梅々
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カテゴリー「土沖 18禁」の記事一覧
武州土沖
- 2014/05/07 (Wed) |
- 土沖 18禁 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
沖田が無邪気なほど背徳があっていいよねという武州土沖エロ。
一応これも土方さんおめでとうなお話です!
やっと書き終わった!!!
がらがら、と控えめな音を立て引き戸が開いた。
紫煙を吐きながら目を遣れば小さな茶色の頭が戸の向こうにあった。
「……沖田先輩」
「お邪魔します」
無表情で中へ入り草履を脱いで上がる。愛想は悪いが躾がいいからか、ちゃんと靴を揃えるし、座るときも正座だ。
それにしてもどうしたのだろうか。この家へ、彼が来ることは珍しい。
「どうしたんスか」
「今日は、お前の誕生日だから仲良くしなさいねって姉上が」
「あぁ」
それならば今年も、あからさまだけれどもこそこそと祝おうとしてくれているのだろう。確か道場も今日は休みにすると言っていたし、それならば彼は俺の見張り役だろうか。
「それで、沖田先輩は夕方までここに?」
「そうでさ」
憮然とする横顔を一瞥し、つけたばかりの煙草を灰皿に擦り付ける。
「先輩、」
「ねぇ」
かけた声と同時に、声変わり前の声に呼びかけられた。なんだ、と答えると膝立ちになった彼が俺の前に近づいてきた。
「今日はお天道様は一日、雲の向こうなんだって」
そう囁いて、触れるだけの幼いキスが寄越される。紅葉のような手が俺の肩にそっと置かれ、伏せた睫で白い柔らかな頬に影を作る。
幼い、故にぞくぞくとする誘い文句だと、毎度のことながら思う。
近藤さんに昔、「悪いことをしても、お天道様が見てるからすぐにわかるんだぞ」と言われたことを純粋に信じているらしく、俺が教えた悪い遊びは専ら、日の光が届かないところで行われるようになった。
「誰にも、内緒な。総悟」
「うん」
そうしてこの遊びのときだけは従順になる兄弟子にいけないことをして遊ぶ。
ふっくらとした頬に口付けてから紅などささずとも蠱惑的な唇の奥へ舌を差し込む。小さな歯を一つ一つ舌で辿り、奥へ引っ込んだ舌を掬いだしちゅっと吸えばびくびくと面白いほどに小さな身体が跳ねる。
唾液を送り込めば喉を鳴らしてそれを飲む。
「本当に、舌吸われんの好きだな」
「はぁっ……ん、べろ吸われんのも噛まれんのも好き」
子供とは恐ろしいものだと思う。
素直に告げるその顔はうっとりとしていて、普段の無邪気さや俺に見せる虚勢も何もない。
「べろだけか?」
だから、こんな質問をしても。
「他も、土方にされんの全部好き」
「土方じゃねぇだろ」
「ひぁ、っひじかた、さん」
尻を鷲掴みにすれば、たまらないと腰をゆする。その動きは娼婦のそれで、無意識の反応だろうから末恐ろしくなる。
「ここも好きだよな?」
言いながら袷の中へ手を差し込み肌理細かい肌を撫でながら胸の頂にそっと触れる。こくこく頷いて、胸を突きだしてくるのに応えて片側を指で摘み、もう片方は軽く歯をたててやる。
「アッ! あ、ぁあ、それもすき……」
俺の頭をかき抱いて喘ぐ。年端も行かない餓鬼の出す色気じゃないだろうこれは。
ちゅぱちゅぱわざと音を立てて吸いつけばイヤイヤと頭を振る。それでも止めずに、吸いつきながら片方を親指の腹で潰すようにしながらこね回すと肩を鷲掴んでいた手が片方離れた。
口を離して手の行き先を見れば、想像通り、袴の上から幼い性器をやわく揉んでいた。
「ぁん、や、っみんな、あ、」
羞恥に睫を濡らしながらも、幼い自慰は止まない。
いますぐにでも突っ込んでやりたい。
そんな衝動を押し殺し、袴の脇から尻の方へ手を差し込み、ぐっと褌を掴みあげる。
「やァん!」
股が擦れ、甘ったるい声を上げた総悟がぺたりと座り込んだ。
単に感じただけだろうと思ったら、そうではなかったらしい。
「……総悟、」
「あっ、だめ!!」
袴を剥ぎ取り、嫌がるのを無視して前にふれる。褌が濡れていた。
