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梅々

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めりくりっ!

ハイドとやまぴーとキンキの二人がかわいかったMステ。
クリスマスだなぁと思いました。大体毎年、クリスマスは年賀状かいてます。あと七枚書けば終わります。
あと、ハリポタ見ました。謎のプリンスですね。もう最初のダンブルドア校長先生がハリーの肩を抱くシーンで涙ぐみました。そして先生が死んでしまうとこでも。小説で泣きましたからね。大好きだったのに・・・。
スネイプは最終巻読むと泣けますよね。もうなにあのこ。今まで嫌ってごめんなさいとなります。





それではなんとか終わったトッシー×沖田でクリスマス。
クリスマス関係ないし、変態的にはならなかったけれどこれはこれで許してください。
背後注意です!スランプかもです!←
















サンタさんが届けたのは

純粋な愛情





雪夜には程遠い





その指は優しい。そのくせして、変態的だ。
俺自身には触れず俺をイかせることなく、内部を解す。そして俺が果てそうになると根本をキュッと握り、身悶える様子をじぃっと熟視るのだ。童貞のくせに小賢しい。
オタクだからマニアックなプレイのものばかり見ていたのかもしれない、偏見に違いないけれどこいつを見ていたら本気でそう思う。
スカートの中に顔を突っ込んで、指を抜き差ししている孔やその周りをペロペロと舐める。拙い動きが新鮮でこそばゆく、熱い奔流を下腹部へ導く。

「あっ・・・んん、やぁっ・・・!」

「沖田先輩のココ、すごく柔らかくなったナリ。それに、すごいひくひくしてる・・・」

「言う、なっ・・・んゃあ! ひ、ぃ、っやん・・・・・・っ」

見られている、というだけで屈辱により感じさせれているのに、その上状態まで言われるとおかしくなるんじゃないかと思うほど体が疼く。こんな風に言われたことがないから余計恥ずかしくて、涙が止まらない。
あの人が好きだと自覚した、それなのにそうであって違う人によがっている。土方さんとトッシーがどういう関係かなんて興味なくて、山崎の説明を聞き流していたけれどこうなったいま猛反省。ちゃんと聞いておけば良かった。たしか二重人格みたいなものらしいからコイツ=土方さんではあるのだろうけれど、中々同一視はできない。仕事の鬼と生粋のニートを等号で結べないような固い頭の持ち主ではないけれど、色々と正反対にあるから難しい。
手が離れたと思ったら足を大きく開かされ、人工の灯りが濡れたそこに当てられた。そのままトッシーは鼻歌を歌いながら視界の外へ消えてしまう。
こんな格好で放置かよ、誰か来るなんて万が一、億が一にも無いけれど羞恥がじわじわと込み上げる。涙を拭くことさえできなくて、俺にできることは精々感じることぐらいで、もし体が自由なら主導権を握れるのにと悔しい。
どうせヤるのなら、優位でありたいと思うのは普通だろう。

「沖田先輩っ!」

カシャッ。

「っ!?」

呼ばれて反射的にそっちを見ると、白い光に目が眩んだ。呆気にとられつつも何かを見定めようとすると、それはただの携帯だった。ならば白い光はフラッシュか。
携帯の、フラッシュ。
さぁ・・・と血の気が引く。今の自分の姿は土方さんでさえ見たことがないんじゃないかというほど淫猥なもので、それを撮られただなんて。嘘だろ、と思っているとじゃーん! とトッシーが携帯の画面を此方へ向けてきた。同じ機種だから知っている、画質がとても良いことを。
見たくないのにその画面をじっと見てしまって、死にたくなった。しどけなく手を投げ出しAV女優顔負けの蕩けきった表情に、乱れた胸元。そして何よりも一番ピントを合わせて撮られた、解れきった秘孔と蜜に濡れた性器。
これは知らない人だ、そう言われたら素直に頷けるのに、紛れもなく自分自身で。

「ぃやっ・・・やだぁ・・・消せ、早くっ!」

「だーめ。いつまでもとっておくナリ。可愛い姿、もっと撮らせてほしいでござる♪」

「やだぁっ・・・!! 死ねっ! くたばれ地獄へ落ちろっ!」

「静かにしなきゃもっと破廉恥な姿とらせるぞ?」

「っ・・・」

一瞬土方さんかと思うような低い声を出して、トッシーはいつものようにへらっと笑った。俺の手を大腿を掴むように配置して、彼は再びカメラを構える。
自分の恥態により反応して蜜を流すそれをアップで何枚も撮って、引いてまた数枚撮る。あの写真をもし土方さんが見たら。なんて考えたくもないけれどあれは土方さんの携帯だから消さない限り絶対に見られる。
軽蔑されることはないだろう、けれど絶対に何か言ってくる。弱味を握ったようなものなのだから。
涙はひっきりなしに流れ、嗚咽まで零れてしまった。羞恥だけではない、もどかしさに泣く俺に、パタンとトッシーは携帯を閉じた。シャッター音だけにも感じてしまう、けれど視線だけじゃなくて触られたい。
強く触れられて、果てたいのに。

