梅々
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爆死記念日
- 2015/03/21 (Sat) |
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拍手ありがとうございます!
今日はバイト先の送別会でした。オール楽しかったー。ずっと水っぱらなのが続いているのがちょっと辛いですが、もう最後なんだなと思うとしんみりします。
明日は卒業式です~。
初期土沖も好き
床板の軋む音のあと、ふわりと煙草のにおいが待った。
徹夜明けのこの人はめんどくさいので無視しておこうと思えば、彼は通り過ぎずに私の後ろで立ち止まる。
「なに見てんだ?」
「隣の家の椿を」
生け垣の向こうの庭にある、真っ赤な椿。じっと見ていたらさっき一つ、花が落ちた。
綺麗だと眺めていたのだが彼的には思うところがあるらしく、はぁと息をつかれた。
「んな落ちる花眺めてねぇで、」
言葉がそこで切れた。
あとに続くのはどんな言葉なのだろうか。
仕事してろか、それとも。
私に何を求めているのか釈然としない土方さんは釈然としないまま、再度ため息をついた。
「昼飯食いに行くが、行くか?」
「おごりなら」
おうと返事に満たない小さな声で言って去る後ろ姿を見やる。
いつまでもあの人の気持ちは分からないままだ。
今日はバイト先の送別会でした。オール楽しかったー。ずっと水っぱらなのが続いているのがちょっと辛いですが、もう最後なんだなと思うとしんみりします。
明日は卒業式です~。
初期土沖も好き
床板の軋む音のあと、ふわりと煙草のにおいが待った。
徹夜明けのこの人はめんどくさいので無視しておこうと思えば、彼は通り過ぎずに私の後ろで立ち止まる。
「なに見てんだ?」
「隣の家の椿を」
生け垣の向こうの庭にある、真っ赤な椿。じっと見ていたらさっき一つ、花が落ちた。
綺麗だと眺めていたのだが彼的には思うところがあるらしく、はぁと息をつかれた。
「んな落ちる花眺めてねぇで、」
言葉がそこで切れた。
あとに続くのはどんな言葉なのだろうか。
仕事してろか、それとも。
私に何を求めているのか釈然としない土方さんは釈然としないまま、再度ため息をついた。
「昼飯食いに行くが、行くか?」
「おごりなら」
おうと返事に満たない小さな声で言って去る後ろ姿を見やる。
いつまでもあの人の気持ちは分からないままだ。
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