乳首をいじられ、褌で擦られただけで、達したのか。
せっかく押し殺した衝動がまた芽吹く。
羞恥に顔を染め、涙をこぼしながら俺を上目に見る表情を見た途端に彼を押し倒していた。
乱雑に褌も脱がし、太股の裏を掴み足を開かせ、蜜に濡れた桃色の性器を掴み扱き始めると同時に、慎ましく窄まった尻の穴にかぶりついていた。
「ぅや、あっ、やぁだ、やぁー!」
尻の穴をこじ開けるように舌を尖らせ舐め回すと、白い身体はびくびくと跳ね、手の中の性器からは先走りがびゅっびゅっと、漏れる。
こんな身体では、将来女など抱けはしないだろう。ずっと、俺が可愛がってやろう。もっと感じやすい体に仕込んで、俺から離れられないように、してやろう。
そんな都合のいいことを考えつつ、舌を受け入れ始めた穴の奥までなめ回しながら、既に勃っている幼い性器の先のくぼみに爪を立てる。
「ひぃ……っいっちゃ、あーー!」
背をそらし、二度目の射精をした。そのせいで締まる体内から舌を抜いて、代わりに腹に散った総悟の精液を指に絡めてゆっくりといれてやる。
「あぁん、いまは、ぁ、っダメ……」
「駄目じゃないだろ、総悟。気持ちいいんだろ?」
「きもち……くって、だめぇ、やぁ!」
畳を引っ掻いて悶える裸体のあちこちに痕がつかない程度に吸いつきながら、解していた指を一気に三本に増やす。
抵抗するように窄まるそこをこじ開けながら突き入れるも、総悟は変わらずによさそうに喘ぐ。
「……はいって、きたぁ、」
「これも好きだろ?」
言いながらかき回せばぼろぼろ涙をこぼしながらうなずいた。
「ん、ぅんっ、ゆび、で、おしりいじられるのも、すき、っ!」
しどけなく足を開き厭らしい言葉を吐く。
たまらずに指を引き抜き自身の前を開き、涎を垂らす肉棒を露わにすると、それを目にした総悟が切なそうな顔を、した。
「おれ、それが一番すき……」
淫蕩な顔をして、両手を俺に向かって伸ばし、縋る。
「いれて、いつもみたいにして、」
ないしょのこと、いっぱいして。
たどたどしく言う総悟の、ぽってりと口を開けた穴に遠慮もなにもせずに挿入した。
「ひっ、あーーー!!」
襞がめいっぱいに伸び、肉棒をぎゅうぎゅうと心地良く締め付ける。挿れただけで達しそうになって奥歯を噛みしめて堪えた。
流石に慣らしたらず、苦しげな顔をする総悟に優しく口づけながら、ゆるゆると性器を愛でてやると、眉間のしわも消え、とろんとした目が俺を見た。
「土方さんの、びくびくしてる」
「おまえの中も似たようなもんだ」
「ほんと?」
いいながら、短い腕を伸ばし俺の肩に乗せ、ぎこちなく腰を動かし始める。
子供故の羞恥心のなさが恐ろしい。
繋がることには慣れたが、腰を遣ることには不慣れなままだ。あとで上に乗らせようと思いながら、いまは、誘われるがまま中を荒らしてやる。
「あー! あっ、や、そこ……っ、」
俺しか知らない体はどこを突こうとも素直に鳴くが、一カ所、身も蓋もなく悶え狂う場所がある。
「爪、立ててもいいからな、」
「やぁぁ!! あーっ、」
そこをつけば中の締め付けも途端に変わり、肉棒に吸いつくように絡まるものだから。
総悟の痴態に当てられ続けた俺は我慢などできるはずもなく。
「んん、きもち、いっ……だめ、いっちゃ、」
「っは、ぁ、」
ずぷずぷと聞くに耐えない音を立てながら、すぐそこにある絶頂へ向け腰を遣る速度を速めていく。
「あ、あぁっ! ひじか、さ……っあああー……!」
ぐっと奥を貫いた瞬間に、総悟が精を飛ばし、まさしく搾り取られるように、総悟の中へ種をぶちまけた。
その感覚にふるふる感じ、恍惚とした顔で総悟は余韻に浸る。つがったままの中も余韻に蠢動するものだから、再び熱が集まるまでそう時間はかからなかった。
「まだ満足してねぇだろ、総悟」
「……それは土方さんでしょ?」
へへっと、無邪気に笑いながら、棒のような足が腰に絡まる。
「お祝いだから、いっぱい食べて」
なんて、俺の性器を穴で食みながら言う。
クソガキめ、思いながらまた腰を揺すり始めれば、餓鬼は大人の顔をしてまたあえぎ始めた。
一応これも土方さんおめでとうなお話です!
やっと書き終わった!!!
