られて、跪くような形でフェラさせられて、その挙句、踏まれて感じてるのだから。
恥ずかしい。恥ずかしくて堪らない。それが余計、快感を煽る。
「そう、っご・・・ぅ、ア、ん・・・」
「自分だけ気持ち良くなってちゃダメだろィ、土方さん」
髪を掴まれ再び口内に異物が入ってくる。先刻口から離したときに比べたら大きくなっているように感じる。
グチッ、と強引に咽の奥まで入れられ、苦しさに歯をたてそうになるがどうにか堪え、代わりに舌を絡める。
卑猥な水音をたて咽の奥を突かれると、いつものように後孔を弄ばれているような錯覚に陥り、無意識の内に腰を沖田の足に擦り付ける化のように揺らしてしまう。
「ん、はぁ・・・・・・俺、もう限界でさ、土方さん」
「ァ・・・ンは、ァっんぅ・・・」
グイグイと頭を掴まれ強かに腰を打ち付けられた後、沖田は土方の口内に白い欲をぶちまける。
苦いそれをゴクリゴクリと飲み干しながら、土方も身震い一つし、己の腹部を汚した。
射精後の酩酊した意識で土方は無意識に、全て搾り出そうとするように尚もちゅぅ・・・と沖田の肉棒を吸う。
顎から飲みきれない唾液を垂らし、とろんとした瞳で土方はとてつもなく淫猥で、沖田は熱がぶり返すのを感じた。
それでも、沖田はそれを悟られぬ内に土方の唇を離すと寝間着の裾を丁寧な手付きで直し、土方の足を固定していたベルトをほどくと立ち上がった。不思議そうに、土方は沖田のその行動を眺める。
「総悟・・・?」
「俺は気が済みやしたからねィ、部屋戻って寝まさァ」
それはないだろう、と。
土方の表情が曇る。
「分かってんだろ、お前」
「何が・・・ですかィ?」
あくまで白を切り続けようとする沖田にチッと一つ舌打ちし、立ち上がり様彼の襟元を掴み、その勢いのまま布団の上へ押し倒す。
ニヤニヤと余裕な表情を浮かべているのが悔しくて、もう、どうにでもなれ―――――と口付けた。
歯列を辿り、蠢く舌を甘く噛み、絡ませる。反応するように髪を弄ぶ指先が嬉しく感じる。
「ふゥ、ンくっ・・・ぁ・・・」
「・・・んァ、はッ・・・・・・土方、さん・・・何スイッチ入れてんですかィ?」
「うるせェ。・・・さっさとしやがれ」
「・・・色気のない誘い方」
なんて文句言いながらも沖田は態勢を変え、逆に布団に倒される。足を開かされ、後孔に指が触れる。早急なその愛撫に痛みが悦楽に変わる。
「んぅ・・・ア、ッく・・・ひ、ッも、いぃ・・・さっさと・・・・・・」
「あんた、もうナカ濡れてやすもんね・・・俺も限界でさァ」
遠回りに“淫乱”と罵られたようにも聞こえるが、反論しようと開いた唇は唇で塞がれる。
そして。
快楽を伴う痛みが体を襲った。
「ヒッ、ぅあアァ―――!!」
「待っ、絞めすぎ土方さッ・・・」
そんな、
甘くて 焦った声 出されたら、
余計 悪化するに決まってるだろうよ。
―――――馬鹿じゃね、こいつ。
抑制のきかない体は体内の熱を離すまいと収縮せずにはいられない。頭は働いても、それが本能に逆らう指示をだすことはなく、沖田が動くまでもなく襞は弛緩と収縮を繰り返し、腰はフシダラに揺れ悦楽を追う。
「ァんん・・・ウ、ッアア、ぁア、ン・・・」
(―――ヤらし過ぎだろ、土方さん・・・・・・)
未だ縛られたままの両手を沖田の首へ回し、沖田の腰に足を絡め自ら腰を振り喘ぐ姿は殺したい程セクシャルで。
背筋を這うような快感に思考を奪われた沖田は餌を喰らう獣のように腰を打ち付け始めた。
「あぁ、ッァ、そッ・・・そう、ごぉ・・・ッは、あ・・・・・・も、ヤバ・・・・・・」
