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梅々

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あさきゆめみし

あさきゆめみしを借りて来ちゃいました。とりあえず10巻まで。
古典の授業のときにあらすじだとか先生が好きな場面だとかを抽出して聴いていたけれど、百聞は一見にしかずですね。
夕霧の中で紫の上が永遠の女性になるのが分かる。あんな綺麗な人、いない。幸福でもあり不幸でもあった人生が積み重なって、生来の賢さも手伝ってああなったんだろう。光源氏の惜しみ無い愛情は一因にすぎないよ。光源氏に見初められていなければ平凡な幸せを得ていただろうに。
でも、不幸なわけではなかったと言っているのが救い。私はどうしても女性視点で見てしまうから、光源氏に同情はしても、藤壺の更衣を言い訳にしてるように思えちゃってよくない。
夕霧と雲居の雁が結ばれる場面はとても感動したけど、時代が時代だから仕方ないのかな。
花散里が唯一の癒しです。おっとりとした彼女が出てくると、安心する。
でも本当に紫の上の最大の不幸は子どもができなかったことだろうな。次は、正式な婚姻ではなかったこと。
紫式部すごいなー。
千年経った未来でも、源氏物語を読んで、感動する人がいたらいい。
そんな話が書きたいです。切実に。

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祝☆映画化

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