がらがら、と控えめな音を立て引き戸が開いた。
紫煙を吐きながら目を遣れば小さな茶色の頭が戸の向こうにあった。
「……沖田先輩」
「お邪魔します」
無表情で中へ入り草履を脱いで上がる。愛想は悪いが躾がいいからか、ちゃんと靴を揃えるし、座るときも正座だ。
それにしてもどうしたのだろうか。この家へ、彼が来ることは珍しい。
「どうしたんスか」
「今日は、お前の誕生日だから仲良くしなさいねって姉上が」
「あぁ」
それならば今年も、あからさまだけれどもこそこそと祝おうとしてくれているのだろう。確か道場も今日は休みにすると言っていたし、それならば彼は俺の見張り役だろうか。
「それで、沖田先輩は夕方までここに?」
「そうでさ」
憮然とする横顔を一瞥し、つけたばかりの煙草を灰皿に擦り付ける。
「先輩、」
「ねぇ」
かけた声と同時に、声変わり前の声に呼びかけられた。なんだ、と答えると膝立ちになった彼が俺の前に近づいてきた。
「今日はお天道様は一日、雲の向こうなんだって」
そう囁いて、触れるだけの幼いキスが寄越される。紅葉のような手が俺の肩にそっと置かれ、伏せた睫で白い柔らかな頬に影を作る。
幼い、故にぞくぞくとする誘い文句だと、毎度のことながら思う。
近藤さんに昔、「悪いことをしても、お天道様が見てるからすぐにわかるんだぞ」と言われたことを純粋に信じているらしく、俺が教えた悪い遊びは専ら、日の光が届かないところで行われるようになった。
「誰にも、内緒な。総悟」
「うん」
そうしてこの遊びのときだけは従順になる兄弟子にいけないことをして遊ぶ。
ふっくらとした頬に口付けてから紅などささずとも蠱惑的な唇の奥へ舌を差し込む。小さな歯を一つ一つ舌で辿り、奥へ引っ込んだ舌を掬いだしちゅっと吸えばびくびくと面白いほどに小さな身体が跳ねる。
唾液を送り込めば喉を鳴らしてそれを飲む。
「本当に、舌吸われんの好きだな」
「はぁっ……ん、べろ吸われんのも噛まれんのも好き」
子供とは恐ろしいものだと思う。
素直に告げるその顔はうっとりとしていて、普段の無邪気さや俺に見せる虚勢も何もない。
「べろだけか?」
だから、こんな質問をしても。
「他も、土方にされんの全部好き」
「土方じゃねぇだろ」
「ひぁ、っひじかた、さん」
尻を鷲掴みにすれば、たまらないと腰をゆする。その動きは娼婦のそれで、無意識の反応だろうから末恐ろしくなる。
「ここも好きだよな?」
言いながら袷の中へ手を差し込み肌理細かい肌を撫でながら胸の頂にそっと触れる。こくこく頷いて、胸を突きだしてくるのに応えて片側を指で摘み、もう片方は軽く歯をたててやる。
「アッ! あ、ぁあ、それもすき……」
俺の頭をかき抱いて喘ぐ。年端も行かない餓鬼の出す色気じゃないだろうこれは。
ちゅぱちゅぱわざと音を立てて吸いつけばイヤイヤと頭を振る。それでも止めずに、吸いつきながら片方を親指の腹で潰すようにしながらこね回すと肩を鷲掴んでいた手が片方離れた。
口を離して手の行き先を見れば、想像通り、袴の上から幼い性器をやわく揉んでいた。
「ぁん、や、っみんな、あ、」
羞恥に睫を濡らしながらも、幼い自慰は止まない。
いますぐにでも突っ込んでやりたい。
そんな衝動を押し殺し、袴の脇から尻の方へ手を差し込み、ぐっと褌を掴みあげる。
「やァん!」
股が擦れ、甘ったるい声を上げた総悟がぺたりと座り込んだ。
単に感じただけだろうと思ったら、そうではなかったらしい。
「……総悟、」
「あっ、だめ!!」
袴を剥ぎ取り、嫌がるのを無視して前にふれる。褌が濡れていた。
乳首をいじられ、褌で擦られただけで、達したのか。
せっかく押し殺した衝動がまた芽吹く。
羞恥に顔を染め、涙をこぼしながら俺を上目に見る表情を見た途端に彼を押し倒していた。
乱雑に褌も脱がし、太股の裏を掴み足を開かせ、蜜に濡れた桃色の性器を掴み扱き始めると同時に、慎ましく窄まった尻の穴にかぶりついていた。
「ぅや、あっ、やぁだ、やぁー!」
尻の穴をこじ開けるように舌を尖らせ舐め回すと、白い身体はびくびくと跳ね、手の中の性器からは先走りがびゅっびゅっと、漏れる。
こんな身体では、将来女など抱けはしないだろう。ずっと、俺が可愛がってやろう。もっと感じやすい体に仕込んで、俺から離れられないように、してやろう。
そんな都合のいいことを考えつつ、舌を受け入れ始めた穴の奥までなめ回しながら、既に勃っている幼い性器の先のくぼみに爪を立てる。
「ひぃ……っいっちゃ、あーー!」
背をそらし、二度目の射精をした。そのせいで締まる体内から舌を抜いて、代わりに腹に散った総悟の精液を指に絡めてゆっくりといれてやる。
「あぁん、いまは、ぁ、っダメ……」
「駄目じゃないだろ、総悟。気持ちいいんだろ?」
「きもち……くって、だめぇ、やぁ!」
畳を引っ掻いて悶える裸体のあちこちに痕がつかない程度に吸いつきながら、解していた指を一気に三本に増やす。
抵抗するように窄まるそこをこじ開けながら突き入れるも、総悟は変わらずによさそうに喘ぐ。
「……はいって、きたぁ、」
