梅々
苑咲早良が運営する銀魂BL小説サイトです。 心意気は18禁。 著作権的な何かは放棄していません。マナーは守ってください。 メールフォームやコメント欄は下にありますので、何かございましたらお気軽にご使用ください。感想とか頂ければ舞い上がります! 不定期更新な別館を作成しました。ミツバさん愛してる! 気が向いたらお越しください→http://tokosienoai.dou-jin.com/
いやありきたりかもしれないけど
始まりはいつだって静かに近付いてくる。
だから気付かないんだ、それがたとえどれだけ大きな事の前ぶれだろうと。
斬りかかってきたヤツの刀を避け、胴をなぎ払う。悲鳴をあげ倒れたこいつが、この部屋にいた最後の敵らしい。今頃嗅覚に神経が通いだして、血と火薬と埃の臭いに嫌気がさす。臭っと声を上げると、ふわり。微かに風が吹いた。
小波の音と潮の香り。
なんで、どうして。
こんな、ところで。
「っ総悟!」
遠くからの声にハッとする。
眼の前に、煙が迫る。
「ゴホッ、ゴホッ・・・」
斬られたとかじゃなくて良かった、と頭の隅で思考が働き、そして靄に包まれて視界が霞んだ。
「・・・・・・目が、見えない?」
「どうやらあの煙の影響らしくてな。数週間すると視覚は元に戻るが今度は聴覚がやられるらしい。それもまた、数週間すれば完治するらしいが・・・。いま、総悟は?」
「相変わらずだ。一応山崎が傍にいっけど・・・。もう三日だぞ。いい加減起きろってのあのバカ」
「そういうな」
苦笑しながらそういうけれど、俺と同じぐらい、総悟の目覚めを待っているのが犇々と伝わってくる。
普段から注意散漫なやつだけど、討ち入りの最中だけは任務完了時まで集中力が乱れることはないのに。
いったい、何が。
「海の中」
連載予定・微妙
こないだ書きたくなったネタ。月曜かな。
同人誌の海の中で死ねたなら本能だ。から発展→ネタに。土沖っぽい沖土になりそうだ。
というか書くのかな・・・。
いまは空気が冷たく肌をさしますねって感じのが書きたいけれど、明日は両親が試験で再来週、つまりは九月初日から私が試験。
更新はますますとおのきます。
PR
TRACKBACK
TrackbackURL
COMMENT