梅々
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いい糖の日
今日は服屋のバイトでなんか誉められたらしいとの情報が←
頑張ってる人、にあげられたらしいです。うわあああああああ頑張りますううううう!!となりました。
明日明後日は居酒屋の方のバイトです。うーーがんばります。
そして明日はポッキーの日ですね忘れてました。間に合うかなぁ。
それではいちゃこらしてるできそうな土沖。
頑張ってる人、にあげられたらしいです。うわあああああああ頑張りますううううう!!となりました。
明日明後日は居酒屋の方のバイトです。うーーがんばります。
そして明日はポッキーの日ですね忘れてました。間に合うかなぁ。
それではいちゃこらしてるできそうな土沖。
土方さんの匂いだと、呟いたら物凄く失礼な顔をされた。
特等席
目の前には眉を寄せながらも目を見開いた土方さん。ぽたり、筆の先から墨が落ちる。だがそれに頓着することなく、というか気付いてなくて、土方さんはまだ俺を穴が開くほどに見続けている。もうあの紙切れはただのごみだ。土方さんったら勿体無いことをする。
手に持っていた土方さんの枕を置いて、黒い染みのついた書類を覗き込む。このたかが一個の染みで土方さんの二十分はパァになった。パッと見たところ几帳面だけれども、一つ一つの字は雑な土方さんらしい字がずらーっと並んでいるのに。
いつも土方さんは俺に振り回されてる。可哀想にと思うけど同時にとても可愛いと思う。俺なんかに振り回されちゃって。
「土方さん、書類が一枚パーですぜ」
「……お前の頭もパーだろ」
「何でィうまいこと言ったつもり……って、ちょっと、」
ゴロリと筆が文机の上を転がった。俺の視界も反転する。
ああまた土方さんの匂い。でも鼻に着流しを纏った腕が被さって呼吸がしづらい。後ろに回された腕でぎゅーとしがみつかれてこの人酔ってんじゃないかと本気で心配になる。視界に映る天井を眺めながら、ぽふぽふ、黒い頭を撫でてみる。
「土方さん?」
「もう今日は書類止めた」
「はぁ」
「馬鹿の相手してやんねーと」
「なんですかィそれ。アンタ寂しいの?」
「ばーか」
首筋をすんと嗅がれる。それで乱れた空気がこそばゆい。
もし。この人に抱かれたらどうなるのか。決してありえないことをぼんやりと考えようとするけれど、やっぱり想像もつかない。ヘタレまくるのか煌めくのか。女相手の時は格好良いらしいけど。格好良い土方さんだなんて白刃の元にいる様しか考えられない。根っから喧嘩好きだから当然だろう。
髪の毛までこの人らしさがでている。しなやかな髪の感触が面白くて撫で続ける。つんつんとつまんで引っ張ってみる。
「なんなのお前」
「それ俺が言いたいでさァ」
「いやいや、今日のお前マジないわ」
ねぇとか言うならなんで抱きついてくんの。わかんねぇなぁ。俺はただいつもみたいにじゃれていたいだけなんだけど。
でも温かいからゆるしてやろうと瞼を閉じる。するととろりとろり、眠気が襲った。そもそも俺は寝に来たんだ。そんで枕に顔を埋めたら土方さんの匂いがして。我ながら変態臭いかもと思いながら呟いたらこんなことになった。
からかわないで一緒に寝ちまうのもありかと、眠気に抗うのを止めたら一気に瞼が重たくなった。
「布団、いきてぇでさ」
「ああ?」
「早く寝てぇ」
「言葉を選べっての」
溜め息を与えられた。だからくすぐったいっての。首筋がぞわっとしたから身動いだら鋭い目付きに射止められて一瞬すくんだ。肉食獣みたいだ、本当は草食動物のくせに。
抱き抱えてくれたからしがみついて大人しく布団に運ばれる。重たいだろうに文句も言わない。もしかして子ども扱いされてるんじゃ、なんて思うけど布団の上どさりと覆い被さられるとどうでもよくなる。あったかい。ぬくぬくだ。気持ちよく微睡んでよしよしと、褒美の代わりに頭を撫でる。忠犬トシ公だ。
