梅々
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いけぶくろ
今日は授業後に池袋行きました!ありささんとご一緒!わーい!決まったのが池袋に向かい始めたときでした。化粧すれば良かった。朝二度寝したら嫌な夢を見たし残り30分しかないしで大変でした。
で。銀魂フェア!机の落書き!沖田と高杉の机の痛さと土方の天使加減が半端じゃなかったです。ロッカー隣なのね。自分の物間違えて隣に入れたりとかロッカー開けるの邪魔したりできるね。上履きを写メるのは上履きの匂いをかぐのと同じぐらい変態臭い気がしました。
あと、名札買えました!シアターのおかしと、バッジかな。買ったのは。クジはステッカーを二セット。沖田と土方揃ったのでもうまんたい。
その後ゴスロリの古着屋さんいきましたー。悩んだ末にシャツワンピ買ってしまいました。可愛かった。冬コミ着ます。でもコートで見えない!
では、沖土とラーメンの話。ラーメン食べたいです。
俺だけを見てほしい、なんて言えない。
近藤さんが一番なアンタがいいんだから。真選組を大事に思うアンタがいいんだから。
でも、時たまとてつもなく、衝動的にかっさらいたくなる。
「総悟」
「へい?」
普段通りの巡回、定位置から見る後ろ姿。アンタの唇には大抵、有害な白い筒がある。俺とキスする回数よか断然煙草を吸う回数のが多くて、そんなものに中毒になって依存している土方さんは正直憎らしい。臭いだけ。しかもにおいでアンタを意識する。残り香が胸を締め付ける。大嫌いだ。
「酒でも飲んで帰るか」
「珍しいですねェ、アンタがそんなこと言うなんて」
空を飛ぶ船に負けつつもちかちか星が瞬く夜、くわえ煙草で土方さんが振り向いて、本当に珍しい提案をした。
そろそろ防寒具を出そうかと思う肌寒さだ、温まって帰りたいとでも思ったのか。
ちらりと此方を見た仄かに青い、灰色の瞳。その下には隈がある。上が厄介事を持ち込んだお陰でこの人は缶詰で、息抜き代わりの見廻りだ。正体をなくすまで飲まなきゃ、ちっとぐらい羽目を外させてやってもいいんだけど。それを見込んで俺と組ませたんだろうけど。
最後に寝たのはいつだろうか。片手じゃ足りない。最近じゃ右手が恋人状態、とまではいかないが。
酔って呆けた顔をされたら、赤い顔をされたら、息抜きでは終わらず使い物にならなくしてしまいそうで。
「寄るか?」
「……遠慮しまさァ。飲みたきゃ一人で飲んでくだせェ」
傍のラーメン屋からいい匂いがする。ラーメンぐらいならいいが、と思えば、それを読んだように。
「じゃあラーメンは」
なんて言うものだから、断る理由もなく頷いて、暖簾潜ってちゃちい椅子に腰掛けラーメンを二つ、注文。
寄り道は大抵俺が言い出しっぺで、こんなことになるのは珍しい。しかもどうしてもどこか寄りたかったのか。待ち受ける書類を思い出して萎えたのだろうか。
ついているニュース番組をぼんやり見ていたらへいお待ちとラーメンが出てきて、メンマとノリとチャーシューをもらって代わりになるとをやってから啜る。
私と仕事どちらが大事なのと、聞く前に仕事が大事なのを知っているし、俺にとっての土方さんもさして大事ではない。近藤さんにとって、真選組にとって大事だから、俺もそれなりに扱うだけで。
大事ではないけれど、俺は、誰よりもこの人が好きで。
「……おまえ今日静かだな」
「物食ってるときゃ話せねぇでしょ」
「今だけの話じゃねぇよ」
ちらり、此方を見た土方さんに返せば僅かに眉が寄った。
物食うか寝てるときだけだなおまえが静かなの。そう言われて斬り合いのときも静かですぜと返したら顰めっ面されたのは夏のこと。だから、くわえるもんがねぇんで、と返せば叩かれたのはそれから数秒後のこと。
土方さんは四六時中くわえるものがあるから静かなんだ、と自説を展開しようとしてくわえてても怒鳴るときは怒鳴ると気づいておじゃんになった。
ここのチャーシューはうめぇんだよなと味わっていれば、物言いたげな視線に晒される。
「なんですかィ」
「……今夜、部屋来いよ」
「!」
白地な誘い文句にちゅるり、麺を一気に吸うと同時に顔をあげる。罰が悪そうに蓮華でスープを掬っては戻し掬っては戻しを繰り返す土方さんはいつもの土方さんじゃない。ウサギのぬいぐるみ相手にストレス発散していたほうがまだマシだ。
「まだ色々詰まってっから、何かされると困るんだが、明日は冷えるらしいしよ」
「湯たんぽ代わりに?」
「そんな感じだ」
「報酬はラーメンですかィ」
「まぁ、そうだな」
此方見て言ってみろよ、思えど胸がむず痒くて言葉がつっかえて、とりあえず頷いてみれば、そうかとこぼしてやっと土方さんはスープを飲む。
こんな風に誘われるの初めてで、うわぁと言葉に出しそうだが出したら変な誤解を招きそうで言えない。
煙草を吸う回数よりキスする回数のが少ないけれど、煙草を吸う時間より傍にいる時間のが長い。
それで満足だから俺ってばいいこ。なんて思いながらスープを飲み干した。
で。銀魂フェア!机の落書き!沖田と高杉の机の痛さと土方の天使加減が半端じゃなかったです。ロッカー隣なのね。自分の物間違えて隣に入れたりとかロッカー開けるの邪魔したりできるね。上履きを写メるのは上履きの匂いをかぐのと同じぐらい変態臭い気がしました。
あと、名札買えました!シアターのおかしと、バッジかな。買ったのは。クジはステッカーを二セット。沖田と土方揃ったのでもうまんたい。
その後ゴスロリの古着屋さんいきましたー。悩んだ末にシャツワンピ買ってしまいました。可愛かった。冬コミ着ます。でもコートで見えない!
