梅々
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あと一日と三日
- 2013/07/05 (Fri) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(0) |
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バイトで二つもミスしてしまいました。店長が優しいからいいよいいよと許してくれるので罪悪感が凄まじいです。ご迷惑おかけしました……。
明日はいよいよ公開日!バイト前に見に行くので8:30のを見ます。初めてこんなに早く映画を見ますよ…。
楽しみだなっ!
続きから天野月子さんの恋を聞いての妄想。
明日はいよいよ公開日!バイト前に見に行くので8:30のを見ます。初めてこんなに早く映画を見ますよ…。
楽しみだなっ!
続きから天野月子さんの恋を聞いての妄想。
テレビも電気も全部消して荷物を持って、靴まで履いて腕時計を眺める。午前六時五十九分五十秒。
秒針が天辺に至ると同時に隣家のドアが開いた音がした。深呼吸をしてからドアを開ける。
「おはよう」
「あ、おはようございやす、土方さん」
不自然に思われないように、気づかなかった振りをしながらも挨拶を返す。
そうして並んでゴミ捨て場まで行くのが、ゴミの日の日課だ。
「学生はそろそろ試験か?」
「そうなんでさ。これさえ終われば夏休みなんですけどねぇ」
「羨ましいな」
いいながら土方さんはふと口角を上げた。
品のある笑い方ですこと。大口開けて笑ったりはしないのかとじっと横顔を見ていれば、何かついてるか?と聞きながら視線を合わされて慌てて顔をぶんぶん横に振る。
一緒に階段を下りて、少し先のT字路にあるゴミ捨て場まで他愛ない世間話をする。そうして、いつも土方さんがゴミを捨てて、ネットを上げといてくれるからそこにおれもゴミを捨てて、土方さんは駅へ続く道へ、俺は高校へ続く道へと別れる。
「じゃあな。今日も頑張れよ」
「土方さんこそがんばってくだせぇ。今日を乗り越えれば休日ですぜ」
「そうだな」
手を振って背を向ける土方さんを見送って、俺も学校へ向かう。
今日もまた教室一番乗りだろうか。寝坊助な俺がこうして早起きできるのは土方さんのおかげだ。去年隣に越してきたサラリーマンの土方さん。引っ越しそばを持ってきてくれたときから気になっていたけど、間違ってうちへ届いた郵便物を届けにいったらお礼にとアイスをくれて、それからずっと、ずっと。
俺は土方さんのことを何も知らないから、こうしてゴミ捨て友達(向こうがそう認識しているかは分からないけれど)のままでいられたらと思うんだけど。
もし隣から夜中、女の人の声がしたらそんな呑気なこと言ってられなくなるのかもしれない。
秒針が天辺に至ると同時に隣家のドアが開いた音がした。深呼吸をしてからドアを開ける。
「おはよう」
「あ、おはようございやす、土方さん」
不自然に思われないように、気づかなかった振りをしながらも挨拶を返す。
そうして並んでゴミ捨て場まで行くのが、ゴミの日の日課だ。
「学生はそろそろ試験か?」
「そうなんでさ。これさえ終われば夏休みなんですけどねぇ」
「羨ましいな」
いいながら土方さんはふと口角を上げた。
品のある笑い方ですこと。大口開けて笑ったりはしないのかとじっと横顔を見ていれば、何かついてるか?と聞きながら視線を合わされて慌てて顔をぶんぶん横に振る。
一緒に階段を下りて、少し先のT字路にあるゴミ捨て場まで他愛ない世間話をする。そうして、いつも土方さんがゴミを捨てて、ネットを上げといてくれるからそこにおれもゴミを捨てて、土方さんは駅へ続く道へ、俺は高校へ続く道へと別れる。
「じゃあな。今日も頑張れよ」
「土方さんこそがんばってくだせぇ。今日を乗り越えれば休日ですぜ」
「そうだな」
手を振って背を向ける土方さんを見送って、俺も学校へ向かう。
今日もまた教室一番乗りだろうか。寝坊助な俺がこうして早起きできるのは土方さんのおかげだ。去年隣に越してきたサラリーマンの土方さん。引っ越しそばを持ってきてくれたときから気になっていたけど、間違ってうちへ届いた郵便物を届けにいったらお礼にとアイスをくれて、それからずっと、ずっと。
俺は土方さんのことを何も知らないから、こうしてゴミ捨て友達(向こうがそう認識しているかは分からないけれど)のままでいられたらと思うんだけど。
もし隣から夜中、女の人の声がしたらそんな呑気なこと言ってられなくなるのかもしれない。
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