梅々
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うふふ(^w^)
カラオケ行きやしたぜキャッホー!!\(^o^)/
従兄弟二人+祖母と一時間半。祖母は聞き役でしたが。従兄弟の兄の方と私はどっこいどっこいで下手で弟の方はめちゃうまい。そして父に歌い方が似ている。
んで、近所のとこだったんですが受け付け前にバニーガールやらセーラー服やらがあってびびりました。いつの間に!そしてボカロが入ってたのでびびりました。いつの間に!
だから記念にカンタレラ、恋は戦争、ワイズマ歌いました。カンタレラは前よりましだった。
・・・祖母と従兄弟に、「最後に歌ったのが一番声に合ってたよ」と言われてへこんでます。
もってけ!だぞぉぉぉ(_ _;)
結論的にアニソンが合うらしいです。異議あり!
そして歌を上手に歌えるようになりたいです。
それでは六話!
一日に二個アップとか地味に嬉しいです。両者ご対面かな。
従兄弟二人+祖母と一時間半。祖母は聞き役でしたが。従兄弟の兄の方と私はどっこいどっこいで下手で弟の方はめちゃうまい。そして父に歌い方が似ている。
んで、近所のとこだったんですが受け付け前にバニーガールやらセーラー服やらがあってびびりました。いつの間に!そしてボカロが入ってたのでびびりました。いつの間に!
だから記念にカンタレラ、恋は戦争、ワイズマ歌いました。カンタレラは前よりましだった。
・・・祖母と従兄弟に、「最後に歌ったのが一番声に合ってたよ」と言われてへこんでます。
もってけ!だぞぉぉぉ(_ _;)
結論的にアニソンが合うらしいです。異議あり!
そして歌を上手に歌えるようになりたいです。
それでは六話!
一日に二個アップとか地味に嬉しいです。両者ご対面かな。
彼には秘密。
あなたには彼を渡しやしない。
かげろうゆらゆら夏のざわめき
こんにちはー、と声をかけると少しの間の後物音がした。ジャリ、と煙草の火を踏み消す音がして、携帯灰皿でも持ち歩けばいいのにと心底思った。いくらそこが公道だからって。
カッカッ、と下駄が地を蹴る音、懐かしい響きに次いでドアががらがらとスライドした。
そして驚いた、顔。
「こんちは。今日は土方さんも連れて来てみやした」
「どうも」
「こんにちは。びっくりしたわ、貴方が玄関から、しかももうお一方連れているものだから」
「この人色々五月蝿いんでねェ」
「ふふっ」
靴を脱いで最初の時のように屋敷の奥へ、彼女の後に続く。かれこれ十回以上は来ているけれど、玄関から入ったのは一番最初と今日しかないんじゃないだろうか。
土方さんは挨拶したっきり無言だ。いつもとは位置が真逆で、今日は土方さんが俺の斜め後ろを歩いているからなんだか変にそわそわする。
どうぞ、彼女はいつもより一枚多く座布団を敷き俺らに座るよう促した。いつものように遠慮なく胡座をかく。
「いつもうちの沖田が世話になっているようで」
「いえ、お気になさらないで。妾がしたくてしているだけですので」
「そうでさァ。それに世話になってばっかじゃありやせんよ?」
「ええ。いつも美味しいものを持ってきて下さるの」
漸く口を開いたと思えばこれかと、口を尖らせる。と、彼女も加勢してくれてにんまりと笑い合う。
連れて来てほしい、と彼女が言ったのは昨日のことだ。最近の話題の中心は専ら土方さんのことで、だから実際に会ってみたいものだと彼女が言ったのだ。
居心地悪そうなのは構わないのだけれど、煙草を吸えないからか指が規則的に動くのがいただけない。こっちまで気がそわそわして、落ち着かなくなる。
それを察してか、お茶を入れに行っていた彼女はそれらと共に灰皿を持ってきた。硝子製の、華美過ぎないが地味でもない、そんなセンスの良いものを。
最近度々、姉上と比べてしまう。それは失礼なことだと分かっているから、態度にはおくびにも出さないようにしているけれど。
違うのは妖艶さ、色を宿した瞳。
