梅々
苑咲早良が運営する銀魂BL小説サイトです。 心意気は18禁。 著作権的な何かは放棄していません。マナーは守ってください。 メールフォームやコメント欄は下にありますので、何かございましたらお気軽にご使用ください。感想とか頂ければ舞い上がります! 不定期更新な別館を作成しました。ミツバさん愛してる! 気が向いたらお越しください→http://tokosienoai.dou-jin.com/
自宅
「総悟ォォォォ!!」
聞き慣れた怒声、ばたばた廊下を駆ける音。
迷惑だな、などと思いつつ、耳をすましていると足音は此方に向かって来ているようで次第に大きくなってきた。
げ。
かったるい。早々に部屋へ引き上げるか、思った俺の、視界に揺れる道場時代からの馴染みである、鬼。
「永倉ァ!」
「あー?」
「総悟しんねーか?」
「あぁ、さっき食ど・・・」
「ンのヤロー! 総悟ォォ!」
「・・・俺といるっつっただけで、怒んだよなー」
話も聞かずに食堂へ向かった土方を見て、ふぅ、と息を吐く。振り返った庭の茂み。それがカサカサ揺れる。
「もう行った?」
「おー。だからさっさと離れろ。副長は一回怒るとしつけぇから」
「はは。言えてらァ」
黄金の髪に葉を絡ませ、弟分である少年が立ち上がる。子どもの頃から変わらぬ中性的な容姿、反して辛辣な言葉を生む赤い唇。
永倉に少年趣味はない。上司とは違い。
「まぁたお仕置きされんじゃね? 大変だなぁ、沖田隊長」
「揶揄うのは止してくだせぇよ」
「だってそういう関係なんだろ?」
揶揄うとブスッと年相応の顔をする。このての冗談に弱いのだ、この少年は。ケロッとその甘い造形に会わぬことを言うくせに、だ。
土方は昔から女遊びが激しかった。此方来てからもよく原田等と共に花街へ行ったものだ。
それがいまはどうだ。
会った直後から犬猿の仲だった二人が恋仲で、土方に至っては女遊びもすっぱり止め、この少年を溺愛している。
人生どうなるか、さっぱりだ。
「ほら、謝ってこい」
「はー? 永倉さん、余計なお世話でさ」
「じゃあ今晩、原田と副長室前まで遊びに行くからよ、精々お仕置きされろー」
そろそろ見廻りの時間だと、背を向けるとチッと舌打ちが聞こえた。
かわいいツラしてんのによ。苦笑をもらしつつも背後の気配が土方の後を追ったのを確かめる。
(ああ、今日も平和だ!)
はい、永倉祭。若干永倉はどれだったか覚えてないんだけども←
カマっぽいのやったらどないしよ。そんときはそんとき。
家の五月蝿さに帰ってきたことを実感致します。
今日も某笑顔動画に入り浸りながら勉強しとりました。
ふぅ。
聞き慣れた怒声、ばたばた廊下を駆ける音。
迷惑だな、などと思いつつ、耳をすましていると足音は此方に向かって来ているようで次第に大きくなってきた。
げ。
かったるい。早々に部屋へ引き上げるか、思った俺の、視界に揺れる道場時代からの馴染みである、鬼。
「永倉ァ!」
「あー?」
「総悟しんねーか?」
「あぁ、さっき食ど・・・」
「ンのヤロー! 総悟ォォ!」
「・・・俺といるっつっただけで、怒んだよなー」
話も聞かずに食堂へ向かった土方を見て、ふぅ、と息を吐く。振り返った庭の茂み。それがカサカサ揺れる。
「もう行った?」
「おー。だからさっさと離れろ。副長は一回怒るとしつけぇから」
「はは。言えてらァ」
黄金の髪に葉を絡ませ、弟分である少年が立ち上がる。子どもの頃から変わらぬ中性的な容姿、反して辛辣な言葉を生む赤い唇。
永倉に少年趣味はない。上司とは違い。
「まぁたお仕置きされんじゃね? 大変だなぁ、沖田隊長」
「揶揄うのは止してくだせぇよ」
「だってそういう関係なんだろ?」
揶揄うとブスッと年相応の顔をする。このての冗談に弱いのだ、この少年は。ケロッとその甘い造形に会わぬことを言うくせに、だ。
土方は昔から女遊びが激しかった。此方来てからもよく原田等と共に花街へ行ったものだ。
それがいまはどうだ。
会った直後から犬猿の仲だった二人が恋仲で、土方に至っては女遊びもすっぱり止め、この少年を溺愛している。
人生どうなるか、さっぱりだ。
「ほら、謝ってこい」
「はー? 永倉さん、余計なお世話でさ」
「じゃあ今晩、原田と副長室前まで遊びに行くからよ、精々お仕置きされろー」
そろそろ見廻りの時間だと、背を向けるとチッと舌打ちが聞こえた。
かわいいツラしてんのによ。苦笑をもらしつつも背後の気配が土方の後を追ったのを確かめる。
(ああ、今日も平和だ!)
はい、永倉祭。若干永倉はどれだったか覚えてないんだけども←
カマっぽいのやったらどないしよ。そんときはそんとき。
家の五月蝿さに帰ってきたことを実感致します。
今日も某笑顔動画に入り浸りながら勉強しとりました。
ふぅ。
PR
TRACKBACK
TrackbackURL
COMMENT