「これも好きだろ?」
言いながらかき回せばぼろぼろ涙をこぼしながらうなずいた。
「ん、ぅんっ、ゆび、で、おしりいじられるのも、すき、っ!」
しどけなく足を開き厭らしい言葉を吐く。
たまらずに指を引き抜き自身の前を開き、涎を垂らす肉棒を露わにすると、それを目にした総悟が切なそうな顔を、した。
「おれ、それが一番すき……」
淫蕩な顔をして、両手を俺に向かって伸ばし、縋る。
「いれて、いつもみたいにして、」
ないしょのこと、いっぱいして。
たどたどしく言う総悟の、ぽってりと口を開けた穴に遠慮もなにもせずに挿入した。
「ひっ、あーーー!!」
襞がめいっぱいに伸び、肉棒をぎゅうぎゅうと心地良く締め付ける。挿れただけで達しそうになって奥歯を噛みしめて堪えた。
流石に慣らしたらず、苦しげな顔をする総悟に優しく口づけながら、ゆるゆると性器を愛でてやると、眉間のしわも消え、とろんとした目が俺を見た。
「土方さんの、びくびくしてる」
「おまえの中も似たようなもんだ」
「ほんと?」
いいながら、短い腕を伸ばし俺の肩に乗せ、ぎこちなく腰を動かし始める。
子供故の羞恥心のなさが恐ろしい。
繋がることには慣れたが、腰を遣ることには不慣れなままだ。あとで上に乗らせようと思いながら、いまは、誘われるがまま中を荒らしてやる。
「あー! あっ、や、そこ……っ、」
俺しか知らない体はどこを突こうとも素直に鳴くが、一カ所、身も蓋もなく悶え狂う場所がある。
「爪、立ててもいいからな、」
「やぁぁ!! あーっ、」
そこをつけば中の締め付けも途端に変わり、肉棒に吸いつくように絡まるものだから。
総悟の痴態に当てられ続けた俺は我慢などできるはずもなく。
「んん、きもち、いっ……だめ、いっちゃ、」
「っは、ぁ、」
ずぷずぷと聞くに耐えない音を立てながら、すぐそこにある絶頂へ向け腰を遣る速度を速めていく。
「あ、あぁっ! ひじか、さ……っあああー……!」
ぐっと奥を貫いた瞬間に、総悟が精を飛ばし、まさしく搾り取られるように、総悟の中へ種をぶちまけた。
その感覚にふるふる感じ、恍惚とした顔で総悟は余韻に浸る。つがったままの中も余韻に蠢動するものだから、再び熱が集まるまでそう時間はかからなかった。
「まだ満足してねぇだろ、総悟」
「……それは土方さんでしょ?」
へへっと、無邪気に笑いながら、棒のような足が腰に絡まる。
「お祝いだから、いっぱい食べて」
なんて、俺の性器を穴で食みながら言う。
クソガキめ、思いながらまた腰を揺すり始めれば、餓鬼は大人の顔をしてまたあえぎ始めた。
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E2クリア!
- 2014/04/28 (Mon) |
- 土沖 18禁 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
拍手ありがとうございます!
E2クリアしました、でもE3クリアできる気がしません。
風邪で声が出なくなったので、さすがに治さねばと歩いて病院行ったらゴールデンウイークで休みでした。びっくり。
それでは久々の土沖エロ。上京したてなのかもしれない。背徳に溺れる沖田。
すれ違いざま、くいと、袖を引かれた。
そこで振り返った時点でもうだめなのだ。
「総悟」
名前を呼ばれて顔を上げたらもう。
俺には逃げ出せない。
やめなきゃいけないって、わかっているのに。
「んっ、は、あ……」
くちゅ、とわざとらしい音を立てて唇が離れた。
水の幕越しに見える端正な顔は恐らく至近距離から俺を見つめている。
瞬きをして苦しさに生まれた水を雫として逃がして、はっきりとした視界で土方さんを見つめ返す。涙を拭って、鼻の頭に口づけられた。
それがむず痒くて逃げれば、指と指を絡め、首筋を舌が這う。
気持ちよさに身をよじれば嬉しげに口角を上げ、俺を見下ろす、優しい目。
そんな目で見ないで。
ふいと視線からもにげれば、つながれた手はそのままに、愛撫が下降していく。
受け入れてはいけないのに、気持ちよさに身体が跳ねて、声がでる。
あめ玉をゆっくりゆっくり舐るように、ゆっくりゆっくり溶かされて。慣れた身体は土方さんを受け入れようと開いていく。
「あ、あっ、はぁ……」
三本もの指が身のうちにある。それが開いたり閉じたり、深くまで沈めては引き抜いたり、悪戯に動いて翻弄される。
「きもちいいか?」
からかうでもない、優しく、でも興奮していることが伝わる声。
こくこく頷けば、満足げな顔をして、体中にキスをしてくる。
愛されているのだと、勘違いしてしまいそう。
そうして、はしたなく身体がほしがる頃に土方さんは指を抜いて、俺に覆い被さる。逞しいからだを汗ばませて、堅く濡れたものをとろけきった俺の穴に擦り付けて、雄の顔をする。
「総悟、いいか」
いつもの澄まし顔じゃない、男らしい顔に見つめられれば、とうに逃げられなくなっていた俺は、求められるがまま求めるしかできなくて。
「ほしい、でさ、ぁっ、ああぁ……!」
