梅々
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ラッキーセブン
エイプリルフールネタやろうとしましたが間に合いませんでした。なので表の漫画で勘弁してくだせェ。
気付けば既にカウンターは777ぐらい?
ありがとうございます。
皆様のお陰でテスト頑張れました。「点数下がったら閉鎖しろよ」って多分次回も言われると思いますが。
気付けば既にカウンターは777ぐらい?
ありがとうございます。
皆様のお陰でテスト頑張れました。「点数下がったら閉鎖しろよ」って多分次回も言われると思いますが。
信じたくない。
見たくない。
光景が、目前に。
ブラック・ダイアモンド
「総―――――――」
「・・・っ!」
急に開いた扉に驚いたのは彼も同じはずなのに。くすんだ黄金色はいつも通り、無表情。
驚愕の声の代わりに、溜息一つ。
どんな時も、大事な時にも、コイツは感情を露にしない。
何で、何が如何なって。
頭がおかしくなりそうだった。こんなのって、ないだろう。一瞬にして歪んだ脳内が弾き出した結論。
“兎に角アイツを殴れ”
だがその指令が全身に回りきるよりも、刹那早く総悟が口を開いた。
「まぁ何は兎も角扉閉じてくれやせんか土方さん」
反論も何も聞かない、と言うように一息で言いつけ、軋んだ音をたて総悟はベッドから降りた。その姿を、呆然と見つめている男がベッドに一人。
「・・・何してんだよ、親父」
真っ暗な部屋を、枕元のランプが薄く照らす。
オレンジ色の光を背に纏い、総悟は服を着始めた。
「・・・何、って決まってまさァ。アンタが好きなコト」
「だからどうしっ・・・」
「あんま声荒だてねぇでくだせぇ。起きちまいますぜ、アンタのおふくろさん」
此方を向いた総悟の表情が酷く冷たくて、何故だか胸がざわざわと騒いだ。
「・・・前から・・・なのか?」
弁解も謝罪も何もしない父親に向かって言ったが、またしても総悟が答えた。
まるで、かばっているように、聞こえる。
「えぇ。一応この家に厄介になってますからねィ・・・御恩は返さねぇと」
寝間着の最後の釦をとめたのが視界に映り、その白く細い総悟の腕を取った。
「もういい・・・来い」
後ろで親父が何かを言った気がしたが、ンなのどうでもいい。
総悟に俺の部屋へ入るように促し、閉じた扉に鍵をかけた。
「・・・何なんで?一体」
本当にわからないのだろうか。俺がこんなにも憤慨しているのに、その、意味を。
「何、じゃねぇよ!何であんな事・・・!しかもあんな奴と!」
怒鳴る俺を不思議そうに見上げ、歌うような口調で呟いた。
「求められたから、それに応えただけでさァ」
求められたら、誰にでも足を開く?そんな奴じゃない、総悟は。顔の事言われたら迷わずボコるし、いつしか痴漢された事があったが、そん時は骨折させてた気がする。
なのに、何故?
「だからって・・・ダチの親父と寝るか?普通」
漸く落ち着いてきて、ドカッと総悟の真向かいに座り込んだ。そのついでに口から漏れてしまったらしい呟きは、彼の耳に届いてしまったのだろうか。
表情を窺う為に視線を上げた。
「―――――すいやせん」
―――――俺は、こん時の総悟の顔を絶対に忘れない。
申し訳なさそうに眉を寄せ瞳を伏せ、微笑んで。
こんな顔、見たことない。それ依然に総悟の表情じゃねぇ。そんな顔、しないで欲しかったのに、俺がさせたんだ。
軽い罪悪感と、身に覚えがある甘い胸のうずき。
いいか、もう。
「土方さん・・・?」
不安で揺らいでいる瞳を覗き込み、口付けた。
「・・・!?」
そしてそのまま押し倒し、唇を離した。
―――――――コイツを手に入れるかは、俺次第。
意味不?ww
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