梅々
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狂わしい程の愛と雨。
新妻トシの苦悩1
「はぁ~ぁ」
窓枠に頬杖つき溜め息を溢した土方に、沖田は小首を傾げた。
「どうしたんで? 土方さん」
「・・・その呼び方おかしくねぇか?」
沖田と結婚して、一応今は土方だって“沖田”なのだ。
旧姓で呼ばれると複雑な心境に陥る。
そう、沖田に言うと、だって。と沖田は反論した。
「名前呼んだらあんた照れるじゃねぇですかィ」
「そんなことねぇ、」
「トシ」
ムッとして言い返した言葉を遮り、沖田が名前を呼ぶ。
その声はいつもより甘く、低く、心臓が鷲掴みにされたような痺れが体を駆け巡る。
まさか、名前呼ばれただけでこんな―――――。
「ね? 名前呼ばない方がいいだろィ?」
クスリと意地の悪い笑みを沖田は浮かべ、紅潮した土方の頬を撫でる。
で? と沖田は話を元に戻す。
「梅雨入っちまったから洗濯あんま出来ねぇなって思ってよ」
「それなら、あんたの部屋に干して俺の部屋であんたが寝ればいいんでさァ」
それは、つまり、毎晩のようにその腕に抱かれて眠るということだよな。
地獄か天国か。
今日の朝っぱらから考えてたネタです。
朝から痛い。
というか新妻ネタが思いつくのがバス停までの道でいつも同じ場所なのが少し怖い。
「はぁ~ぁ」
窓枠に頬杖つき溜め息を溢した土方に、沖田は小首を傾げた。
「どうしたんで? 土方さん」
「・・・その呼び方おかしくねぇか?」
沖田と結婚して、一応今は土方だって“沖田”なのだ。
旧姓で呼ばれると複雑な心境に陥る。
そう、沖田に言うと、だって。と沖田は反論した。
「名前呼んだらあんた照れるじゃねぇですかィ」
「そんなことねぇ、」
「トシ」
ムッとして言い返した言葉を遮り、沖田が名前を呼ぶ。
その声はいつもより甘く、低く、心臓が鷲掴みにされたような痺れが体を駆け巡る。
まさか、名前呼ばれただけでこんな―――――。
「ね? 名前呼ばない方がいいだろィ?」
クスリと意地の悪い笑みを沖田は浮かべ、紅潮した土方の頬を撫でる。
で? と沖田は話を元に戻す。
「梅雨入っちまったから洗濯あんま出来ねぇなって思ってよ」
「それなら、あんたの部屋に干して俺の部屋であんたが寝ればいいんでさァ」
それは、つまり、毎晩のようにその腕に抱かれて眠るということだよな。
地獄か天国か。
今日の朝っぱらから考えてたネタです。
朝から痛い。
というか新妻ネタが思いつくのがバス停までの道でいつも同じ場所なのが少し怖い。
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