「っあんたのお陰で・・・俺も、もう・・・ハァッ」
食い千切られる。
それ程に熱く蠢く襞。
余裕ぶることさえ出来ないと沖田は内心舌打ちをする。
何人もの女をよがらせてきたこの男に、どうしても勝てない、と。一度だけ行為を盗み見てしまった事があったけれど、あの時、土方は熱に浮かされながらもいつものような涼しい顔をしていたというのに。
苛立ちをぶつけるように、搾られた内部をえぐり秘奥を何度も何度も突く。
「っぅあああ、ぁアッ・・・・・・あッ、イ、く・・・・・・っァアアア―――!!」
「っぅ、土・・・方さんッ」
達する寸前に土方が沖田の顔を見ると、沖田も真っ直ぐと此方を見返していて、次の瞬間ビシャァァと己と沖田の体に白濁を散らしていた。
誘発されるように土方の中に溢れた熱に土方はまたも体が疼くのを感じていた。
夜は、未だ長い。
知らない誰かを愛で
知らない誰かと口付けを交したなら
発狂するかもしれない。
歪な恋愛模様
「愛の言葉で魔法が溶けるなんざ、今時おとぎ話でもありやせんよ。ねぇ、土方さん」
小さく笑いながら、沖田は手際良く一糸纏わぬ土方の足を開かせ、ベルトで縛る。
世間話しながらよくもまぁ。
文句は腐る程あるし、膓が煮えくり返りそうなぐらい腹立たしい。けれど、「縛る間だけですから」と猿轡をされた口で何か言ってもうめき声にしかならない。
最後にカシャンと胸の前で手錠を填められ、猿轡は取りさらわれた。
「はい、完璧」
「完璧じゃねェよっ!! 直ぐ様外せこの野郎!!」
「ご主人様にたてつくなんて悪い奴隷ですねィ、土方さん」
「奴隷っておまえ・・・・・・」
さっきまで普通だったのに、どこでドSスイッチが入ったのやら。嘆こうが何しようがどうにもならない。沖田の熱が冷めるまでは出来る限り逆らわない方がいいのだが、無理難題ばかり言う沖田に従うことなんて矜恃が許さない。
いつもは未だ縛ったりしない分いいのだが稀にこう縛られたりすると、羞恥で余計反抗してしまい一晩攻め抜かれる。
さっき一時でもこんな奴を可愛いと思った自分を斬り殺したい。
「じゃあ先ず手始めに、」
「手始めに?」
「口で御奉仕してくだせェ」
「・・・・・・!!」
反射的にブンブンと首を横に振ると後頭部をガシッと掴まれた。そして息がかかる程近くに、総悟の顔が迫ってくる。
にっこりと、優しい笑みを浮かべるけれどもその瞳は笑っていない。
“絶対服従”
それを求めているように見えて、そうでもないらしい。ただ嗜虐心にまみれ欲を孕んだ瞳が、じっと俺を見つめる。
「良い子にしてくだせぇ。鞭で叩かれたくねぇだろィ?」
そう言いながら沖田は一歩分離れた目の前の机にドカッと座った。
鞭で叩かれるのなんざごめんだけど、口で奉仕、なんてのも嫌だ。拒否権ぐらいくれ。そんなこと思いながら固まっていると沖田が急かすように土方さん、と名を呼んだ。
「・・・・・・」
この野郎。悪態を吐こうと顔を上げると目に映ったのは何とも優しそうな表情を浮かべた沖田の顔で。悪態をそのまま飲み込み、渋々と沖田の前に屈み込む。
これはこいつなりの愛情表現なんだ。
かなり歪んでいるけれど、そうなんだ。
再認識して溜め息を吐く。どうしてこんなのに好かれてしまったのだろう。誰かこの歪みを矯正してくれ、俺じゃ無理だ。
手枷の所為で若干不自由な両手を使い、沖田の寝間着を乱し、そこでもう一度躊躇っているとハァと溜め息が聞こえ、顔を上げるとそっと頬に手が触れた。