では、沖土とラーメンの話。ラーメン食べたいです。
俺だけを見てほしい、なんて言えない。
近藤さんが一番なアンタがいいんだから。真選組を大事に思うアンタがいいんだから。
でも、時たまとてつもなく、衝動的にかっさらいたくなる。
「総悟」
「へい?」
普段通りの巡回、定位置から見る後ろ姿。アンタの唇には大抵、有害な白い筒がある。俺とキスする回数よか断然煙草を吸う回数のが多くて、そんなものに中毒になって依存している土方さんは正直憎らしい。臭いだけ。しかもにおいでアンタを意識する。残り香が胸を締め付ける。大嫌いだ。
「酒でも飲んで帰るか」
「珍しいですねェ、アンタがそんなこと言うなんて」
空を飛ぶ船に負けつつもちかちか星が瞬く夜、くわえ煙草で土方さんが振り向いて、本当に珍しい提案をした。
そろそろ防寒具を出そうかと思う肌寒さだ、温まって帰りたいとでも思ったのか。
ちらりと此方を見た仄かに青い、灰色の瞳。その下には隈がある。上が厄介事を持ち込んだお陰でこの人は缶詰で、息抜き代わりの見廻りだ。正体をなくすまで飲まなきゃ、ちっとぐらい羽目を外させてやってもいいんだけど。それを見込んで俺と組ませたんだろうけど。
最後に寝たのはいつだろうか。片手じゃ足りない。最近じゃ右手が恋人状態、とまではいかないが。
酔って呆けた顔をされたら、赤い顔をされたら、息抜きでは終わらず使い物にならなくしてしまいそうで。
「寄るか?」
「……遠慮しまさァ。飲みたきゃ一人で飲んでくだせェ」
傍のラーメン屋からいい匂いがする。ラーメンぐらいならいいが、と思えば、それを読んだように。
「じゃあラーメンは」
なんて言うものだから、断る理由もなく頷いて、暖簾潜ってちゃちい椅子に腰掛けラーメンを二つ、注文。
寄り道は大抵俺が言い出しっぺで、こんなことになるのは珍しい。しかもどうしてもどこか寄りたかったのか。待ち受ける書類を思い出して萎えたのだろうか。
ついているニュース番組をぼんやり見ていたらへいお待ちとラーメンが出てきて、メンマとノリとチャーシューをもらって代わりになるとをやってから啜る。
私と仕事どちらが大事なのと、聞く前に仕事が大事なのを知っているし、俺にとっての土方さんもさして大事ではない。近藤さんにとって、真選組にとって大事だから、俺もそれなりに扱うだけで。
大事ではないけれど、俺は、誰よりもこの人が好きで。
「……おまえ今日静かだな」
「物食ってるときゃ話せねぇでしょ」
「今だけの話じゃねぇよ」
ちらり、此方を見た土方さんに返せば僅かに眉が寄った。
物食うか寝てるときだけだなおまえが静かなの。そう言われて斬り合いのときも静かですぜと返したら顰めっ面されたのは夏のこと。だから、くわえるもんがねぇんで、と返せば叩かれたのはそれから数秒後のこと。
土方さんは四六時中くわえるものがあるから静かなんだ、と自説を展開しようとしてくわえてても怒鳴るときは怒鳴ると気づいておじゃんになった。
ここのチャーシューはうめぇんだよなと味わっていれば、物言いたげな視線に晒される。
「なんですかィ」
「……今夜、部屋来いよ」
「!」
白地な誘い文句にちゅるり、麺を一気に吸うと同時に顔をあげる。罰が悪そうに蓮華でスープを掬っては戻し掬っては戻しを繰り返す土方さんはいつもの土方さんじゃない。ウサギのぬいぐるみ相手にストレス発散していたほうがまだマシだ。
「まだ色々詰まってっから、何かされると困るんだが、明日は冷えるらしいしよ」
「湯たんぽ代わりに?」
「そんな感じだ」
「報酬はラーメンですかィ」
「まぁ、そうだな」
此方見て言ってみろよ、思えど胸がむず痒くて言葉がつっかえて、とりあえず頷いてみれば、そうかとこぼしてやっと土方さんはスープを飲む。
こんな風に誘われるの初めてで、うわぁと言葉に出しそうだが出したら変な誤解を招きそうで言えない。
煙草を吸う回数よりキスする回数のが少ないけれど、煙草を吸う時間より傍にいる時間のが長い。
それで満足だから俺ってばいいこ。なんて思いながらスープを飲み干した。
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