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梅々

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ないしょ

拍手ありがとうございます。

思えば私は本当に業を背負わすのが好きだなって。不倫ネタとか……義兄弟とか……なんか申し訳ないけど萌えるし供給少ないので書いていきます。
沖田に卑猥なこと言わせたい病に月に二三度の頻度でかかります。しっとりとした濡れ場ではなく即物的なものがいい。
でも恥ずかしくて打てない!このジレンマ!つらい。
読みたいし書きたいのに両方とも困難。




嫌いな、気に食わない野郎なのに。
多くの秘密を共有してしまった時点で、負けを認めたようなものなのかもしれない。
「へー。こいつ裏切り者だったんですかィ」
「ああ。明晩斬れ」
腹這いに寝そべって山崎の報告書を見る俺の上、覆い被さりながら土方は言った。
報告書に挙げられているのは先月入ったばかりの二番隊隊士。憧れてるんですと、この間手洗いで告白されたのを思い出しながら目を通していると、土方が項に顔を埋めながら両手で寝間着ごと胸を揉んできた。
この男はいつも、まじめな話をしながら俺を抱く。そこに何の意味があるのかわからないまま俺は、抱かれる。
近藤さんに知れず裏切り者を消すのも、こうして体を繋げるのも誰にも内緒。
幼気な俺は近藤さんと秘密を作ることが何よりも好きだったのに、今の俺は近藤さんのためにいけ好かない野郎との秘密ばかり作っている。
この関係に愛はない。
一昔前の衆道のようなものだ、信頼関係を深めるための儀式的な行為。秘密を共有するのなら、閨での枕語りはちょうどよい。
ただそれだけ。気持ちいいけども。
「明日は大事な仕事があるんで、優しくしてくだせぇよ」
「いつも優しいだろうが」
「あれで?」
俺相手に勃つだけでもすごいのに、この人はねちっこく俺を攻めてくる。日頃の仕返しかもしれない。
一度、朝まで繋がったままいさせられたときは矜持も捨てて抜くように泣いて懇願した。中にあるだけで気持ちよくて、でももの足らなくて辛かった。あの日は一日中、繋がったままいるような錯覚を抱いてなにもできなかった。
おとなしくさえしとけば無体なことはしないから、いいけれど。





土方がねちっこく絶倫だからとしか思ってない、土方からの矢印に気づかない沖田好きです。

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祝☆映画化

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