一瞬でその指先が離れ、それと同時に口を開く。
「総―――」
刹那で視界が急転し、体がフラリと傾ぐ。耳が拾ったパシィン、という音とじんじんと疼く頬にビンタを食らったのだという結論に至る。
倒れかけた体を沖田が支え、未だじんじんとする頬を撫でてくる。
「そんなに叩かれたいんで? 次はマジで鞭出しやすからね。ほら、さっさとしてくだせぇ」
グイと頭を押さえつけられ、ゆるゆると両手で下履きを脱がし、露になったモノを両手で包む。
嫌悪感はない。他の誰でもない、沖田なのだから。けれど、それを自ら口に含むなんてとても出来ない。いつもいつもこの体を淫らにするものを、受け入れるなんて。どうせなら身動き封じて強引にでも口の中に突っ込まれた方がましだ。被害者であるのだから。
漸く覚悟を決め、そろそろと指を動かしつつ先端に口付け、ちゅっと軽く吸うと沖田が息を飲んだのが分かった。
付け根から先端にそって唇で辿りながら沖田の反応を見ようと上を見ると、頬を染め、荒く息をする総悟と目が合う。手の中の質量が増す。
「・・・っ土方さん・・・、そのまま、俺を見ながら吼えてくだせェ・・・」
「・・・ああ」
俺も沖田に負けず劣らず、息が荒くなっているのが分かる。こんなん触って昂奮するとは沖田の言う通り俺は尋常じゃないのかもしれない。しかし、それを認めたら負けだ。
ただ、気持ち良さそうな沖田を見て羞恥だけじゃない、悦びも感じているのは確かだが。
ペロリと唇を舐め、おずおずと愛撫していたそれを沖田を見つめながら口に含む。
「ッは、・・・・・・ヤらしい顔、ですねィ土方さん」
官能的な声に名前を呼ばれ、それだけで体の疼きが大きくなる。
指での執拗な愛撫を止めることなく、頬張ったそれをすぼめた舌先で舐めまわす。すると愛撫に応え硬くなる肉棒に、何故か愛しさを覚えた。
「ン・・・ぅ、っふ、ハ・・・・・・」
「こんなの舐めて感じるなんて、アンタもう末期ですね。救いようがねぇや」
「ンンゥっ!!!!」
足で自身に触れられ、思わずしゃぶっていたそれから口を離す。その行動を戒めるように、強く踏むように中心部を擦られる。
目がくらむ程の快感に、先走りが体を汚す。
「ああッ、ふゥ・・・・・・ァん・・・っく」
「あんた、踏まれて悦んでちゃダメだろィ。Mだって認めてるようなもんですぜ?」
「ちがっ・・・ぁ、ハっ・・・んぅ」
ぐちゅぐちゅ音をたて触れてくる足に翻弄される。
ああ、本当、俺はマゾかもしれない。
素っ裸にされて縛られて、跪くような形でフェラさせられて、その挙句、踏まれて感じてるのだから。
恥ずかしい。恥ずかしくて堪らない。それが余計、快感を煽る。
「そう、っご・・・ぅ、ア、ん・・・」
「自分だけ気持ち良くなってちゃダメだろィ、土方さん」
髪を掴まれ再び口内に異物が入ってくる。先刻口から離したときに比べたら大きくなっているように感じる。
グチッ、と強引に咽の奥まで入れられ、苦しさに歯をたてそうになるがどうにか堪え、代わりに舌を絡める。
卑猥な水音をたて咽の奥を突かれると、いつものように後孔を弄ばれているような錯覚に陥り、無意識の内に腰を沖田の足に擦り付ける化のように揺らしてしまう。
「ん、はぁ・・・・・・俺、もう限界でさ、土方さん」
「ァ・・・ンは、ァっんぅ・・・」
グイグイと頭を掴まれ強かに腰を打ち付けられた後、沖田は土方の口内に白い欲をぶちまける。
苦いそれをゴクリゴクリと飲み干しながら、土方も身震い一つし、己の腹部を汚した。