「おやすみなせぇ」
「はいはい」
「なんでィその二つ返事」
「この小悪魔め」
かけ布団をかけながらもくっついてくる。何が小悪魔だ。俺はサディスティック星の王子だぞ。馬鹿土方。
文句を言おうと瞼を開ける。そうしたら以外にも優しい顔をしていたからそんな気も殺がれて、結局はしがみついて暖をとった。
土方さんの傍はいつでも温い。
特等席
目の前には眉を寄せながらも目を見開いた土方さん。ぽたり、筆の先から墨が落ちる。だがそれに頓着することなく、というか気付いてなくて、土方さんはまだ俺を穴が開くほどに見続けている。もうあの紙切れはただのごみだ。土方さんったら勿体無いことをする。
手に持っていた土方さんの枕を置いて、黒い染みのついた書類を覗き込む。このたかが一個の染みで土方さんの二十分はパァになった。パッと見たところ几帳面だけれども、一つ一つの字は雑な土方さんらしい字がずらーっと並んでいるのに。
いつも土方さんは俺に振り回されてる。可哀想にと思うけど同時にとても可愛いと思う。俺なんかに振り回されちゃって。
「土方さん、書類が一枚パーですぜ」
「……お前の頭もパーだろ」
「何でィうまいこと言ったつもり……って、ちょっと、」
ゴロリと筆が文机の上を転がった。俺の視界も反転する。
ああまた土方さんの匂い。でも鼻に着流しを纏った腕が被さって呼吸がしづらい。後ろに回された腕でぎゅーとしがみつかれてこの人酔ってんじゃないかと本気で心配になる。視界に映る天井を眺めながら、ぽふぽふ、黒い頭を撫でてみる。
「土方さん?」
「もう今日は書類止めた」
「はぁ」
「馬鹿の相手してやんねーと」
「なんですかィそれ。アンタ寂しいの?」
「ばーか」
首筋をすんと嗅がれる。それで乱れた空気がこそばゆい。
もし。この人に抱かれたらどうなるのか。決してありえないことをぼんやりと考えようとするけれど、やっぱり想像もつかない。ヘタレまくるのか煌めくのか。女相手の時は格好良いらしいけど。格好良い土方さんだなんて白刃の元にいる様しか考えられない。根っから喧嘩好きだから当然だろう。
髪の毛までこの人らしさがでている。しなやかな髪の感触が面白くて撫で続ける。つんつんとつまんで引っ張ってみる。
「なんなのお前」
「それ俺が言いたいでさァ」
「いやいや、今日のお前マジないわ」
ねぇとか言うならなんで抱きついてくんの。わかんねぇなぁ。俺はただいつもみたいにじゃれていたいだけなんだけど。
でも温かいからゆるしてやろうと瞼を閉じる。するととろりとろり、眠気が襲った。そもそも俺は寝に来たんだ。そんで枕に顔を埋めたら土方さんの匂いがして。我ながら変態臭いかもと思いながら呟いたらこんなことになった。
からかわないで一緒に寝ちまうのもありかと、眠気に抗うのを止めたら一気に瞼が重たくなった。
「布団、いきてぇでさ」
「ああ?」
「早く寝てぇ」
「言葉を選べっての」
溜め息を与えられた。だからくすぐったいっての。首筋がぞわっとしたから身動いだら鋭い目付きに射止められて一瞬すくんだ。肉食獣みたいだ、本当は草食動物のくせに。
抱き抱えてくれたからしがみついて大人しく布団に運ばれる。重たいだろうに文句も言わない。もしかして子ども扱いされてるんじゃ、なんて思うけど布団の上どさりと覆い被さられるとどうでもよくなる。あったかい。ぬくぬくだ。気持ちよく微睡んでよしよしと、褒美の代わりに頭を撫でる。忠犬トシ公だ。
「おやすみなせぇ」
「はいはい」
「なんでィその二つ返事」
「この小悪魔め」
かけ布団をかけながらもくっついてくる。何が小悪魔だ。俺はサディスティック星の王子だぞ。馬鹿土方。
文句を言おうと瞼を開ける。そうしたら以外にも優しい顔をしていたからそんな気も殺がれて、結局はしがみついて暖をとった。
土方さんの傍はいつでも温い。
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