望んだとおりに、圧迫感と少しの痛みとともに、身体が満たされる。
痛いのがいい。間違ったことをしているのだと、意識させてくれる。だから、ほんとうは痛いほうが、いい。
でも土方さんは優しくて、求めても痛みなんてくれない。入れた瞬間少し痛むだけ。
代わりに、逃れられなくなるほどの快楽を、くれる。
「は、あ、あ、っあ、あーー、っ」
耳をふさぎたくなるような声が、ふさげない口から漏れていく。
きもちよくって、いけないことだとわかっていても、土方さんの腰の動きにあわせて腰を揺すってしまう。足も、つないでない方の手も、土方さんに縋って絡みつく。
「そうご、」
「っひじか、たさ、んっ! やぁぁそこ、だめっ、だめぇ……」
「なんで、だめなんだ?」
「ひ! あ、きもち、くって……だめ、でさっ」
ちゃんと答えたのに、それでも弱いところをぐりぐり刺激される。
身も蓋もなく喘いで、快感に浮かされたままにきもちいいと何度も繰り返せば繰り返すほど、土方さんの腰の動きは激しくなって。
「ひゃぁ、いくっ、いっちゃ、あああ!!」
腰を振りたくって強請れば、自慰なんかとは比べものにならない絶頂とともに、体内に温かい液体を注がれる。土方さんの、精液だ。
「は、ぁっ、」
繋がったまま、射精の余韻に酔いしれる。
けれどそれも長くは続かなくて。中にある、土方さんのものに意識が向かってもぞり、身をよじれば、土方さんの指が唇をなぞった。
できることなら、本当なら、今すぐにでもこの行為を終えて部屋に帰って、もう二度とこんなことをしないようにしなければならないのに。
「もっと、くだせェ……」
逃げられない、ずるい俺を許して。
E2クリアしました、でもE3クリアできる気がしません。
風邪で声が出なくなったので、さすがに治さねばと歩いて病院行ったらゴールデンウイークで休みでした。びっくり。
それでは久々の土沖エロ。上京したてなのかもしれない。背徳に溺れる沖田。
すれ違いざま、くいと、袖を引かれた。
そこで振り返った時点でもうだめなのだ。
「総悟」
名前を呼ばれて顔を上げたらもう。
俺には逃げ出せない。
やめなきゃいけないって、わかっているのに。
「んっ、は、あ……」
くちゅ、とわざとらしい音を立てて唇が離れた。
水の幕越しに見える端正な顔は恐らく至近距離から俺を見つめている。
瞬きをして苦しさに生まれた水を雫として逃がして、はっきりとした視界で土方さんを見つめ返す。涙を拭って、鼻の頭に口づけられた。
それがむず痒くて逃げれば、指と指を絡め、首筋を舌が這う。
気持ちよさに身をよじれば嬉しげに口角を上げ、俺を見下ろす、優しい目。
そんな目で見ないで。
ふいと視線からもにげれば、つながれた手はそのままに、愛撫が下降していく。
受け入れてはいけないのに、気持ちよさに身体が跳ねて、声がでる。
あめ玉をゆっくりゆっくり舐るように、ゆっくりゆっくり溶かされて。慣れた身体は土方さんを受け入れようと開いていく。
「あ、あっ、はぁ……」
三本もの指が身のうちにある。それが開いたり閉じたり、深くまで沈めては引き抜いたり、悪戯に動いて翻弄される。
「きもちいいか?」
からかうでもない、優しく、でも興奮していることが伝わる声。
こくこく頷けば、満足げな顔をして、体中にキスをしてくる。
愛されているのだと、勘違いしてしまいそう。
そうして、はしたなく身体がほしがる頃に土方さんは指を抜いて、俺に覆い被さる。逞しいからだを汗ばませて、堅く濡れたものをとろけきった俺の穴に擦り付けて、雄の顔をする。
「総悟、いいか」
いつもの澄まし顔じゃない、男らしい顔に見つめられれば、とうに逃げられなくなっていた俺は、求められるがまま求めるしかできなくて。
「ほしい、でさ、ぁっ、ああぁ……!」
望んだとおりに、圧迫感と少しの痛みとともに、身体が満たされる。
痛いのがいい。間違ったことをしているのだと、意識させてくれる。だから、ほんとうは痛いほうが、いい。
でも土方さんは優しくて、求めても痛みなんてくれない。入れた瞬間少し痛むだけ。
代わりに、逃れられなくなるほどの快楽を、くれる。
「は、あ、あ、っあ、あーー、っ」
耳をふさぎたくなるような声が、ふさげない口から漏れていく。
きもちよくって、いけないことだとわかっていても、土方さんの腰の動きにあわせて腰を揺すってしまう。足も、つないでない方の手も、土方さんに縋って絡みつく。
「そうご、」
「っひじか、たさ、んっ! やぁぁそこ、だめっ、だめぇ……」
「なんで、だめなんだ?」
「ひ! あ、きもち、くって……だめ、でさっ」
ちゃんと答えたのに、それでも弱いところをぐりぐり刺激される。
身も蓋もなく喘いで、快感に浮かされたままにきもちいいと何度も繰り返せば繰り返すほど、土方さんの腰の動きは激しくなって。
「ひゃぁ、いくっ、いっちゃ、あああ!!」
腰を振りたくって強請れば、自慰なんかとは比べものにならない絶頂とともに、体内に温かい液体を注がれる。土方さんの、精液だ。
「は、ぁっ、」
