梅々
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おめでとうしろう
- 2014/05/05 (Mon) |
- 土沖 |
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スパコミお疲れさまでした!
楽しかった!いっぱい買ったぞー!
今日お話しさせていただいた方々、ありがとうございました。やっぱイベントは楽しいです。
今日は白露型っぽい装備で行きました。
というか今アニメの魍魎の匣の再放送がやっていてびっくりしました。もう四話。来週榎木津でる!?
そしてたったいまE3クリアしました。やったねたえちゃん!!
そしてそして土方さんお誕生日おめでとう。本当は今頃アラフォーだと思うと荒ぶりますね。
というわけでお仕事お疲れさまです+おめでとう土方さんな濡れ場手前話。
「おかえりなせぇ」
自室の障子を開けた途端にそんな殊勝な言葉がかけられて面食らった。
部屋にいることは知っていたのだ。明かりが漏れていたから。てっきり寝ているか、起きていたならば何か悪さでもされるかと半ば警戒しつつ、障子を開けたら俺の布団が敷かれている上に、そこに総悟が正座して待っていた。
「……ただいま」
鞄を置き、上着を脱ぎタイを外してから振り返るも、総悟は正座したままただ、俺を見ていた。
「なにしてんの」
「アンタ誕生日でしょ」
「あ?」
そう言われて携帯を見やれば、確かに日付が変わり五月五日になっていた。
俺の生まれた日だ。
「誕生日、おめでとうございやす」
「……ありがとな」
毒気のない微笑みを浮かべて祝いの言葉を宣う。
十数年傍にいるがこんな風に真っ直ぐに祝われるのは初めてで戸惑ってしまう。
恋人という関係の力は、こんなに大きいものなのか。
嬉しいことを伝えようと、傍に寄り、頬を撫でた。猫のように顔をすり寄せて、総悟はじっと、俺を見つめる。
「プレゼントでもあんの?」
「考えたんでさ。でも思い浮かばなかったんで、」
アンタが大好きな俺を据え膳で。
挑発的なまなざしを向けて掌に口付けられた。
止めとばかりに首を傾げながら名前を呼ばれれば、めんどくさい幕府の重鎮どもの小言へのストレスと疲労も何処へやら。
なにもかもが吹っ飛んで、据え膳をがっつこうと総悟を押し倒していた。
そのままの勢いで唇を重ね早急に舌と舌とを絡ませる。
とろりと総悟の眼差しがとけて、甘い声が上がる。未だに慣れないのかすぐに根を上げてきゅっとシャツに縋るのが可愛らしい。
可愛らしいからと言って、すぐに解放なんてしてやらないけれど。
思う存分貪って、それから漸く唇を離せば、無防備に濡れたまつげを震わせ大きく呼吸する。唾液に濡れ艶やかに照る唇に、その奥の真っ赤な舌。再び欲を煽られて唇を塞げば、抗議するような眼差しとともに背を叩かれる。反撃に薄く平らな胸をまさぐると、塞いだ唇から甘ったれな声が響いた。
「んんぅ……」
「おまえ本当ここ好きだな」
「う、るさ……っ」
ごしごしと色気なく口元を拭いながらじとりと視線を寄越す。
初めのうちはあらがうが、次第に舌足らずに気持ちいいと告げるのが、堪らない。
今日はどうしてやろうかと、内心舌なめずりしていれば何かをこらえるように総悟が唇を噛んだ。
「どうした」
「アンタの、誕生日だから、ほんとは好きなようにしてくれていいんですけど……」
伏せていた視線を俺に向け、恥じらった表情をするのがたまらないが、不自然に切れた言葉の続きを待つ。
けれどなにがそんなに恥ずかしいのか口を噤んだままで、焦れったさに名前を呼べば、視線を明後日の方向へ向けた。
「……はやく、アンタのがほしいでさ」
楽しかった!いっぱい買ったぞー!
今日お話しさせていただいた方々、ありがとうございました。やっぱイベントは楽しいです。
今日は白露型っぽい装備で行きました。
というか今アニメの魍魎の匣の再放送がやっていてびっくりしました。もう四話。来週榎木津でる!?
そしてたったいまE3クリアしました。やったねたえちゃん!!
そしてそして土方さんお誕生日おめでとう。本当は今頃アラフォーだと思うと荒ぶりますね。
というわけでお仕事お疲れさまです+おめでとう土方さんな濡れ場手前話。
「おかえりなせぇ」
自室の障子を開けた途端にそんな殊勝な言葉がかけられて面食らった。
部屋にいることは知っていたのだ。明かりが漏れていたから。てっきり寝ているか、起きていたならば何か悪さでもされるかと半ば警戒しつつ、障子を開けたら俺の布団が敷かれている上に、そこに総悟が正座して待っていた。
「……ただいま」
鞄を置き、上着を脱ぎタイを外してから振り返るも、総悟は正座したままただ、俺を見ていた。
「なにしてんの」
「アンタ誕生日でしょ」
「あ?」
そう言われて携帯を見やれば、確かに日付が変わり五月五日になっていた。
俺の生まれた日だ。
「誕生日、おめでとうございやす」
「……ありがとな」
毒気のない微笑みを浮かべて祝いの言葉を宣う。
十数年傍にいるがこんな風に真っ直ぐに祝われるのは初めてで戸惑ってしまう。
恋人という関係の力は、こんなに大きいものなのか。
嬉しいことを伝えようと、傍に寄り、頬を撫でた。猫のように顔をすり寄せて、総悟はじっと、俺を見つめる。
「プレゼントでもあんの?」
「考えたんでさ。でも思い浮かばなかったんで、」
アンタが大好きな俺を据え膳で。
挑発的なまなざしを向けて掌に口付けられた。
止めとばかりに首を傾げながら名前を呼ばれれば、めんどくさい幕府の重鎮どもの小言へのストレスと疲労も何処へやら。
なにもかもが吹っ飛んで、据え膳をがっつこうと総悟を押し倒していた。
そのままの勢いで唇を重ね早急に舌と舌とを絡ませる。
とろりと総悟の眼差しがとけて、甘い声が上がる。未だに慣れないのかすぐに根を上げてきゅっとシャツに縋るのが可愛らしい。
可愛らしいからと言って、すぐに解放なんてしてやらないけれど。
思う存分貪って、それから漸く唇を離せば、無防備に濡れたまつげを震わせ大きく呼吸する。唾液に濡れ艶やかに照る唇に、その奥の真っ赤な舌。再び欲を煽られて唇を塞げば、抗議するような眼差しとともに背を叩かれる。反撃に薄く平らな胸をまさぐると、塞いだ唇から甘ったれな声が響いた。
「んんぅ……」
「おまえ本当ここ好きだな」
「う、るさ……っ」
ごしごしと色気なく口元を拭いながらじとりと視線を寄越す。
初めのうちはあらがうが、次第に舌足らずに気持ちいいと告げるのが、堪らない。
今日はどうしてやろうかと、内心舌なめずりしていれば何かをこらえるように総悟が唇を噛んだ。
「どうした」
「アンタの、誕生日だから、ほんとは好きなようにしてくれていいんですけど……」
伏せていた視線を俺に向け、恥じらった表情をするのがたまらないが、不自然に切れた言葉の続きを待つ。
けれどなにがそんなに恥ずかしいのか口を噤んだままで、焦れったさに名前を呼べば、視線を明後日の方向へ向けた。
「……はやく、アンタのがほしいでさ」
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