梅々
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幸福な兄弟
慌てんぼうのサンタクロース銀さん×八歳児沖田からの恋人はサンタクロースな銀沖書きたいななんて思いつつ。
今日は原稿進め病院行って課題のDVD見ました。眠たい。途中でDVD止まったので今日はここまでにします。おやすみなさい。眠たいの。
またイヴっぽい小話。
「外の世界にはたくさんおいしいものがあって、たくさん知らないものがあるんだって姉上が言ってたんでさァ」
「へぇ。で、姉貴は?」
「……病気で」
「そうか」
父上は姉上をどの作品より美しく描いた。俺はそんな姉上に似せて描かれた。美しく聡明で、病弱な姉。模倣で馬鹿で何もできない紛い物な俺。
姉上は王子様のキスを待ってるに違いない。だって本には、キスしたら目覚めるって書いてあった。だから、土方さんをこの世界に呼び込んだ。蒼い薔薇。土方さんの瞳の色。
土方さんを警戒させないように幼い姿の俺を見て、他の作品どもがこそこそ話す。ぺてん師だと。
「姉上を助けてくだせぇ」
「あぁ」
きっとキスをしたら、アンタの薔薇は姉上のものになって姉上は元気になる。俺には薔薇がないから何もできない。
きゅっと繋いだ手に力を込めて、白い茨が覆う部屋へと向かった。
タイトルは「幸福な兄弟」で、ベッドに横たわるミツバさんの傍らで沖田が心配そうにしているものだといい。
沖田がミツバさんを元気にして、外の世界に出すため土方を絵画の中の世界に呼んだらいいなって話。土方は沖田が大事だから助けてあげる。でも沖田はミツバさんのことしか考えとない。自分にも薔薇があったらあげたのにとか考えてる。
今日は原稿進め病院行って課題のDVD見ました。眠たい。途中でDVD止まったので今日はここまでにします。おやすみなさい。眠たいの。
またイヴっぽい小話。
「外の世界にはたくさんおいしいものがあって、たくさん知らないものがあるんだって姉上が言ってたんでさァ」
「へぇ。で、姉貴は?」
「……病気で」
「そうか」
父上は姉上をどの作品より美しく描いた。俺はそんな姉上に似せて描かれた。美しく聡明で、病弱な姉。模倣で馬鹿で何もできない紛い物な俺。
姉上は王子様のキスを待ってるに違いない。だって本には、キスしたら目覚めるって書いてあった。だから、土方さんをこの世界に呼び込んだ。蒼い薔薇。土方さんの瞳の色。
土方さんを警戒させないように幼い姿の俺を見て、他の作品どもがこそこそ話す。ぺてん師だと。
「姉上を助けてくだせぇ」
「あぁ」
きっとキスをしたら、アンタの薔薇は姉上のものになって姉上は元気になる。俺には薔薇がないから何もできない。
きゅっと繋いだ手に力を込めて、白い茨が覆う部屋へと向かった。
タイトルは「幸福な兄弟」で、ベッドに横たわるミツバさんの傍らで沖田が心配そうにしているものだといい。
沖田がミツバさんを元気にして、外の世界に出すため土方を絵画の中の世界に呼んだらいいなって話。土方は沖田が大事だから助けてあげる。でも沖田はミツバさんのことしか考えとない。自分にも薔薇があったらあげたのにとか考えてる。
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