繋がったまま、射精の余韻に酔いしれる。
けれどそれも長くは続かなくて。中にある、土方さんのものに意識が向かってもぞり、身をよじれば、土方さんの指が唇をなぞった。
できることなら、本当なら、今すぐにでもこの行為を終えて部屋に帰って、もう二度とこんなことをしないようにしなければならないのに。
「もっと、くだせェ……」
逃げられない、ずるい俺を許して。
方向音痴
- 2014/04/13 (Sun) |
- 土沖 18禁 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
久々にえろが書きたくなって、甘いのを書こうと思ったのにどうしてこう殺伐としたのか。誘い受けはどこへいった。
自分は言わないくせに、俺には言わせようとする。そういうところも、大嫌い。
「総悟、行くぞ」
談話室で花札に興じていたら、通りかかった土方さんがさも約束をしていたかのように声をかけてきた。そんなことされたら、相手をしていた隊士は副長とお約束があったんですね、と、そそくさと片付けてしまうし周りも行ってらっしゃいと俺を追い出し始めるし、ついて行かざるを得なくなる。
「……てっきりやめたのかと」
宿へついて早々にそう言えば、土方さんは俺を一瞥した。
「なにをだ」
「俺と寝るの」
返事もせずに土方さんは俺を布団に押し倒した。それで誤魔化したつもりか。
別に、土方さんと付き合ってるわけではないから、これ以上なにか言うつもりはないけども。
俺が弱い、首筋から肩にかけてを唇が撫でて、吸って、噛まれる。
鬱血痕を残すのは独占欲の現れだとかよく言うが、この人に限ってそれはないだろう。俺を独占したいと思っているはずがない。できるはずがないことをよくわかっているだろうし。
弱いところを攻められれば当然に息は上がって気持ちよくなる。手際よく全裸に剥かれて、性器もいやらしい音を立ててしごかれれば悶える。
あまりの快感に掴んだシーツが千切れそうだ。剣の腕では勝っていても、口は俺の方が上手でも、床に入ると勝ち目はない。
「んんっ、はぁ、あ、あぁっ!」
そうして指が中に入ってくると、白旗をあげるしかなくなる。
よほど切羽つまっているのかいつにもまして性急な土方さんは、指を三本いれたと思えばすぐになかをかき回し始めた。
「ひ、ぁっ、や、あっ、あー!」
きもちよくってたまらなくて、背をそらしてとっくにぐちゃぐちゃだった性器から精液を飛ばす。
余韻に浸りながら後ろを締め付けている最中に指を引き抜かれてその刺激に新たな火がつく。ぐち、と、息つく暇もなく土方さんのが入ってくる。
そこで漸く、土方さんが怒っていることに気づいた。思えば一言もはなしかけられてなければ、いつものようにいれるぞ、の一言もない。
瞑るか天井を見るかだった目をちらりと土方さんに向ける。気持ち良さそうだけどいつもと違う、少し怒気を孕んだ荒々しい顔。
ひどくされるんじゃ、そう危惧するけれど律動はいつも通り、馴染ませるような動きだった。
「っあ、ん、ん、は、あぅっ…」
足を肩にかけて深くまで繋がる。それが堪らなくてつい、両手でしがみついてしまう。それでも快楽に顔を歪ませる程度の反応で終わる。
謝ってでもほしいのか。
未だに口を開かなければ視線もあわせない土方さんに腹立たしさが生まれる。
こんな、まるでただの穴のような扱いをしやがるくせに、他にセフレなんてたくさんいるくせに、この人が俺を特別に思っているのを、薄々感づいてはいる。そうじゃなきゃどんなに面がこんなでも俺になんて手を出さないだろう。
でも、それをおくびにもださないようにしているから俺も気付かないふりをする。
だから、いつものように意地をはってみせる。俺から折れてねだったり、名前を呼んでやったりなどするものか。
「ふ、ぁ、あ、あ、っんー!」
でも。できることなら。
いつもみたいに暑苦しい、低くて背筋が痺れるような声で名前を呼ばれたい。俺がみっともなく喘いでよがって達するのを、その目で見つめられたい。
せっかく久々にこうしてアンタの腕の中にいるのに。
心は満たされないまま、内から与えられる性感に達した。
自分は言わないくせに、俺には言わせようとする。そういうところも、大嫌い。
「総悟、行くぞ」
談話室で花札に興じていたら、通りかかった土方さんがさも約束をしていたかのように声をかけてきた。そんなことされたら、相手をしていた隊士は副長とお約束があったんですね、と、そそくさと片付けてしまうし周りも行ってらっしゃいと俺を追い出し始めるし、ついて行かざるを得なくなる。
「……てっきりやめたのかと」
宿へついて早々にそう言えば、土方さんは俺を一瞥した。
「なにをだ」
「俺と寝るの」
返事もせずに土方さんは俺を布団に押し倒した。それで誤魔化したつもりか。
別に、土方さんと付き合ってるわけではないから、これ以上なにか言うつもりはないけども。
俺が弱い、首筋から肩にかけてを唇が撫でて、吸って、噛まれる。