姉上はそういった類いとは無縁なイメージがあったのに彼女は違う。粋な艶やかさがある。魅惑的とでもいうのか。そこが唯一、違う。
「わらび餅があるのだけれど。お嫌いかしら?」
「この人はマヨネーズさえありゃなんでも食えまさァ」
「そうでしたわね。なら一緒にお持ちしましょうか?」
「あ、じゃあお願いします」
半ば冗談だったのに瞳を輝かせた土方さんにぞっとした。空気を読めと、切実に思うがこうなるだろうと思っていたのも事実。彼女は微笑を浮かべ持ってきますね、と部屋を出た。
遠ざかる足音を確認してから、煙草を吸っている土方さんをちらりと見遣る。
「あんたが想像してたよりずっといい人でしょう」
「まぁな」
「煮えきらねぇなァ。ったく、保護者気取りですかィ?」
「・・・ちげぇよ」
そう言った顔の苦々しさが過去に類を見ないほどで、思わず目を見張った。
あなたには彼を渡しやしない。
かげろうゆらゆら夏のざわめき
こんにちはー、と声をかけると少しの間の後物音がした。ジャリ、と煙草の火を踏み消す音がして、携帯灰皿でも持ち歩けばいいのにと心底思った。いくらそこが公道だからって。
カッカッ、と下駄が地を蹴る音、懐かしい響きに次いでドアががらがらとスライドした。
そして驚いた、顔。
「こんちは。今日は土方さんも連れて来てみやした」
「どうも」
「こんにちは。びっくりしたわ、貴方が玄関から、しかももうお一方連れているものだから」
「この人色々五月蝿いんでねェ」
「ふふっ」
靴を脱いで最初の時のように屋敷の奥へ、彼女の後に続く。かれこれ十回以上は来ているけれど、玄関から入ったのは一番最初と今日しかないんじゃないだろうか。
土方さんは挨拶したっきり無言だ。いつもとは位置が真逆で、今日は土方さんが俺の斜め後ろを歩いているからなんだか変にそわそわする。
どうぞ、彼女はいつもより一枚多く座布団を敷き俺らに座るよう促した。いつものように遠慮なく胡座をかく。
「いつもうちの沖田が世話になっているようで」
「いえ、お気になさらないで。妾がしたくてしているだけですので」
「そうでさァ。それに世話になってばっかじゃありやせんよ?」
「ええ。いつも美味しいものを持ってきて下さるの」
漸く口を開いたと思えばこれかと、口を尖らせる。と、彼女も加勢してくれてにんまりと笑い合う。
連れて来てほしい、と彼女が言ったのは昨日のことだ。最近の話題の中心は専ら土方さんのことで、だから実際に会ってみたいものだと彼女が言ったのだ。
居心地悪そうなのは構わないのだけれど、煙草を吸えないからか指が規則的に動くのがいただけない。こっちまで気がそわそわして、落ち着かなくなる。
それを察してか、お茶を入れに行っていた彼女はそれらと共に灰皿を持ってきた。硝子製の、華美過ぎないが地味でもない、そんなセンスの良いものを。
最近度々、姉上と比べてしまう。それは失礼なことだと分かっているから、態度にはおくびにも出さないようにしているけれど。
違うのは妖艶さ、色を宿した瞳。
姉上はそういった類いとは無縁なイメージがあったのに彼女は違う。粋な艶やかさがある。魅惑的とでもいうのか。そこが唯一、違う。
「わらび餅があるのだけれど。お嫌いかしら?」
「この人はマヨネーズさえありゃなんでも食えまさァ」
「そうでしたわね。なら一緒にお持ちしましょうか?」
「あ、じゃあお願いします」
半ば冗談だったのに瞳を輝かせた土方さんにぞっとした。空気を読めと、切実に思うがこうなるだろうと思っていたのも事実。彼女は微笑を浮かべ持ってきますね、と部屋を出た。
遠ざかる足音を確認してから、煙草を吸っている土方さんをちらりと見遣る。
「あんたが想像してたよりずっといい人でしょう」
「まぁな」
「煮えきらねぇなァ。ったく、保護者気取りですかィ?」
「・・・ちげぇよ」
そう言った顔の苦々しさが過去に類を見ないほどで、思わず目を見張った。
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