射精後の酩酊した意識で土方は無意識に、全て搾り出そうとするように尚もちゅぅ・・・と沖田の肉棒を吸う。
顎から飲みきれない唾液を垂らし、とろんとした瞳で土方はとてつもなく淫猥で、沖田は熱がぶり返すのを感じた。
それでも、沖田はそれを悟られぬ内に土方の唇を離すと寝間着の裾を丁寧な手付きで直し、土方の足を固定していたベルトをほどくと立ち上がった。不思議そうに、土方は沖田のその行動を眺める。
「総悟・・・?」
「俺は気が済みやしたからねィ、部屋戻って寝まさァ」
それはないだろう、と。
土方の表情が曇る。
「分かってんだろ、お前」
「何が・・・ですかィ?」
あくまで白を切り続けようとする沖田にチッと一つ舌打ちし、立ち上がり様彼の襟元を掴み、その勢いのまま布団の上へ押し倒す。
ニヤニヤと余裕な表情を浮かべているのが悔しくて、もう、どうにでもなれ―――――と口付けた。
歯列を辿り、蠢く舌を甘く噛み、絡ませる。反応するように髪を弄ぶ指先が嬉しく感じる。
「ふゥ、ンくっ・・・ぁ・・・」
「・・・んァ、はッ・・・・・・土方、さん・・・何スイッチ入れてんですかィ?」
「うるせェ。・・・さっさとしやがれ」
「・・・色気のない誘い方」
なんて文句言いながらも沖田は態勢を変え、逆に布団に倒される。足を開かされ、後孔に指が触れる。早急なその愛撫に痛みが悦楽に変わる。
「んぅ・・・ア、ッく・・・ひ、ッも、いぃ・・・さっさと・・・・・・」
「あんた、もうナカ濡れてやすもんね・・・俺も限界でさァ」
遠回りに“淫乱”と罵られたようにも聞こえるが、反論しようと開いた唇は唇で塞がれる。
そして。
快楽を伴う痛みが体を襲った。
「ヒッ、ぅあアァ―――!!」
「待っ、絞めすぎ土方さッ・・・」
そんな、
甘くて 焦った声 出されたら、
余計 悪化するに決まってるだろうよ。
―――――馬鹿じゃね、こいつ。
抑制のきかない体は体内の熱を離すまいと収縮せずにはいられない。頭は働いても、それが本能に逆らう指示をだすことはなく、沖田が動くまでもなく襞は弛緩と収縮を繰り返し、腰はフシダラに揺れ悦楽を追う。
「ァんん・・・ウ、ッアア、ぁア、ン・・・」
(―――ヤらし過ぎだろ、土方さん・・・・・・)
未だ縛られたままの両手を沖田の首へ回し、沖田の腰に足を絡め自ら腰を振り喘ぐ姿は殺したい程セクシャルで。
背筋を這うような快感に思考を奪われた沖田は餌を喰らう獣のように腰を打ち付け始めた。
「あぁ、ッァ、そッ・・・そう、ごぉ・・・ッは、あ・・・・・・も、ヤバ・・・・・・」
「っあんたのお陰で・・・俺も、もう・・・ハァッ」
食い千切られる。
それ程に熱く蠢く襞。
余裕ぶることさえ出来ないと沖田は内心舌打ちをする。
何人もの女をよがらせてきたこの男に、どうしても勝てない、と。一度だけ行為を盗み見てしまった事があったけれど、あの時、土方は熱に浮かされながらもいつものような涼しい顔をしていたというのに。
苛立ちをぶつけるように、搾られた内部をえぐり秘奥を何度も何度も突く。
「っぅあああ、ぁアッ・・・・・・あッ、イ、く・・・・・・っァアアア―――!!」
「っぅ、土・・・方さんッ」
達する寸前に土方が沖田の顔を見ると、沖田も真っ直ぐと此方を見返していて、次の瞬間ビシャァァと己と沖田の体に白濁を散らしていた。
誘発されるように土方の中に溢れた熱に土方はまたも体が疼くのを感じていた。
夜は、未だ長い。
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