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梅々

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ブラックマヨネーズっていかすみマヨ??

約一日ゲームしてたよ・・・。ホントアレやばい。
てゆうか高杉出てきたァァァァ!!ボスの3倍強いッ!なのに始魂までしか知らないの!?
バトル後の会話が、「土方と沖田は付き合ってたんだけど高杉に沖田が強姦されちゃって、それの敵討ちにきた土方。と高杉」に聞こえました。

そして、よくよく見ると、(台詞間違ってるかも)
沖:早く終わらせて帰りやしょう
土:ああ、そうだな!

って、“!”がついてる!そんなに早く帰りてぇのか!これはラヴい沖土に見えました。カップルをアベックと言う鬼の副長さんよォ、バカップルぶりをゲームで発揮しなくていいですからァ!残念!みたいな。


それでは、まだ終わらないホワイトデー。すみません。ズルズルラーメンみたくのびちゃって。













櫻の蕾に口付け落とし 


花開く時を告げ 


この恋咲かせ、実らそう 









櫻香抄    弐 









「おはよーごぜぇやす」 

「はよー」 

眠そうに瞳を擦る仕草が微笑ましい。机の前まで近づいてきたのを期に立ち上がり、タイを結んでやる。 

今日は白にワンポイント、赤い薔薇の刺繍がしてあるシャツに黒い丈の短いズボンをサスペンダーでとめていて、パッと見、男か女かわからない。 

流石新八。見立てが良い。チョー似合ってて、しかも絶対領域付き。黒いロングブーツからは赤い膝上丈の靴下が覗いていて、肌の白さを引き立てている。 

新八もこういうの着てくれればなァ・・・。なんて考えていたら赤い双眼が此方に向けられていた。 

「何?」 

「・・・ニヤけてまさァ」 

「あ、マジ?」 

新八と総悟君がこの服着て並んでたら・・・って考えてただけなのに。 

「で、今日の仕事は?」 

「ああ今日?今日は特別休暇」 

「特別・・・休暇?」 

「そう。ホワイトデーだから。俺、お返し用意してねぇからよ」 

なるほど。と彼がポンと腕を叩くと同時に携帯が鳴った。慌ててポケットに手を突っ込んだが、音源は自分の携帯ではなかった。総悟君に視線を戻すと、すいやせん、と一言断ってから電話に出た。別に断らなくてもいいのに。 


「もしもし・・・・・・」 

俺の携帯番号、旦那とかしか知らないのに。間違い電話かな?と思いつつ電話に出た。けれど、携帯から聞こえたのは以外だけど、聞き慣れた声で。 

『総悟か?』 

「土方さん?・・・どうしたんで?」 

約一ヵ月ぶりに聞く声に、不覚にも胸が高鳴った。俺が前に電話をかけた時、土方さんもこんな気持ちになったのだろうか。 

『なぁ、今日暇か?』 

「ええ」 

『じゃあ、デートしよう』 

「へ・・・?」 

『今から迎えに行くから』 

「えっ・・・!?ちょっ・・・!」 

無情な機械音を鳴らす携帯を見つめて、溜息をはく。土方さんは大抵、有無を言わさない。ホテルで、帰る俺の背中に「次は月曜な」とか普通に告げる。・・・バレンタインの時の俺も、やっぱり今日の彼と同じだったのだろう。 

「どーしたの?」 

「・・・え?ああ、デート、するぞって・・・」 

デートと言うのがかなり恥ずかしかった。今思えば、生まれてこの方一度もデートしたことない。 

「へ~。よかったね~」 

ニヤニヤいやらしく笑う旦那を睨みつけるけど、絶対顔が赤い。 

「いってらっしゃい。大丈夫。可愛いから」 

頭をポンポンと叩きながら、旦那はさっきとうってかわって、優しく笑いかけた。 

「・・・行ってきやす」 

コート片手に、俺はドアに手をかけた。 


外に出たら、ちょうど車が目の前に来て、タイヤを鳴かし止まった。窓から、見慣れてるけど、久しぶりに見る顔が覗く。 

「総悟」 

「土方さん」 

乗れと顎でさされ、いそいそと助手席に座った。車内は土方さんの煙草の匂いと、微かに芳香剤の爽やかな匂いがした。 

「久しぶりだな」 

車を走りださせ、信号に引っ掛かってから土方さんは漸く、話かけた。 

「へい。ホントに・・・一ヵ月ぶりでさァ」 

横顔をジーッと見つめてると、目が合い、自然に唇が重なった。舌で唇を撫でられただけで体の芯が熱を持つ。 

「何処へ行きたい?好きなところへ連れて行ってやるよ」 

デートなのだから、遊園地とか水族館とか言うべきだし、実際そういうところに行きたかったのだが、無意識の内に「土方さん家」と言ってしまった。 

「オイオイ。せっかくだから遊園地にでも行こうぜ?それからだって俺ン家は行けるんだから」 

「へい」 

でもそれより先に、この熱をどうにかしてほしい―――――けど、恥ずかしくてそんな事言えないし、土方さんが言うように、またとない機会なんだから。 

「物欲しそうな顔で見つめんなよ」 

「ンな顔してやせん!」 

「してたぜ?ヤってる最中みたいなエロい顔」 

「なっ・・・!?」 

真っ赤な顔して黙りこくった俺を見て、土方さんは楽しそうに笑った。益々、居たたまれない気持ちになる。 

「やっぱ、お前最高」 

ふと呟かれた言葉に顔を上げると、また甘いキスをされた。 









一話をもっと長くしたいけど、それじゃあ更新が遅くなっちゃうんだよなぁ。

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