梅々
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にゃにゃにゃんにゃんの日
目が覚めたら体が変だった。また総悟の仕業か、と瞼を開ける。すると周囲の音がやけに煩い。雀の囀りに、エンジン音、隣で呑気に眠る男の呼吸。耳を塞ぎたくなるがそれよりも元凶であろう総悟を起こし、何をしたか問い詰めるのが先だ。
イラッとしたままに、尻尾の先を布団に叩きつけた。勿論、自分のだから痛くない程度に。
自分の、尻尾を。
「なんじゃこりゃああああ!?」
「っうっさ!」
吃驚したままに体を起こしたら掛け布団が捲れ上がった。そして、くすんだ金の髪に紛れた、毛並みの良い獣耳を見つける。相当煩かったのだろう。耳は自ずと下がっている。
さっきから耳が良い理由にがなんとなく分かってしまって、自分の頭に触ってみる。
当たって欲しくはなかったが予想は的中した。総悟と同じような獣耳がそこにはある。言い方がおかしいが、人間の耳もいつもの位置にあるから、尻尾と耳が付加されただけなのだろう、嫌な悪戯だ。
「オイコラ」
「あり? やっぱ俺まで猫になっちまったかァ」
「なっちまったかじゃねぇよ! なんなんだコレはいつ治る!?」
「うわー。土方さんが猫耳つけても可愛くねぇ・・・。ってぇわけで今日の夜には取れやすぜ」
「悪戯したくせに文句言ってんじゃねぇよてめぇは! ・・・どーすんだコレ」
「部屋から出なきゃ平気だろィ」
今日は珍しく寝起きの良い総悟が、よっと掛け声をかけて上体を起こす。すると寝巻きの下から窮屈そうに、耳と同じ金色のふさふさした尻尾が出てきた。
自分のを前に持ってきて見ると俺のは真っ黒だった。なんだかつまらない。
いや、つまるつまらないじゃなくて。
俺は非番だから良いが総悟は夜番だ。それまでにこの異物はなくなっているのだろうか。いくら俺よりかは似合うと云えども、洒落にならない。
「今日はにゃんこの日なんだきか、こんぐらいいいじゃないですかィ」
「・・・よかねぇよ」
甘えるように抱きついてきた総悟は本物の猫のようで、溜め息が出るのを禁じ得ない。
というわけでメールで気付いた、平成22年2月22日。スーパーにゃんこの日ですね!ww
なのに小説が書けないのです( ┰_┰)
試験十日前とか信じたくないです。でも山場だから頑張らねば。
上のは土沖っぽいですがこっから沖田が攻めまくります。こんなネタを試験終了後、リクエストを書いたら書きたいです。三月はいっぱいエロが書けそうww
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