鬱血痕を残すのは独占欲の現れだとかよく言うが、この人に限ってそれはないだろう。俺を独占したいと思っているはずがない。できるはずがないことをよくわかっているだろうし。
弱いところを攻められれば当然に息は上がって気持ちよくなる。手際よく全裸に剥かれて、性器もいやらしい音を立ててしごかれれば悶える。
あまりの快感に掴んだシーツが千切れそうだ。剣の腕では勝っていても、口は俺の方が上手でも、床に入ると勝ち目はない。
「んんっ、はぁ、あ、あぁっ!」
そうして指が中に入ってくると、白旗をあげるしかなくなる。
よほど切羽つまっているのかいつにもまして性急な土方さんは、指を三本いれたと思えばすぐになかをかき回し始めた。
「ひ、ぁっ、や、あっ、あー!」
きもちよくってたまらなくて、背をそらしてとっくにぐちゃぐちゃだった性器から精液を飛ばす。
余韻に浸りながら後ろを締め付けている最中に指を引き抜かれてその刺激に新たな火がつく。ぐち、と、息つく暇もなく土方さんのが入ってくる。
そこで漸く、土方さんが怒っていることに気づいた。思えば一言もはなしかけられてなければ、いつものようにいれるぞ、の一言もない。
瞑るか天井を見るかだった目をちらりと土方さんに向ける。気持ち良さそうだけどいつもと違う、少し怒気を孕んだ荒々しい顔。
ひどくされるんじゃ、そう危惧するけれど律動はいつも通り、馴染ませるような動きだった。
「っあ、ん、ん、は、あぅっ…」
足を肩にかけて深くまで繋がる。それが堪らなくてつい、両手でしがみついてしまう。それでも快楽に顔を歪ませる程度の反応で終わる。
謝ってでもほしいのか。
未だに口を開かなければ視線もあわせない土方さんに腹立たしさが生まれる。
こんな、まるでただの穴のような扱いをしやがるくせに、他にセフレなんてたくさんいるくせに、この人が俺を特別に思っているのを、薄々感づいてはいる。そうじゃなきゃどんなに面がこんなでも俺になんて手を出さないだろう。
でも、それをおくびにもださないようにしているから俺も気付かないふりをする。
だから、いつものように意地をはってみせる。俺から折れてねだったり、名前を呼んでやったりなどするものか。
「ふ、ぁ、あ、あ、っんー!」
でも。できることなら。
いつもみたいに暑苦しい、低くて背筋が痺れるような声で名前を呼ばれたい。俺がみっともなく喘いでよがって達するのを、その目で見つめられたい。
せっかく久々にこうしてアンタの腕の中にいるのに。
心は満たされないまま、内から与えられる性感に達した。
春の嵐
- 2014/03/31 (Mon) |
- 土沖 18禁 |
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拍手ありがとうございます!
遊郭ネタ好きなので参考に本買ったのに最近読めていない。勿体ない。
今日はすごい嵐でした。バイトはヘルプだし風で電車遅れてるし散々でした。
土沖小ネタ。軽く5年後。
桜の枝を弄る、総悟の長い髪に触れながらそれはどうしたのかと聞けば素っ気なく拾ったのだと返された。春の嵐の過ぎ去った、濡れたアスファルトの上に落ちていたのだと。
可憐に咲いた花もあれば、開きかけのものもこれから咲くはずだった芽もある。
もったいねぇな、と僅かに思うがそれも思考の俎上からは消えて、目の前の白い首筋に唇を寄せる。
は、と甘く息を吐きはしたが、まだその気ではないらしい総悟は枝をくるくると回している。
懐から手を入れ、纏う緋色を乱していく。現れた白い肌は匂い立つように艶やかだ。これは拾いものではなく俺が手折った花だ。
殊更ゆっくりと、愛撫を続ければじれたように名を呼ばれた。
「土方さん」
「なんだ?」
「わかってるでしょう」
枝を握ったままの腕が背に回される。そのまま意図的にか濡れた瞳が媚びて見せて、もったい付けるようにゆるりと、唇を寄せられた。
何も知らない子どもだったのに。俺が、男をその気にさせる術を教え込んだ。それを物の見事に吸収して育ったこいつには、元々才能があったのかもしれない。
「アンタが純真に咲くはずだった俺を手折ったんでさ。ちゃんと責任とってくだせぇよ」
「……本当、恐ろしい餓鬼だよ。おまえは」
「誉め言葉ですねィ」
**
「んん、っは、あ、ひじ、かたさ、」
「ん、」
太腿の裏側をぐいと押し、より深く番うと切なげに眉を寄せ、総悟は背に爪を立ててきた。序でにこんなになってまでも手放さなかった枝が背に軽く刺さる。
「いてぇよ」
「このまま、刺し殺してやりやしょうか」
欲に潤んだ目を向け、何も持っていない手で俺をかき抱きながら、笑みを浮かべる。
「そうしたいなら、してみろよ」
「っあぁ! ん、あ、っちょ、ひきょう、でさっ!」
律動にあわせて長い髪が揺れる。錦糸のようなそれの美しさもさるものながら、頬を上気させ喘ぐ表情も、相変わらず綺麗だ。いつものすました顔とは打って変わった、色欲にとろけた顔。別人のようだ。
「はぁ、っあ、あ、ん……!」
必死になって俺にしがみついて、腰を揺らし、漸く総悟は枝を手放した。
遊郭ネタ好きなので参考に本買ったのに最近読めていない。勿体ない。
