梅々
苑咲早良が運営する銀魂BL小説サイトです。 心意気は18禁。 著作権的な何かは放棄していません。マナーは守ってください。 メールフォームやコメント欄は下にありますので、何かございましたらお気軽にご使用ください。感想とか頂ければ舞い上がります! 不定期更新な別館を作成しました。ミツバさん愛してる! 気が向いたらお越しください→http://tokosienoai.dou-jin.com/
いいふさいのひ!
昨日は夫婦、今日は夫妻の日です。
語呂合わせでしかない。すごいな日本人!
入試まであと5日です。はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・。
みんな、おらにげんきだまをわけてくれー!
あ、拍手ありがとうございます。銀沖姫始めネタ、自分でも気に入っていたりします←
じゃあ小ネタ!
多分沖土!
金を入れて、ボタンを押す。ピッ、と音が鳴ってガゴン。商品が落ちてくる。
寒空の下わざわざ屈んでそれを手にとる。悴んだ指先にじんわりと熱が当たってほうっと息を吐きながら機械から取り出した。
「・・・あ?」
押したボタンは間違いなく珈琲。なのに手の中の温もりにはココアとかいてある。押し間違いなどありえない。右端に珈琲のボタン、ココアのボタンは左端にあるからだ。
ついてねえ、思ったら機械から変な音がした。今度はなんだと視線を向ける。電光の四桁の数字が全て同じ。つまり当たりが出たらしく商品のボタンがまた点灯している。今度はきちんと確認してから、俺の欲しかった珈琲のボタンを押す。
ピッ、ガゴン。
手に取るとまた、ココア。
ついてねぇ。呟いてそれを両手に角を曲がる。護衛中の総悟が耳当てにマフラーに手袋と厳重な防寒をしてこちらに背を向けている。缶で背を軽く叩くと総悟は此方を振り向いた。
なので両手に持った缶を両方差し出す。
「やる」
「・・・アンタ、さっきそんな重装備ならいらねーだろとか言ってたしなんで二本?」
「しるか。業者のミスだ」
「ふーん」
今日もまた将軍様の警護だからそこまで気を張ることはない。ぼぅっと立っていればいい、基本。だがこの寒さの中で立っているのはきつい。そこんところよく考えてくれ、とっつぁん。
一つ受け取った総悟はうまそうにココアを垂下する。ごくごくと。缶を両手で持ち暖を取っていれば、不意に総悟が此方を見た。
そのマフラーも手袋も、俺のなんだけど。そろそろ返してくれないか。
「寒い? 土方さん」
「当たり前だ」
「なら暖めてあげやしょうか」
両手を広げて総悟は微笑を浮かべる。からんからん、転がってきた空き缶が足にぶつかった。
どうせ暇潰しなんだろうな、思いながら仕方ねぇなと言葉を返す。
期待なんかしてやしない。
一歩足を踏み出せば、総悟がぎゅうと俺を包んだ。頬に耳当ての白い毛があたり擽ったい。
背に回された手が、下へ下へと下りていく。昨日も俺はそれはもう全て食らい尽くされたのに、おまえはまだそんな元気があるのか。1日経てば平気だなんて若さが恐ろしい。それに付き合いきれる、自身も。
「トイレにでも行きやすか」
「暇でも体裁は必要だろ」
「じゃあ、声は俺が奪ってあげやしょう」
唇を塞がれると同時に壁に押し付けられる。温もりのなくなった缶が手から滑り落ち音をたてた。
不埒に動く手を感じ体が火照り、声の代わりに与えられる熱に瞼を閉じた。
語呂合わせでしかない。すごいな日本人!
入試まであと5日です。はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・。
みんな、おらにげんきだまをわけてくれー!
あ、拍手ありがとうございます。銀沖姫始めネタ、自分でも気に入っていたりします←
じゃあ小ネタ!
多分沖土!
金を入れて、ボタンを押す。ピッ、と音が鳴ってガゴン。商品が落ちてくる。
寒空の下わざわざ屈んでそれを手にとる。悴んだ指先にじんわりと熱が当たってほうっと息を吐きながら機械から取り出した。
「・・・あ?」
押したボタンは間違いなく珈琲。なのに手の中の温もりにはココアとかいてある。押し間違いなどありえない。右端に珈琲のボタン、ココアのボタンは左端にあるからだ。
ついてねえ、思ったら機械から変な音がした。今度はなんだと視線を向ける。電光の四桁の数字が全て同じ。つまり当たりが出たらしく商品のボタンがまた点灯している。今度はきちんと確認してから、俺の欲しかった珈琲のボタンを押す。
ピッ、ガゴン。
手に取るとまた、ココア。
ついてねぇ。呟いてそれを両手に角を曲がる。護衛中の総悟が耳当てにマフラーに手袋と厳重な防寒をしてこちらに背を向けている。缶で背を軽く叩くと総悟は此方を振り向いた。
なので両手に持った缶を両方差し出す。
「やる」
「・・・アンタ、さっきそんな重装備ならいらねーだろとか言ってたしなんで二本?」
「しるか。業者のミスだ」
「ふーん」
今日もまた将軍様の警護だからそこまで気を張ることはない。ぼぅっと立っていればいい、基本。だがこの寒さの中で立っているのはきつい。そこんところよく考えてくれ、とっつぁん。
一つ受け取った総悟はうまそうにココアを垂下する。ごくごくと。缶を両手で持ち暖を取っていれば、不意に総悟が此方を見た。
そのマフラーも手袋も、俺のなんだけど。そろそろ返してくれないか。
「寒い? 土方さん」
「当たり前だ」
「なら暖めてあげやしょうか」
両手を広げて総悟は微笑を浮かべる。からんからん、転がってきた空き缶が足にぶつかった。
どうせ暇潰しなんだろうな、思いながら仕方ねぇなと言葉を返す。
期待なんかしてやしない。
一歩足を踏み出せば、総悟がぎゅうと俺を包んだ。頬に耳当ての白い毛があたり擽ったい。
背に回された手が、下へ下へと下りていく。昨日も俺はそれはもう全て食らい尽くされたのに、おまえはまだそんな元気があるのか。1日経てば平気だなんて若さが恐ろしい。それに付き合いきれる、自身も。
「トイレにでも行きやすか」
「暇でも体裁は必要だろ」
「じゃあ、声は俺が奪ってあげやしょう」
唇を塞がれると同時に壁に押し付けられる。温もりのなくなった缶が手から滑り落ち音をたてた。
不埒に動く手を感じ体が火照り、声の代わりに与えられる熱に瞼を閉じた。
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