「沖田先輩・・・」

「も、ゃだ・・・っ! ひっく・・・・・・」

「どうされたいか、ちゃんと言うでござる」

「・・・っ分かってん、だろィ?」

「なんのことでござるか?」

俺の顔の横に腕をつき、トッシーは顔中にキスを降らしてくる。やわやわと赤く尖った胸の飾りを揉まれると我慢なんてできなくなる。
体の疼きをどうにかできるのはこの男だけだから、唇を戦慄かせしゃくりあげながらも強請る。
やっぱこいつは土方さんの一部なんだ、だって、欲しい気持ちは膨らむばかり。

「触っ、て・・・くだせェっ」

「触って、どうされたい?」

「イきてぇ・・・でさ・・・」

「それだけで、いい?」

「・・・・・・ひとつになってくだせ・・・ッあぁぁっ!」

本音を口にした途端いままでろくに触れられなかった性器を握られ呆気なく吐精してしまった。その最中も上下に扱かれて狂いそうになる。
潤んだ視界に映る顔じゃあ土方さんかトッシーか一切分からない。いまは大した問題ではないからいいけれど。
感触を確かめるように中に指が入れられる。気持ち良さに腰が揺れて、少しずつ体の自由が利くようになってきたと分かる。なんとか腕を動かして頬まで持ち上げると優しく包まれた。
瞬きした視界に映った彼は穏やかな笑みを浮かべていて、それなのに瞳は獣のようで。

「どうしたナリか?」

「好きでさ、っ・・・土方さん」

「っ・・・何言ってるでござるか」

「べつにっ・・・。おまえは嫌いでィ」

フイと顔を背けるけれどどうしても気になるらしい。指で速く深く中を刺激されて背が反る。イきたい、けれどこんなにじわじわされるのは好きじゃない。だから視線だけで訴える。催促されていないのに自分から口にするなんて、正気の沙汰じゃないから。
それでもまだ気になっているようで中々、満たしてはくれない。

「ぁ、っ早く・・・この童貞がっ・・・ァんっ」

「分かったナリ・・・っ」

「んっ、あっ・・・あぁ、ひっ・・・・・・」

着流しを左右に乱して現れた彼の性器は今まで見たことのないぐらい大きくなっていてしかも既に濡れていて、トッシーには勿体無いと本気で思った。
それが、中に入ってくる感覚。痛みはあっても期待がそれを上回るから堪えられて。必死になってしがみついて、トッシーの腰に足を絡めた。
目眩がする。
体から力が抜ける。また絶頂を迎えてしまった。

「やぁんっ、あっ・・・もっと・・・!」

「っ挿れただけでイっちゃったナリか?」

「るさっ・・・はやく、動けっ・・・!」

「っはぁ、すごい・・・」

きゅっと襞を絡めると吐息が降ってきて、そんな些細なことにまで肌が粟立った。中に在るだけで快感を得てしまうけれど、そんなんで満足するはずがない。腰を揺すって強弱つけて締め付ける、自慰めいたことをしてどうにか今以上を求めていると突然、中のものが動き始めた。

「ひゃっ・・・あ、ァひっ・・・んんっ、ぁ!」

それは腰が砕けるんじゃないかというほどの遠慮ない強さで、突かれるたび達してしまいそうになる。
求めていたものが与えられた充足感に瞼を閉じると、弱いところに強かに打ち付けられた。

「っあああぁぁ・・・!」

「沖田先輩っ!」

身震いしながら白濁を散らす。体内を彼の精液で満たされてその心地好さに意識を手放した。


**


『拙者に任すでござる』

とトッシーが言ったのは一週間前のことだ。
最近はトッシーが表に出ることがなかったから油断していたけれど話しかけられてビビった。まだいたわコイツ。俺の一部だし。
しかもそれが総悟との関係をどうにかしようと悩んでいたときだったから尚更だった。

『拙者なら、沖田先輩の気持ちを聞けるナリ』

そのときは本当かと疑ったが疑って悪かったといまは思っている。
携帯に残された十数枚の写真をパソコンに送りながらすやすや眠る総悟の髪を撫でる。着乱れていたメイド服はちゃんと整えた。着替えさせるのはもったいなくてそのままなのだが、起きたら総悟はどんな反応をするか。
とにかく一日遅れのサンタが届けてくれたプレゼントを有効に活用しようと携帯を閉じた。





--------------


×あとがき。
○解説

土方さんは常に覗き見しててたまに表に出てきています。萌え過ぎてたまらなかったんです彼はきっと!
なんて便利な二重人格!
っつか二重人格ではないですね←
とにかくメリクリですっ!

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