今日はすごい嵐でした。バイトはヘルプだし風で電車遅れてるし散々でした。
土沖小ネタ。軽く5年後。
桜の枝を弄る、総悟の長い髪に触れながらそれはどうしたのかと聞けば素っ気なく拾ったのだと返された。春の嵐の過ぎ去った、濡れたアスファルトの上に落ちていたのだと。
可憐に咲いた花もあれば、開きかけのものもこれから咲くはずだった芽もある。
もったいねぇな、と僅かに思うがそれも思考の俎上からは消えて、目の前の白い首筋に唇を寄せる。
は、と甘く息を吐きはしたが、まだその気ではないらしい総悟は枝をくるくると回している。
懐から手を入れ、纏う緋色を乱していく。現れた白い肌は匂い立つように艶やかだ。これは拾いものではなく俺が手折った花だ。
殊更ゆっくりと、愛撫を続ければじれたように名を呼ばれた。
「土方さん」
「なんだ?」
「わかってるでしょう」
枝を握ったままの腕が背に回される。そのまま意図的にか濡れた瞳が媚びて見せて、もったい付けるようにゆるりと、唇を寄せられた。
何も知らない子どもだったのに。俺が、男をその気にさせる術を教え込んだ。それを物の見事に吸収して育ったこいつには、元々才能があったのかもしれない。
「アンタが純真に咲くはずだった俺を手折ったんでさ。ちゃんと責任とってくだせぇよ」
「……本当、恐ろしい餓鬼だよ。おまえは」
「誉め言葉ですねィ」
**
「んん、っは、あ、ひじ、かたさ、」
「ん、」
太腿の裏側をぐいと押し、より深く番うと切なげに眉を寄せ、総悟は背に爪を立ててきた。序でにこんなになってまでも手放さなかった枝が背に軽く刺さる。
「いてぇよ」
「このまま、刺し殺してやりやしょうか」
欲に潤んだ目を向け、何も持っていない手で俺をかき抱きながら、笑みを浮かべる。
「そうしたいなら、してみろよ」
「っあぁ! ん、あ、っちょ、ひきょう、でさっ!」
律動にあわせて長い髪が揺れる。錦糸のようなそれの美しさもさるものながら、頬を上気させ喘ぐ表情も、相変わらず綺麗だ。いつものすました顔とは打って変わった、色欲にとろけた顔。別人のようだ。
「はぁ、っあ、あ、ん……!」
必死になって俺にしがみついて、腰を揺らし、漸く総悟は枝を手放した。
072
- 2013/07/02 (Tue) |
- 土沖 18禁 |
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「ひ、ぃ……あっ!」
もう何度目か分からない欲を吐き出し、疲労感に身を任せようとするけれど。一度収まったはずの性欲が再び芽を出して手中の性器はまた力を取り戻す。
もういやだ。
何度しても収まってくれない。普段から自慰なんてあまりしないから、もう千擦りなんてゆうに超えてるんじゃないかと思うぐらい自身をしごいたいま、ただの苦痛でしかない。
眠気も混じって視界が潤む。
「うぅ……も、やだ……」
なんでこんなことになったのか。
拾った飴を食べた所為か、それぐらいしか思い浮かばない。
どうしたらこれは治るんだろう。もう拾ったものなんて食べないから。信じてもいない神様にひたすらに祈る。こんなみっともない姿見られてもいいから誰かいないのか、治してくれる人は。
近藤さん……には見せられない。
……土方さんなら。この手のことも慣れてるから、きっとどうにかしてくれる。
「っひじかた、さん……あ、っ」
助けて。
きっと今夜も女のところにいるだろう、一夜ぐらい困ってる人の相手してもいいんじゃないか。いやか、やっぱ。
「ひじか、っぁ、ん!」
勢いなく精が吐き出されてまた敷布を汚す。
それでも蘇る興奮にぼたぼた涙が落ちる。
助けて。
というわけで土方の名前を呼びながら自慰する沖田。
拍手ありがとうございます!
もう何度目か分からない欲を吐き出し、疲労感に身を任せようとするけれど。一度収まったはずの性欲が再び芽を出して手中の性器はまた力を取り戻す。
もういやだ。
何度しても収まってくれない。普段から自慰なんてあまりしないから、もう千擦りなんてゆうに超えてるんじゃないかと思うぐらい自身をしごいたいま、ただの苦痛でしかない。
眠気も混じって視界が潤む。
「うぅ……も、やだ……」
なんでこんなことになったのか。
拾った飴を食べた所為か、それぐらいしか思い浮かばない。
どうしたらこれは治るんだろう。もう拾ったものなんて食べないから。信じてもいない神様にひたすらに祈る。こんなみっともない姿見られてもいいから誰かいないのか、治してくれる人は。
近藤さん……には見せられない。
……土方さんなら。この手のことも慣れてるから、きっとどうにかしてくれる。
「っひじかた、さん……あ、っ」
助けて。
きっと今夜も女のところにいるだろう、一夜ぐらい困ってる人の相手してもいいんじゃないか。いやか、やっぱ。
「ひじか、っぁ、ん!」
勢いなく精が吐き出されてまた敷布を汚す。
それでも蘇る興奮にぼたぼた涙が落ちる。
助けて。
というわけで土方の名前を呼びながら自慰する沖田。
拍手ありがとうございます!