梅々
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一夜
- 2014/07/02 (Wed) |
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拍手ありがとうございます!
今日は072の日ですね。
たった一度だけ。
これ以上は望めない。それを知っているから今日もまた、俺は想像力を豊かにする。
優しく撫でたあの指を、意地悪く這ったあの舌を、痛みとともに与えられたあの快感を。
思い出しながら自分を慰める。
「は、っあ……」
先端を親指の腹で押すと、体がびくびく震えるほど気持ちいい。これもあの人に教えられた。舌でいじられて、寄っていた俺は身も蓋もなくあえいで喜んだ。
同時に後ろをいじられて、痛かったのも覚えているけれど、それも我慢できるぐらい他が気持ちよくて、うれしくて。
あの人は覚えていないし、きっと知らないだろうけれど。
「ひじかたさん……」
アンタは俺の中でイったことがあるんですよ。
俺の名前を、普段と違う聞いただけではらみそうな声で読んで、好きだとも、言った。
すべてまやかしだったけれど。
土方が覚えていても、忘れていて盗み聞きしても。
今日は072の日ですね。
たった一度だけ。
これ以上は望めない。それを知っているから今日もまた、俺は想像力を豊かにする。
優しく撫でたあの指を、意地悪く這ったあの舌を、痛みとともに与えられたあの快感を。
思い出しながら自分を慰める。
「は、っあ……」
先端を親指の腹で押すと、体がびくびく震えるほど気持ちいい。これもあの人に教えられた。舌でいじられて、寄っていた俺は身も蓋もなくあえいで喜んだ。
同時に後ろをいじられて、痛かったのも覚えているけれど、それも我慢できるぐらい他が気持ちよくて、うれしくて。
あの人は覚えていないし、きっと知らないだろうけれど。
「ひじかたさん……」
アンタは俺の中でイったことがあるんですよ。
俺の名前を、普段と違う聞いただけではらみそうな声で読んで、好きだとも、言った。
すべてまやかしだったけれど。
土方が覚えていても、忘れていて盗み聞きしても。
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